もりの緑メンタルクリニック

もりの緑メンタルクリニック

加藤邦夫 院長

頼れるドクター

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たまプラーザ駅から徒歩2分。医療モール「メディカルモールたまプラーザ」地下1階にある「もりの緑メンタルクリニック」。訪れた患者の心をリラックスさせてくれるグリーンで彩られた院内は、開放的でありながらも窓やドアの材質すべてにこだわり、患者のプライバシーに配慮した工夫が随所に施されている。加藤邦夫院長は高知大学教授をはじめ、米国の名門イェール大学でも研究に携わった輝かしいキャリアの持ち主。診察室に置かれたギターを「たまに弾いてます」とはにかんだ笑顔で答える、人間味あふれるドクターで、若い世代から中高年まで、世代を問わず多くの患者が院長を頼ってここを訪れるのもうなずける。取材では、うつ病の傾向や社会問題でもある認知症について、また予防や対策などを伺った。
(取材日2014年4月17日/再取材日2015年5月14日)

多くの高齢者とその家族が苦しむ認知症のリスクを診断し予防に生かす

―現在、こちらにはどのような症状を訴える患者さんが多いですか?

開院当初からうつ病の患者さんは増え続けています。最近は中高年層に加え、若い患者さんも少なくありません。またそれに加え、睡眠時無呼吸症候群や不眠症を併発することもあります。そのほかには、認知症の方も増えています。認知症の場合は、ご家族が相談に見えることも多いですね。また当院では軽い統合失調症の患者さんも受診されます。統合失調症の場合は、病状が顕著に表面に出てくる少なくとも数年前から徴候があるので、早い段階で見つけて治療していくことが大事です。

―社会問題でもある認知症については、有効な治療があるのでしょうか。

症状が軽い、早い段階で診断できれば、日常生活の工夫などで食い止めたり、抑止できる可能性があります。しかしそのためには認知症の「型(タイプ)」を正確に知ることが重要。アルツハイマー型、レビー小体型、前頭側頭型……。ひと口に「認知症」といってもさまざまな型があります。型に合っていない治療をしていても、効果が期待できませんからね。認知症は、ご本人だけでなくご家族にも負担になるもの。軽度のうちにリスクを知ることは、自分にとってもご家族や周りの方にとってもいいことです。

―認知症検査にはどのようなものがありますか?

血液検査、脳萎縮の検査、心理士による認知機能検査を行っています。認知症予備軍の状態での進行程度がわかるので、現在明らかな認知症でなくても、将来的なリスクが早い段階でわかるのが利点です。また、認知症になりやすいか遺伝的な要素の検査が可能なので、現在認知症でなくとも将来の発病リスクが予想できます。認知症検査で血液を調べることに違和感がある方もいらっしゃるかもしれませんが、血中の特定のたんぱく質を調べることで、アルツハイマー病に関連するタンパク質の血中濃度を測定しアルツハイマー型の認知症の進行度がわかるのです。また、血液検査により遺伝子型の検査も可能。認知症になりやすい遺伝子だと、平均値の約32倍にもリスクが膨れ上がることは、一般的にはまだまだ浸透していません。物忘れが目立ったり、身近な家族に認知症にかかった人がいるなど、将来認知症になる可能性が気になる方にはぜひ受けていただきたい検査です。当院で行っている検査は、半日ほどで終了できるようプログラムを組んでいますので、忙しい方も気軽にお問合せください。また認知症予防でいわゆる“脳トレ”をされる方もいらっしゃいますが、それでしたらお散歩など軽い運動をお勧めします。心と体はつながっていますから、心身ともに健康でいることをめざしてください。

記事更新日:2016/01/24


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