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ガミースマイルの人にも適した
歯科用アンカースクリューでの矯正

前田矯正歯科クリニック

(横浜市港南区/港南台駅)

最終更新日:2021/03/25

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  • 自由診療

見た目や機能的な噛み合わせなどをめざす矯正治療。複数の方法がある中で、最近、注目度が高いのが歯科用アンカースクリューを用いた矯正だ。アンカースクリューと呼ばれる矯正用の細いネジを埋め込み支柱にして歯を動かすため、引っ張ってもずれることなく動かしたい歯だけにピンポイントでアプローチでき、いわゆる受け口や出っ歯、笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルなどの改善をめざすという。そこで、早くからこの治療法に取り組み治療経験も豊富な「前田矯正歯科クリニック」の前田眞琴院長に、治療についての詳細や、実際の治療の流れについて聞いた。(取材日2020年12月16日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q歯科用アンカースクリューとはどういったものですか?
A

矯正で歯を動かすときには、動かしたい歯とあまり動かしたくない歯があります。例えば、出っ歯の人は奥の歯はあまり動かさず前の歯だけを引っ込めたいということになりますが、その動かしたくない歯を固定するための補助器具がアンカースクリューです。アンカースクリューは骨に固定するネジで、それを支柱にして前歯だけを引っ張っていきます。こういったものがない時代は、奥歯がなるべく動かないように長い時間ヘットギアなどの装置を使っていただくなど工夫をしていましたが、確実性という意味ではアンカースクリューのほうが優れていると思います。また、奥歯を後ろにずらしたり上げたいという場合にも、使用できる補助器具です。

Qどのような人に向いている矯正治療ですか?
A

どこかの歯をしっかりと固定することが必要な人には適した治療方法ですが、ある程度顎の骨が硬いことが必要になります。そのため、基本的には大人向けで、成長期の人にはあまりお勧めできません。大人の人でも骨が薄い人や骨粗しょう症の人、あまり年齢が高い人は難しい場合もあります。また、従来法では奥歯を固定するために取り外し可能な補助装置をご自宅で使っていただいていましたが、スクリューを打つことでその必要がないため、補助器具を長時間使えない人には非常に有用だと思います。笑うと歯茎が目立ってしまうガミースマイルが気になる人にもこの矯正方法は適しています。

Q治療前の検査がとても重要だと聞きました。
A

お口の中がどんな状態なのかは見た目だけではわかりません。同じように見えていても中身は違うということもあるため、最初の段階での口腔内のチェックやエックス線検査、必要に応じてCTで骨の中を3次元的に調べるなど検査はとても大切です。噛み合わせの位置についても、出っ歯の人の場合、出っ歯に見えないように下の歯を少し前に出して噛む癖がありますが、それは本来の合わせの位置ではなく、本当はもっと上の歯が出ているということもあります。見えている部分だけではなく、長年無意識にやってきた癖なども含めて十分に調べて正確に把握した上で、どんな治療が適切かを検討していくことは、良い治療結果を導くためには必要不可欠です。

検診・治療START!ステップで紹介します

1検査で口腔内の状況をチェック

まずは口腔内のチェックやエックス線検査を行う。見た目だけではわからない部分もくまなく確認。必要に応じてCTで3次元的に骨の状態を診ることもある。その他、噛み合わせの状態やアンカースクリューを打ち込むために必要な骨の硬さも調べるほか、矯正治療中は虫歯になるリスクが高くなるため虫歯の有無の検査も実施。

2カウンセリングで治療方針の決定

検査結果をもとに画像や書面、模型を使ったわかりやすい説明を受け、治療方針を検討していく。同じ結果を得るためには手段が違うこともあれば時期もずらしたほうがいいこともあるため、患者の希望や生活背景も十分に考慮していく。虫歯になるリスクやまれに歯の根っこに傷がつきダメージがあることなど、起こりうる固有のリスクや注意事項もすべて説明。歯周病の炎症や歯石がついている場合はその治療をしてから矯正治療に進む。

3アンカースクリューを入れる

歯茎に麻酔をしてアンカースクリューを埋め込む。治療中は麻酔で痛みは感じにくいが、切れた後は痛みを感じることもあるため、必要に応じて痛み止めが処方される。出血はほとんどないが、時々、スクリューを入れている途中で出血することもあるという。ただ、帰る時には止まっていることがほとんどなので心配はないとのこと。

4アンカースクリューを用いて矯正治療

ユニットで口腔内を見ながら、実際に使用する装置やこれからの治療についての説明を受けて、治療が開始。治療の際には必ず気になることはないか、疑問や不安はないかと声かけをしたり、前田院長が気づいたことはその都度話すことで、患者の緊張感をほぐし、リラックスして治療ができる雰囲気つくりを心がけているという。半年に一度、口腔内の写真を撮り、進行状況について伝えられる。

5矯正治療終了後のメンテナンス

鏡で口の中にどのようにスクリューが収まっているかを確認。治療終了後の後戻りを防ぐための保定期間は最低2年で、その間、定期的に通院し経過を診てもらう。場合によってはなるべく長いほうがよいこともあるそうだ。良好な治療結果につなげるためには、クリーニングやメンテナンスをしっかりと行うことも大切だという。

ドクターからのメッセージ

前田 眞琴院長

歯科用アンカースクリューが歯の根にぶつかると根の部分が傷ついてしまうので、どこに入れ込めば良いかが非常に重要になります。そのため解剖学的な知識が必要になってきますが、そういった知識を持っている矯正専門の歯科医師に相談するのをお勧めします。治療前には、必ず検査をしてご自身の症状を詳しく知り、治療内容を担当医とよく相談して決めてから治療を始めましょう。そこが簡略化されてしまうと適切な治療を選ぶことができないので、現在のお口の中の状態を十分に調べた上で、治療の内容ついて納得できるかをしっかりと検討することをお勧めします。

Dr

自由診療費用の目安

自由診療とは

歯科用アンカースクリューを用いた矯正/約70~80万円

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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