大切な子どもの未来のために
親子で通いたい歯科医院
らいおん歯科クリニック中央林間医院
(大和市/南林間駅)
最終更新日:2023/12/28
- 保険診療
- 自由診療
子どもの口腔の健康を守るには定期的に歯科医院へ通うことが大切だとわかってはいても、子どもが嫌がって受診をためらっている人もいるのではないだろうか。また、パパ・ママ自身も育児や家事、仕事に追われ、自分の歯のことは後回しという状況もあるだろう。南林間駅から徒歩圏内で駐車場を構える「らいおん歯科クリニック中央林間医院」は、そんな子育て世代が安心して通える歯科医院。片山修平院長の専門は小児歯科で、麻酔をする際は注射針を隠すなど子どもの気持ちに寄り添う治療を実践。また、託児サービスも行い、保護者も安心して治療を受けられる環境を整えている。「かかりつけ歯科医院として、地域の皆さまの歯の健康をしっかりサポートしていきたい」と語る片山院長に、幼い頃から家族ぐるみで通院するメリットについて解説してもらった。
(取材日2023年11月8日)
目次
歯の生え始めが歯科医院デビューのタイミング。虫歯や不正咬合など口腔内の状況を確認しよう
- Q子どもはいつから歯科医院に連れて行くのが良いでしょうか?
-
A
1歳半と3歳の乳幼児健康診査のタイミングで歯科を受診されることが多いと思いますが、1歳半の時点ですでに虫歯ができているお子さんも、少ないながら見かけます。夜間の頻繁な授乳や、すでに甘い飲み物をあげている場合は虫歯になることもありますので、できれば歯が生え始める生後6ヵ月頃の歯科医院デビューをお勧めします。口腔内のチェックだけでなく、お口のケアの方法や授乳や離乳食についてのアドバイスも可能です。また、歯質を強化するためのフッ素は、歯が生え始めた直後に塗るのがお勧めです。赤ちゃんの歯が上下それぞれ4本ずつ生えてくる、10ヵ月から1歳半ぐらいの間にフッ素を塗り始めると良いでしょう。
- Q歯科医院が苦手な子どもでも通院できますか?
-
A
歯科医院に怖いイメージを持っているお子さんは多いと思います。当院では、そのイメージを払拭するためにクリスマスなど季節のイベントを開催しています。患者さん以外の地域のお子さんにもイベントに参加してもらうことで、「歯医者さんは怖い所じゃない」という意識づけをしていければと考えています。普段の診療でも、恐怖心が強いお子さんに私がマジックやバルーンアートをやって見せることもあるんですよ。お子さんはもちろん、保護者の方との距離も近くなり、信頼関係を築きやすいと感じています。また、予約制ですが保育士資格を持つスタッフが託児サービスを行っていますので、保護者の方にも安心して治療を受けていただけると思います。
- Q親子で通院するメリットは何でしょうか?
-
A
親と子がそれぞれ別の歯科医院に通うよりも、同じタイミングで同じ歯科医院に通えたほうが通院の負担が軽減されると思います。また、家族全員が同じ歯科医師に診てもらうことで安心感も得られ、お子さんの成長を一緒に見守ってくれる存在として相談もしやすいのではないでしょうか。さらに歯科医師の立場から言えば、保護者の方も診察することで家族歴やアレルギーの有無などを把握しやすいというメリットがあります。特に、歯並びや不正咬合に関しては遺伝的要因もあるので、パパ・ママを診察した上でお子さんのお口を拝見すると今後の口腔内の変化を予測しやすく、歯列矯正の開始時期など治療の計画も立てやすいと思います。
- Q子どもの歯並びを心配する保護者が増えていると聞いています。
-
A
そうですね。実際に歯列矯正が必要なお子さんが増えている印象があります。その理由として、近年は顎が小さいお子さんが増えているものの、歯の大きさ自体は変わっていないので歯がきれいに並ぶスペースが足りず、歯並びが乱れてしまうからだと考えられています。大人になってからでも矯正治療はできますが、抜歯が必要になることが多いです。一方、子どもの時期であれば顎の成長を利用して正しい歯並びになるよう導いていくため、健康な歯を抜かずに矯正治療ができる可能性もあります。また、一般的に大人の矯正治療には2~3年かかりますが、子どもは大人と比べて歯が動きやすく1年半ほどで終了することも小児矯正のメリットだと思います。
- Q小児矯正の治療法と治療開始時期について教えてください。
-
A
専用の装置を使って少しずつ顎を広げ、きれいに歯が並ぶためのスペースを作る方法や、マウスピース型装置を用いて口周りの筋肉と舌を鍛えることで正しい歯列へ導く方法などがあります。どちらの装置も就寝時に装着する取り外し式なので、食事や歯磨きも今までどおりに行うことができます。歯の状態や治療の時期によっては、一般的なワイヤーを用いた矯正法が適していることもあります。治療は6~7歳から始めることが一般的ですが、下顎が出ている受け口の場合は5歳頃など、早めの治療が推奨されます。小児矯正には成長中の子どもだからこそできる方法があります。そのタイミングを逃さないためにも定期的な通院を続けることが大切です。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正(口腔筋機能矯正)/8万8000円~、ワイヤー矯正/16万5000円~、マウスピース型装置を用いた矯正/60万5000円~、インプラント治療/33万円~、ホワイトニング(オフィスホワイトニング全顎の場合)/4万4000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。