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林 亮助 院長の独自取材記事

はやし矯正・歯列育成クリニック

(世田谷区/祖師ヶ谷大蔵駅)

最終更新日:2022/07/25

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小田急線祖師ヶ谷大蔵駅が最寄りの「はやし矯正・歯列育成クリニック」は、林亮助院長の優しい笑顔と丁寧な話し方が印象的な矯正歯科クリニック。同院は子どもから大人までを対象に、噛む、飲み込む、話す、呼吸するといった口腔機能を重視し、歯並びや噛み合わせの不具合を整えていく。林院長は「マウスピース型装置を用いた矯正、ブラケットを使った矯正などは、そうした問題を解決する手段の一つに過ぎません」と話す。「当院では不具合が起きた原因を踏まえ、必要なら口腔機能のトレーニングを行うなど、患者さんにとって必要な治療を行います」。さらに、そうした不具合が起きないよう、子どもの頃から予防を始めることも大切という林院長に、同院の診療方針、予防や矯正の手法について詳しく聞いた。

(取材日2022年7月8日)

子どもから大人まで対応する矯正専門のクリニック

こちらを開院されるまでの経緯をお聞かせください。

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私は大学院で矯正歯科を専攻し、病院や歯科医院で矯正の診療経験を積んできました。その後、当院の前身ともいえる小児歯科のクリニックで小児矯正を6年ほど担当し、そこが本院と合併して移転するのを機に、私は残って「はやし矯正・歯列育成クリニック」をオープンさせました。当院はお子さんはもちろん大人の矯正治療までオールラウンドに診る矯正歯科のクリニックです。診療は矯正治療ありきではなく、患者さんが抱える歯や口の中の問題が起きた原因をしっかり捉え、場合によっては矯正治療より、口腔機能のトレーニングなどで問題の解決を図ることもあります。これは小児だけでなく、中学・高校生、成人も同様で、不正咬合、つまり歯並びや噛み合わせの不具合の原因を考慮せずに矯正を進めても、決して望ましい結果にならないと考えています。

歯並びや噛み合わせの不具合の原因は何でしょうか?

さまざまな原因があると思いますが、特にお子さんは食事がやわらかいものに偏ることで、しっかり噛む・飲み込む機会が減り、顎の力や口の中の機能が十分に発達しないことも原因の一つと考えられます。また、口呼吸の回数が多いと口を開ける時間が増え、噛む力も弱くなってしまいますね。逆に、お子さんの顎の成長や噛む力の育成に注意して、それらの発達を促すトレーニングをしておけば、歯並びの悪化を防ぐことにつなげていくことも可能になると考えています。当院はそうした予防的な対処にも対応していますので、歯並びが悪化する前に受診される方も少なくありません。さらに保護者の方に対しても、お子さんの歯並びが悪くならないよう、正しい噛み方や飲み込み方に関する知識、口腔機能を育てるトレーニングなどについて情報発信をしています。

診療で大切にされていることを教えてください。

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患者さんが本当に求めているものは何かを、先入観なしに真摯に伺うことです。私が「この部分を気にされているのだろう」と思い込みで接してしまうと、患者さんは本音を言いづらくなるかもしれません。その後、治療の途中や終わってから「やはり違う」と打ち明けられ、ご本人が納得されない結果になってしまうことになるかもしれませんしね。ですから当院では、一人ひとりの話を十分に伺い、治療については丁寧にご説明して、治療計画を立てるようにしています。それだけに、矯正によって歯並びの不具合やうまく噛めないといった悩みが解消されてご本人の表情がとても明るくなったりすれば、幸せのサポートができる矯正に携わって本当によかったと思いますよね。

2つの手法を併用し負担に配慮した矯正を行うのが特色

子どもの口腔機能を育てる方法をアドバイスください。

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お子さんが舌を上手に動かせるよう、例えば歯磨きの仕上げ磨きでは舌先を上顎につける、あるいは上を向いて舌を真っ直ぐ上げる体操を10秒間続ける、など日常生活で工夫できることはたくさんあります。最近は風船を膨らませる、口笛を吹くなどができない子も意外にいるのですが、多くはトレーニングで変えていけると思います。ガムを噛むことも舌の筋肉をつけて、口腔機能を発達させていくのに役立つでしょう。当院はお子さんのうちから歯を削ったり、扱いが難しい矯正器具を使ったりするような矯正は基本的に行いません。それよりもこうしたトレーニングや、噛み方・飲み込み方の悪い癖を取り除き、顎の適切な発達を促すことを重視しています。

矯正はどんな点が特色なのでしょうか?

当院ではほとんどの症例で、マウスピース型装置を用いた矯正と、ワイヤーを使うブラケット矯正を併用するのが特色です。マウスピース型装置を用いた矯正は、目立ちにくく、食事や歯磨きの際は外しておけるので、生活への影響が出にくいのがメリット。最近はブラケット矯正も透明な器具が選べ、以前に比べて目立たなくなって、痛みも軽減できるようになってきました。また、マウスピース型装置を用いた矯正は奥歯の調整や歯への力のかかり具合をコントロールするのに向くなど得意分野も異なるため、前半はブラケット矯正で後半はマウスピース型装置を用いた矯正にする、あるいはその逆のパターンなど、患者さんの症状に合わせて組み合わせ方を検討していきます。

矯正に適した年代はあるのでしょうか?

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私自身は、矯正はどの年代でもメリットがあると考えています。例えば永久歯が生える前でも顎の成長や口腔機能の発達を促していくことで、不正咬合の予防をしていくことも期待できたり、永久歯がそろった後に矯正が必要な場合も治療の負担軽減につなげていけるでしょう。40代、50代で不正咬合が目立つ方は、矯正によって口腔機能が維持がしやくすくなり、噛み合わせの不具合でアンバランスだった力の負担が平準化されれば、それぞれの歯も長持ちしやすいと考えられます。このように、矯正は歯並びが不整な部分だけ動かせばいいのではなく、口腔内の将来の姿や全体の力のかかり具合も考慮して治療する必要があります。

「不正咬合の予防」を目標に矯正歯科の道へ

矯正の分野に入られたきっかけは何でしたか?

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私の父も祖父も歯科医師で、父は矯正が専門という環境の中で、私も自然と歯科医師をめざすようになりました。歯学部卒業後は、父の「歯科で大切な噛み合わせを学ぶには矯正の分野が適している」とのアドバイスもあり、矯正歯科学の医局に入局したんです。最初は矯正専門ではなく、歯科全般を診る中で噛み合わせの知識を生かすつもりでした。しかし、当時の矯正の主流だった「成人の歯を抜いて歯列を調整する」という治療法に疑問を持ち、もっと前の段階で予防したり、早期に治療したりできないかと考えて研究に着手。担当教授のサポートもあって、幼少期に歯並びが悪くなる理由を300人ほどの歯列の経年変化をもとに調べ、顎の成長力や咀嚼など口の動きが影響することを解明していきました。そうした研究が評価され、私自身も不正咬合の予防という目標ができたことから、矯正専門の歯科医師の道を選びました。

一般の歯科医院と連携するメリットを教えてください。

かつて本院だった歯科クリニックの院長は、私の大学時代の同級生で、「これからは不正咬合も予防の時代が来る」と意気投合した仲。さらに小児の歯科医師も以前からの知り合いです。同院とは現在も密接に連携しており、必要なら互いに患者さんの紹介を行っています。連携のメリットとして、例えばお子さんの場合は、小児歯科と矯正歯科の2つの視点で診ることで不正咬合の兆候に早めに気づけ、悪化を防げる可能性が高まります。また、大人の矯正では、事前に虫歯や歯周病の治療が必要な患者さんを当院から紹介し、口腔環境を整えてから矯正を始めることもしています。私が信頼する紹介先ですから、患者さんも安心して受診していただけると思いますよ。

最後に地域の方にメッセージをお願いします。

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当院はお子さんから大人まで、年齢を問わず対応できる矯正歯科のクリニックです。単に歯並びの乱れを調整するのでなく、噛み合わせを整え、噛んだり、飲み込んだり、話したり、呼吸したりといった口腔機能の維持・向上させることを目的としています。矯正治療は小児でなくても、歯並びや噛み合わせの不具合を解決するのは大人になっても十分に可能ですし、当院では70代の患者さんの治療も経験済みです。特に口腔機能の衰えが表面化してくる40代、50代の方なら、矯正によって気になる点が改善できる可能性もあります。矯正専門のクリニックだからとあまり身構えず、発音の問題や飲み込みのことなど、お口の機能でお悩みのことがあれば気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

検査費用/6万6000円
小児矯正(I期)/セラミックブラケット・拡大装置・マウスピース型装置による矯正を併用した場合 49万5000円+調整料3300円
小児矯正(II期)/セラミックブラケットとマウスピース型装置による矯正を併用した場合 44万円+調整料5500円
中学生・高校生の矯正/セラミックブラケットとマウスピース型装置による矯正を併用した場合 77万円~+調整料5500円
成人矯正/セラミックブラケットとマウスピース型装置による矯正を併用した場合 99万円+調整料5500円 など

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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