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こんなとき、皮膚科のドクターが頼りになる
上手な皮膚科活用法

ふくろ皮膚科クリニック

(横浜市港南区/港南台駅)

最終更新日:2016/01/24

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皮膚科の病気でまず思い浮かべるのは、ニキビやかぶれ、水虫やじんましんなど。しかし、本来皮膚科の診療範囲は実に幅広く、髪の毛、爪、口の中などもその範疇に入るという。今まで内科や外科にかかるべきかしら、と思っていた疾患や症状も、実は皮膚科の専門分野だというものもあるようだ。また、最近では美容やアンチエイジングにかかわる治療や施術を行う皮膚科も増えており、ここ「ふくろ皮膚科クリニック」もそのひとつ。ドクター推奨のメディカルコスメも取扱い、患者からの評判も上々だ。今まで、あまり皮膚科に行く機会がなかった人も、診療の中身を詳しく知ればこれまでとは違う上手な活用法が見つかるかもしれない。(取材日2012年6月6日)

意外に広い皮膚科の診療の守備範囲。正しく知って、賢く活用しよう

Q皮膚科の診療範囲は、とても広いそうですね。
A
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▲日本皮膚科学会認定の専門医資格を持つ袋秀平院長

内視鏡などの特殊な器械を使わず、目で見えるところはすべて皮膚科の診療範囲です。耳の入り口や口の中、皮膚の延長である髪の毛、爪も含まれます。例えば、髪の毛でしたら円形脱毛をはじめとする脱毛症、口の中でしたら口内炎や舌の異常なども診療対象に。口内炎は内科や歯科にかかる人も多いと思いますが、本来の専門は皮膚科です。

Qそのほかに、これは皮膚科にかかるのがいいという疾患はなんでしょう?
A
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▲ニキビ治療や脱毛用の各種レーザー機器も充実している

アトピー性皮膚炎やじんましんなどの疾患です。じんましんができると内臓の病気を心配して内科に行かれる方もあるようですが、実際に内科的な病気が原因となるケースはそれほど多くありません。じんましんは皮膚科の領域。ほかの診療科よりも研究も盛んにおこなわれているので、まずは皮膚科の受診をお勧めします。また、やけどや切りキズ・すりキズに関しても、皮膚科医のほうが対応に慣れています。今は外傷の処置もさまざまな方法があって、当院では湿潤療法をおこなっています。これは患部を十分に洗浄した後、適度に湿った状態を保つことでキズの治りを早くし、キズあとも残りにくい治療法です。患部をかさぶたにせず、消毒液を使わないのが特徴です。消毒薬は、短時間の殺菌効果はあっても持続性がなく、繰り返し使っているうちにかぶれたり、正常な細胞まで傷害してしまったりと、メリットよりデメリットが多いため、現在は消毒薬を使わないこの治療法がやけどやキズの治療法の主流になっています。

Qアトピー性皮膚炎に対してはどのような治療を行っていますか?
A
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▲アトピー性皮膚炎の治療は、肌のバリア機能を整えることが重要

アトピーというとアレルギー、というイメージがあるかもしれませんが、最近では、皮膚が本来持っているバリヤー機能が障害されていることがこの病気の本質である、と考えられています。バリヤーを正常に戻すためには、ステロイドの外用で炎症を抑え、スキンケアを行っていくのが正しい治療であると考えます。もちろん悪化因子になりそうなものを探し出して、それを取り除くのも大事です。

Qこちらでは美容・アンチエイジングのための治療も受けられるのですか?
A
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▲しみやしわ、毛穴の数をカウントするロボスキンアナライザーも完備

もともとはニキビやアトピー性皮膚炎の治療をサポートするために光治療や脱毛レーザーを導入したのですが、患者さんのニーズにお応えしていくうち治療機器も増えてきました。皮膚科で美容的な施術を受けるメリットは、皮膚科の専門医が最初から最後まで責任を持って担当するため安心できるということ。お一人お一人の肌の状態をしっかり診断したうえでレーザーなどの出力や施術法を調整しますから、これまで大きなトラブルは経験していませんし、万が一そのようなことが起こっても、肌のトラブルを治療するのが本業ですから、適切に対処できる点も大きな強みでしょう。

Q皮膚科を受診するときの注意点などありますか?
A
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▲誤った自己診断で病気が悪化するケースも。まずは医師の診断を

患部を出さずに症状だけ説明する患者さんがおいでになります。しかし、皮膚科は目で見て診断する診療科目。見せにくい場所だと、躊躇されるお気持ちもよくわかりますが、それは歯医者さんで口を開けないことと一緒です。例えば、「この腕の湿疹と同じものがお尻にもできています」と言われても、実際に見ると全く別のものであることも多いんです。皮膚疾患の治療は医師が患部を見ることがまず大前提。なので、来院する際は脱ぎ着が楽な服装でいらしてください。患部がお顔の場合は、お化粧をせずお越しいただくか、お申し出くだされば洗顔していただくことも可能です。最後に、これは皮膚科に限らずすべての医療機関にかかるときに共通することですが、薬には飲み合わせの問題などもありますので、日ごろから自分が服用している薬がわかるようにしておきましょう。お薬手帳、もしくは現物を持参されてももちろん結構。スムーズに診療を進めるうえでも、ぜひ覚えておいてほしいことですね。

ドクターからのメッセージ

袋 秀平院長

肌を健やかに保つには規則正しい生活を送ることが基本中の基本。バランスのいい食事、十分な睡眠はもちろん、ストレスを減らすことも重要です。日常生活で注意が必要なのは、紫外線と入浴です。紫外線を避けるのはいまや常識ですよね。そして、洗い過ぎには注意してください。日本人は元来お風呂好き。しかし少々洗い過ぎの人が多いようです。汚れだけでなく、保湿のために重要な角質がはがれるほど洗っている方も見受けられます。角質がなくなってしまうと表皮がむき出しになり、どんどん水分が蒸散。バリヤー機能も壊れてしまうため、ダメージを受けやすい皮膚になってしまうのです。特によくないのは「あかすり」やナイロンタオルのようなものでごしごしこすること。毎日お風呂に入っている方であれば、石鹸の泡だけでも汚れは十分に落とせるはずです。皮膚は全身を映す鏡と言われ、さまざまな体の不具合が出てくる場所。自己判断で市販薬に頼り、かえって悪化させてしまうケースもありますから、問題が起きたら、まずは皮膚科専門医に受診を。どの疾患にも言えることですが、初期の症状であれば治療も長引かずにすみます。

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