自分らしく過ごすため、気軽に相談してほしい
形成外科のかかり方
橋本形成外科・美容皮膚科
(堺市堺区/堺東駅)
最終更新日:2024/06/25
- 保険診療
- 自由診療
あざ、ほくろなど、毎日の生活に支障はないものの、何かしらのコンプレックスを抱えている人は少なくない。しかし、いざ治療しようと思っても「どこに相談したらいいのだろう? 」「形成外科は敷居が高そう」と考えている人も多いのではないだろうか。「形成外科は、頭から足先まで全身の見た目や皮膚のお悩みに対応しています。実は保険診療内で受けられる治療もたくさんあるんです」と話すのは「橋本形成外科・美容皮膚科」の橋本隆宏院長。日本形成外科学会形成外科専門医の資格を有し、傷痕やできものなどの形成外科疾患から、眼瞼下垂、逆さまつげ、その他の眼瞼疾患など繊細な目周りの手術まで幅広くカバーするエキスパート。今回は、形成外科で受けられる治療についてたっぷりと話を聞いた。
(取材日2023年8月27日)
目次
あざやほくろ、傷痕など、さまざまな悩みをカバーする形成外科。治療しなくとも、まずは気軽に相談を
- Q形成外科では、どのような症状に対応できるのでしょうか?
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A
形成外科では、主に体表の形態に関する症状や疾患を扱っています。生まれつきの体表異常、外傷による変形や欠損、がんなど手術の際に生じる欠損組織の再建、加齢性変化などです。具体的には、眼瞼下垂、逆さまつげ、外傷、顔面骨骨折、やけど、粉瘤・ほくろ・イボなどのできもの、あざ、乳がん手術後の乳房再建、生まれつきの耳・指・へそ・乳頭などの変形、巻き爪といった、頭のてっぺんから足の先まで、見えるところはほぼ形成外科の治療対象になります。その中でも当院は、大きな手術は行っていないものの、一般形成外科領域や、眼瞼下垂や逆さまつげなどの目周りの手術など幅広く対応しています。
- Q自由診療で、費用が高額というイメージがあります。
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A
形成外科というと、美容医療のイメージから「料金が高いのでは」と、敷居を高く感じるかもしれません。ですが、実際はやけどやできものなど身近な疾患も多く、保険診療内の治療もたくさんあります。同じ疾患でも保険診療と自由診療どちらでも対応できるものもあるので、そこはメリット・デメリットをしっかり説明して選択してもらっています。形成外科は見た目に関する整容面・機能面の両方を考慮した治療を提供し、QOL(生活の質)向上につながる、人生を豊かにする分野だと考えます。
- Qこちらのクリニックの心がけや大切にしていることは?
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A
治療のゴールに対して、患者さんと医師の間に乖離があってはいけません。例えば、小さなできものがあって、良性で問題がなかったとしても、患者さんがどのような想いで受診され、どのような治療を希望するのかが大切だと思います。患者さんは見た目が気になるのかもしれませんし、将来的に悪性に変わることを不安に思っているかもしれません。医師が大したことないと思っていても、患者さんにとっては重要かもしれないのです。ですから、当院ではあいさつや笑顔を大切にし、どんなことでも打ち明けられる雰囲気づくりを心がけています。また、治療に際しては担当する看護師への情報共有も欠かさず行っています。
- Q院長は手術の経験も豊富だとお聞きしました。
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A
大学病院や関連病院に長年勤め、眼瞼下垂、逆さまつげをはじめ、顔面骨骨折、できもの、傷痕修正など形成外科分野を幅広く診療してきました。手術の際に大切にしていることは3ヵ月後~半年後の仕上がりをイメージすること。これまでの経験から傷の経過はある程度予想できるので、縫合の際には麻酔の量や治療する部位を考慮して縫い方を調整し、自然な仕上がりとなるように心がけています。美容に関するお悩みもしっかりとした知識に基づいてアドバイスしていますので、安心していただきたいですね。
- Q受診から治療までの流れを教えてください。
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A
来院されたら、まずカウンセリングと診察を受けてもらいます。当院では初診に時間をかけており、必ずドクターが直接お話ししています。大事にしているのは、お悩みの症状や疾患に対してご理解いただくこと。同じお悩みでも原因によって治療法が異なります。眼瞼下垂では皮膚のたるみによって起こる場合もあれば、まぶたを上げる筋力の低下や緩みによるケース、もともと先天的に筋力が弱い人もいて、原因に応じて手術方法や切開する箇所を変える必要があるのです。何よりも理解することが良い治療につながると思いますので、時には画像を見ながらご説明することも。ご納得いただいた後は手術の予約に進み、治療となります。
自由診療費用の目安
自由診療とは眼瞼下垂症治療(自費の場合)/22万円~