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田尻 友恵 院長の独自取材記事

錦糸町皮膚科内科クリニック

(墨田区/錦糸町駅)

最終更新日:2025/05/09

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック main

JR総武本線・錦糸町駅南口から徒歩3分、京葉道路沿いのビルの1階と2階にある「錦糸町皮膚科内科クリニック」。院内にはサロンのような品の良い空間が広がる。大学病院や都内のクリニックで経験を積んだ田尻友恵院長が、専門の皮膚科をベースに美容皮膚科、内科、アレルギー科などを標榜し、2022年に開業。現在医師3人体制で診療を行っている。皮膚科というと女性の患者が多いイメージだが、皮膚科専門の男性医師も在籍する当院では、男性患者も増えているという。また、院内で手術ができる環境が整っているのも大きな特徴である。乳幼児から90代まで、地域のさまざまな患者に向き合い、皮膚に限らず身近な不調を丁寧に診ていくプライマリケアに注力している田尻院長。クリニックの特徴や診療において大切にしていることなどを詳しく聞いた。

(取材日2025年3月17日)

皮膚科を軸に内科、アレルギー、ペインクリニックまで

クリニックの特色を教えてください。

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック1

当院は皮膚科をメインとして、内科、アレルギー科、ペインクリニックといったさまざまな医療を地域の皆さまに提供しているクリニックです。お肌は外側からだけでなく、内側からの治療が必要なことも多いため、これまでさまざまな領域の研鑽を積んできました。だからこそ、食物アレルギーからの肌荒れや消化器の不調の診療なども得意としています。アレルゲンを特定しにくいケースでも、さまざまなアドバイスをさせていただきますので、ぜひご相談ください。また、便秘症の方も皮膚トラブルを起こしやすいのですが、まず便秘を改善しなくては肌のお悩みも解決しません。皮膚を入り口としてアレルギーや内科疾患に至るまでのトータルケアをしていきたいと思っています。

2022年に開業とのことですが、その後クリニックの体制が変わったと聞きました。

当初は私が一人で診ていましたが、患者さんの待ち時間を少なくしたいので、医師の数を増やして現在は医師3人体制で診ています。私のほかに、皮膚科を専門とする男性医師1人と内科を専門とする医師が1人います。皮膚科の患者さんは女性が中心で、特に当院は美容皮膚科も掲げているので、男性の患者さんの中には受診を躊躇される方もあったと思うんですが、そういう方にも通いやすいように男性の皮膚科の医師も在籍しています。頭髪、イボなどのお悩みのほか、お肌が気になる美意識の高い男性が、年齢を問わず増えています。それと、当初から望んでいました手術ができる環境が整いました。ただいま、金曜と土曜に手術を行っています。

美容皮膚科にも力を入れているそうですね。

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック2

2023年7月に2階を美容皮膚科専門のフロアとしてオープンしました。完全個室が4部屋あり、しみ、ニキビ痕などお悩み別にアプローチできるよう、美容に関する機器を置いています。エキシマライトなどの保険診療を行う1階は白とライトブラウンを基調にしたバリアフリーの親しみやすい雰囲気に、自由診療を行う2階はがらりと雰囲気を変え、ダークブラウンをベースに落ち着いた空間にしています。1階との違いを楽しんでいただければうれしいですね。

治療のゴールを決め、それに沿った診療を選ぶ

患者さんがご相談に来られたら、どういった流れになりますか?

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック3

まず患者さんのお困り事を問診票に記載していただき、患者さんを診察した後に治療法についてご相談することからスタートします。ご予算と年齢、通院できる頻度など伺いますが、その際、すでに他院などで治療を行った経験があるかについても確認しています。過去に行った治療で、思ったように改善できずに、当院を受診されていることもありますので。「後医は名医」というように、後から診る医師のほうが、一度診察したデータをもとに考察できるという意味で診断しやすいところもあります。お話を伺った後、治療法をご提案しますが、患者さんの状況に合わせた、保険診療から自由診療まで複数の幅広い治療法をご提案しています。

自由診療を選択するケースは、例えばどういった場合がありますか?

ニキビを例にとって説明しますと、保険内でできるのは、毛穴詰まりの改善と、アクネ菌の増殖を抑えることを目的とした治療の2点に限られます。ニキビは皮脂の分泌により生じるのですが、皮脂の分泌はホルモンバランスによるもので、保険のお薬では皮脂をコントロールすることは難しいんですね。そこで、皮脂を抑えたい患者さんには自由診療のご提案をしています。ホルモンバランス以外にもニキビは、便秘やアレルギーが原因となったり、女性だと生理不順など婦人科疾患が隠れていたりする可能性もあるので、そういう場合は内側からのアプローチが必要になります。いろんな背景を踏まえた上で、原因検索までとことん突き止め治療に取り組むのか、もしくは、今あるニキビをとにかく治したいのか、患者さんにご相談します。そしてそれぞれのメリット、デメリットも提示して、保険診療か自由診療かを選択していただき治療を行っていきます。

院内で手術にも対応できるのは、患者さんにとってありがたいですね。

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック4

以前から院内でできるようにしたいと考えていた手術の環境が整い、現在金曜と土曜に、手術に対応しています。平日にお仕事の方はたいてい土曜を希望されるので、予約が混み合うことが多いですね。その時の予約状況にもよりますが、金曜など比較的余裕がある場合は、受診当日に手術を行うことも可能なので、緊急な対応を希望される場合は、金曜に受診されることをお勧めします。また、より高度な治療を要するケースについては、東京都立墨東病院をはじめとした近隣の連携している病院にご紹介いたします。

患者の笑顔がモチベーション

皮膚科の仕事の醍醐味は何ですか?

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック5

やはり、治療の様子が目ですぐにわかるところでしょうか。皮膚科の診療は、処方したお薬で患部の状態がどのように変化していくか、治療の経過を一目で確認できますからね。「皮膚は最大の臓器」とよくいわれますが、患者さんと医師がともに力を合わせて頑張るほど、その期待に応えてくれる臓器でもあると思っています。保険診療、自由診療とさまざまな治療法に対応し、患者さんとしっかり相談しながら「一緒に取り組んでいる」ことを実感しやすいところにも魅力を感じています。

診療にあたり、大切にしていることは何ですか?

診断やお薬の処方を患者さんにお伝えする際、丁寧にコミュニケーションを重ね、わかりやすく説明することを意識しています。患部をしっかり見て、触って診断することはもちろん、患部の画像を撮影しておき、次回来院された際に比較できるようにもしています。変化がわかれば「家でも頑張って薬をきちんと塗ろう」と患者さんのモチベーションも高まると思うんです。また、薬剤のメリットだけでなくデメリットも詳しくお話ししています。一時的に強い反応が出て、驚いた患者さんが薬をやめてしまうのを避けたいからですね。副作用を乗り越えるための方法もありますし、皮膚科は長く診ていかなければいけない症状も多いので、患者さんが少しでもストレスなく治療を続けられるようにサポートしていきたいと思っています。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

田尻友恵院長 錦糸町皮膚科内科クリニック6

患者さんの皮膚がきれいになって、症状が改善につながることが、私たちの目標であり、モチベーションや、やる気にもつながります。治療を終えた患者さんが、笑顔になるのが一番なんですよね。皮膚のことで少しでもお悩みがあれば、放っておかずに、お気軽に相談に来てください。気兼ねなく頼っていただけたら、うれしく思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

AGA治療/5500円~、炭酸ガスレーザーによるしみ治療/1200円~、ルビーレーザーによるしみ治療/2200円~、光治療器によるしみ治療/2200円~、ニキビ痕治療/5500円~

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