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木下 和郎 院長の独自取材記事

きのしたクリニック

(神戸市東灘区/御影駅)

最終更新日:2023/01/17

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2022年8月に開業したばかりの「きのしたクリニック」は、阪神本線御影駅から徒歩2分ほどの複合商業施設・VIERRA御影の3階にある。一般内科、消化器内科、消化器内を中心に、風邪や生活習慣病から内視鏡検査、日帰り大腸ポリープ切除まで幅広い診療を行っている。院長の木下和郎院長が「生まれ育った地域に恩返しをしたい」という思いで開業したクリニックは、駅に近く通いやすい好立地にあるだけでなく、ウェブ予約の導入や早朝・土曜日にも検査枠があることで、忙しくて休みが取りづらい人でも気軽に受診できるシステムが整っている。穏やかな口調で「地域の方の健康を守ると同時に、がんの早期発見ができる内視鏡検査の普及に努めたい」と語る木下和郎院長に、開業への思いや診療の方針について語ってもらった。

(取材日2022年9月7日)

身近なかかりつけ医として、地域の健康を支えたい

先生は東灘区が地元とのことですね。開業した経緯について教えてください。

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医師は経験を重ねていくうちに、管理的な仕事が増えていきます。消化器内科部長や内視鏡センター長として勤めるうちに、「もっと患者さんのそばで仕事をしたい」「内視鏡検査のハードルを低くして、病気の早期発見に努めたい」という思いが強くなったことが、開業のきっかけです。御影本町に開業した一番の理由は、愛着のある地元にクリニックを開くことで、「地域の方々の健康に携わり、生まれ育った地域に恩返しをしたい」という気持ちがあったからです。また、この周辺は内科のクリニックが多い一方で、内視鏡検査を積極的に行っているクリニックが少ないことも理由の一つでした。駅からすぐそばの立地で通いやすく、小さな健康の悩みから内視鏡検査まで対応できるクリニックのニーズがあると考えたのです。実際に、「これまでは少し離れた場所まで行っていたが、近所で検査が受けられるようになってうれしい」という声もいただいています。

クリニックを開業するにあたりこだわった点を教えてください。

こだわったのは、がんの早期発見につながる内視鏡検査をもっと気軽に受けていただくための環境づくりです。下剤の服用から検査までの時間を人目を気にせず過ごせる専用のトイレつきの前処置室や、鎮静剤の眠気が覚めるまで体を休めることができるリカバリールームは、気持ちが落ち着く色合いの空間に仕上げました。内視鏡検査をできるだけ多くの方に受けていただくためにウェブ予約を導入し、早朝や土曜日にも検査枠を設けました。仕事がある平日はなかなか時間をつくれないという方が多く、やはり土曜日の検査枠は予約が埋まりやすいです。胃内視鏡検査(胃カメラ)と大腸内視鏡検査(大腸カメラ)の同日検査が可能な点も、働いている方にとって受診しやすいポイントだと思います。また、画像検査は画質に影響されるところが大きいため、内視鏡システムや超音波エコーは画質の良さにこだわって、先進の設備をそろえました。

先生が医師になったきっかけを教えてください。

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小さい頃は体が弱く、小児科をはじめとする病院に通いながら育ちました。自分の体調について考える機会が多かったこともあり、その頃から「大きくなったら人の役に立てる仕事がしたい」という気持ちを持ったのです。外科系の仕事も魅力的でしたが、大きな病気になる前から予防的な立ち位置で患者さんの健康管理に関わりたいと考え内科医の道を選びました。「患者さんの健康と病気の予防に努めたい」というスタンスは、医師を志した時から今に至るまで一貫して変わっていません。患者として長く過ごしてきた幼少期の体験が、現在につながっていると思います。

痛みの少ない内視鏡検査と、心に寄り添う診療

来院される患者さんについて教えてください。

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当クリニックには、若い方からご年配の方まで、毎日幅広い世代の患者さんが来院されます。駅の近くにあることから、仕事終わりに立ち寄られる方が多い印象です。胃カメラは初めてだという20代の方から、40歳になったから一度大腸がんの検査をしておきたいという方、急におなかが痛くなった方など、患者さんが抱える不安はさまざまです。日本内科学会総合内科専門医の資格を持っていますので、「何科に行ったらいいのかわからない」という方もご相談していただきやすいと思います。

診療で特に力を入れていることは何ですか?

消化器内科の領域は非常に広く、肝臓や膵臓も含まれます。当クリニックでは、とりわけ内視鏡検査に力を入れています。胃がんや大腸がんといった消化器がんは、早期発見と進行してしまった状態での発見とでは人生が変わってくるほどの違いがあります。いかに定期的に検査を受けていただいて、病気につながらないよう一次予防をしていくかが重要です。そのためには、患者さんが「検査がつらかったからもう受けたくない」と感じてしまうことが起こらないよう、検査によって生じる苦痛をできるだけ取り除く必要があります。患者さんのこれからの人生を大切にしたいという観点から、当クリニックではえづきの少ない鼻からの内視鏡を提案したり、鎮静剤を投与して眠っている間に検査が受けられるとご案内したりするなど、内視鏡専門の医師としての経験と技術を生かした「苦しくない」検査をめざしています。

患者さんと向き合うときに心がけていることはありますか?

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来院される患者さんは、少なからず不安な気持ちを抱えています。体のどういった点に不調を感じているのかを説明するのは難しいことですから、患者さんに接するときは、ゆっくりした口調で話すように心がけています。安心して相談していただきやすい空気をつくり、できるだけわかりやすい言葉で説明すると、患者さんも少しずつ気持ちを打ち明けてくださいます。また、私自身が患者として診療を受けてきた経験から、診療方針を押しつけないように気を配っています。「鎮静剤を使うのか、使わないのか」といった一つ一つのご希望を、患者さんの立場を考えながらじっくりと時間をかけて伺い、診療や検査への不安をなくしていく。こうした診療スタンスは、看護師や受付のスタッフにも共有しています。例えば、待合室で心配そうにされている患者さんがいたら「何かお困りのことはないですか」とお声がけをするなど、クリニック全体で意識して取り組んでいます。

消化器内科の専門家として、安心して頼れる存在に

内視鏡検査を検討している方に伝えたいことはありますか?

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胃カメラや大腸カメラは、病気の早期発見に有用です。例えば、大腸がんは40歳以降罹患率が上昇していきますが、がんになる前に大腸ポリープを取り除くことで予防が期待できます。また、胃の調子が悪い、胃もたれなど症状がある方は、胃カメラを受けていただくことをお勧めします。ピロリ菌を除菌することで、胃がんになるリスクを減らすことが望めます。定期的に検査をしておけば早期発見が期待でき、治療を施すことができますので、不安を抱えている方は年齢を問わず、気軽に内視鏡検査を受けてみてください。

これからどんなクリニックとして患者さんに関わっていきたいですか?

まだ開業して間もないですが、幅広い世代の方が安心して頼れるクリニックにしていくことが目標です。少しずつ信頼を重ねていきながら、「困ったら、きのしたクリニックに行けば大丈夫」と思っていただける存在になりたいと考えています。内視鏡検査はもちろん、生活習慣病や風邪を含めた内科全般について、小さなことから気軽に相談できる身近な「街のお医者さん」として、地域医療に携わっていきたいです。専門外のお悩みや緊急性のある症状については、近隣の病院や専門病院を紹介するなど、連携も進めていきながら、地域の皆さんの健康を支えるパートナーとなれるよう努めていきます。

最後に、読者へのメッセージを。

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私は医師の仕事は2つあると考えています。1つは、病気になった方を治すこと。もう1つは、大きな病気になる前に予防をすることです。治療と予防の観点から健康に働きかけていくことが、内科医の仕事だと思います。当クリニックを利便性の高い場所に開業したのは、地域の方々の健康に貢献するためには、クリニックが身近な存在でなくてはならないと感じたからでした。早朝や土日の検査枠がありますので、お仕事で忙しい方でも受診していただきやすいと思います。ちょっとした悩みであっても、まずはお気軽にご来院ください。患者さんの心に寄り添うかかりつけ医として、ご相談に乗ります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃カメラ/1万4000円、大腸カメラ/1万6500円
※こちらは自由診療の金額となります。詳細はホームページをご確認ください。

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