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西澤 きよみ 院長の独自取材記事

反町けやき眼科

(横浜市神奈川区/反町駅)

最終更新日:2022/09/15

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東急東横線反町駅前、大きなケヤキの木が目印となっている「反町けやき眼科」。院長の西澤きよみ先生は、横浜市立大学附属病院や横須賀共済病院で研鑽を積んだ日本眼科学会眼科専門医だ。反町駅前エリアには眼科クリニックがないことから、地域住民が気軽に相談できるかかりつけクリニックが必要と、開業に至ったという。ものもらいやドライアイといったちょっとした症状や目の不調から、緑内障や白内障、加齢黄斑変性症、眼底出血などの診断、治療まで幅広く対応するのが特徴。加齢に伴う目の疾患の予防や早期発見、子どもの眼科検診などにも力を入れて地域医療に貢献したいと語る。優しい笑顔と穏やかな語り口で、ささいな悩みにも親身に対応している女性ドクターだ。そんな西澤院長に診療の特徴や地域医療への思いを聞いた。

(取材日2022年8月26日)

目の症状や見え方の悩みを気軽に相談できる便利な眼科

まず、こちらのクリニックについて教えてください。

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眼科一般の診療経験を生かし、目についての症状や悩みについて何でも相談していただけるクリニックとして、お子さんから高齢の方まで全般的に診ていきたいと考えています。診療内容としては、視力や眼圧の検査、糖尿病・高血圧症・動脈硬化といった成人病の眼底検査、白内障や緑内障、糖尿病網膜症、ドライアイ・眼精疲労、目のアレルギー疾患、ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)、網膜硝子体疾患など眼底疾患、加齢黄斑変性や眼底出血、網膜穿孔、網膜剥離など幅広く対応します。また視能訓練士が在籍しており、近視や遠視、乱視などの屈折異常、斜視、弱視の診療、眼鏡やコンタクトレンズの処方も行っています。

眼科医師を志した理由や経緯を教えてください。

私は群馬県出身ですが、横浜で医師として働いていた親戚の女性がいて、漠然と憧れていました。その後、進路を考えた時に、専門職として人のためになるような仕事をしたいと思うようになり医学部に進みました。眼科を選んだのは、小さい頃から目が悪かったことと、医学部の臨床実習で、目に特化して専門的に診ていくことが印象的だったからでしょうか。治療のプラスの面もですが、目が悪くなる不安と向き合う患者さんに寄り添うことにも惹かれました。結婚で横浜に来ることになり、横浜市立大学医学部の眼科に入局して、横浜市立大学附属病院や横浜市立港湾病院(現・横浜市立みなと赤十字病院)、横須賀共済病院などで診療に携わっていました。

開業のきっかけやこだわったところは?

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開業するならば横浜で、と思っていたところ、この地とご縁があったのです。反町駅前には眼科クリニックがないと聞き、また、横浜駅から1駅離れているだけなのに緑も多く、静かで落ち着いた雰囲気も気に入っていたので開業を決意しました。建物の前にある大きなケヤキの木をシンボリックに感じて、院名は「反町けやき眼科」としました。院内は、明るく清潔感があって患者さんにとって居心地の良い空間となるように、と考えました。眼科は暗室があったり、診察や検査で移動が必要になったりしますので、緊張を少しでもほぐしていただけるような環境にしたいと思ったのです。また女性医師ということから、曲線のフォルムを用いるなど院内はやわらかい雰囲気を心がけました。OCT(眼底三次元画像解析)をはじめ、必要な医療機器や設備も用意しましたので、各種の検査や目の疾患の診断も、患者さんの負担を軽減しながら行うことができると思います。

働き世代の目の不調や、子どもの視力異常に幅広く対応

先生の診療方針について聞かせてください。

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まずは、患者さんが何を求めて受診されたのか、何を訴えているのかをよく聞き出して、患者さんの悩みが解決するように、治したり改善したりすることができればと思っています。そして、目に関する病気やトラブルについて丁寧にわかりやすくご説明して、納得していただける医療を心がけ、地域医療に貢献できるよう努力していきたいと思っています。かなり目の悪い方や眼帯をした方、高齢の患者さんも多く来られますから、スタッフには、患者さんに安心して検査や治療を受けていただけるように、適切に声かけや手助けをしてほしいと伝えています。

眼科の立場から、最近、気になる症状などはありますか。

働き世代の方は、パソコンやタブレットなどデバイスを見る機会が多いこともあり、眼精疲労や、目の痛み、ドライアイなどで受診される患者さんがとても多い印象があります。最近は、目薬もいろいろ開発されていますし、また症状に対しては眼鏡の調整などでの対応もできます。また、視力は加齢の影響を受けることが多く、加齢に伴う病気もあります。気になる症状で診察をしてみたら、緑内障や加齢黄斑変性、眼底の病気などが見つかることもあります。

子どもの視力や目の健康についてどのような注意が必要でしょうか。

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やはり、ゲームやスマートフォンの目への影響が低年齢化しているのは気になりますね。小さいうちは画面に接する時間は短めにしたほうがいいかなと思います。そして、ある程度成長するまでは、使う時間を制限するなどの配慮はしていただきたいですね。高校生ぐらいになると難しい面もありますが。また乳幼児検診や、学校の眼科健診で異常を指摘されたら、放置せず、眼科を受診してください。小さいお子さんの場合、花粉症など目のアレルギー症状でも小児科にかかることも多いかと思いますが、原因がアレルギーだけではない場合もあります。

緑内障の早期発見などクリニックならではの診療に注力

印象に残る患者さんや、開業の際のエピソードを聞かせてください。

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勤務医時代の、進行した緑内障の患者さんのことが印象深いです。できる限りの治療を続けて現状維持できるように、通院していただいていました。見えなくなるという不安を抱える患者さんに、医師が寄り添って治療を続けていくことが、患者さんにとっては希望となるのだなと感じました。治療するだけでなく、治すことはできなくても少しでも現状を維持できるように寄り添うことも眼科医師の役割だと感じるようになりました。開業は、やはり事務的な作業にも追われ、忙しかったですね(笑)。医療機器だけでなく、細かいものもすべて自分でそろえていくわけで、自分で選べる楽しさもある反面、苦労もしました。でも、開業当初から、0歳から90代まで幅広い患者さんが来てくださって、とてもありがたく感じているところです。

今後の展望について聞かせてください。

眼科全般に幅広く対応していきたいと思いますが、特にものもらいなどの感染症や、あとは緑内障には力を入れていきたいですね。ものもらいでわざわざ大きな病院にはかかりにくいですし、また、初期には自覚症状のない緑内障などを早期に見つけるのも、地域に根差したクリニックの役割だと思うのです。目の痛みや腫れ、充血といった比較的軽い症状でも、専門的な治療が必要な病気が見つかることもありますので、何か気になる時に気軽に来ていただける眼科でありたいと思っています。コンタクトレンズも正しく使わないと、重症の角膜炎になることもありますので、見えにくい、充血しているなどいつもと違うと感じたら、眼科を受診していただけるように発信していきたいと思います。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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40歳以降になると、目の不調を感じたり、見え方が変化したりすることが増えていきます。また、緑内障や白内障、加齢黄斑変性など、加齢に伴う目の病気は少なくありません。特に緑内障は初期の段階は自覚症状がほとんどなく、自覚症状が出てからでは視力を回復することはできませんので、何よりも早期発見が重要です。お子さんについても、目の症状や見え方に関して気になることがある場合や、学校の眼科健診で異常を指摘された場合は、ぜひ受診してください。目の病気の有無はもちろん、眼鏡の必要性や、使っている眼鏡が合っているか確認することも大事です。最近は眼科の検査機器も進化して、従来より患者さんの負担を軽減し、精度の高い検査が可能になっています。地域の皆さまの目の健康のためにお役に立てればと思っています。

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