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増田 達彦 院長の独自取材記事

日進ますだ歯科

(日進市/日進駅)

最終更新日:2022/08/10

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2022年5月に開院した「日進ますだ歯科」。白を基調とした院内はバリアフリーで、待合室には水槽やキッズルームがあり、家族で通いやすい明るい雰囲気だ。保育士が常駐するほか、歯科医院に慣れていない子どもに対してはキッズルームでケアをするなど柔軟に対応しており、小さな子ども連れでも安心して通うことができるだろう。増田達彦院長は大学病院に20年以上勤務し、歯がボロボロの状態になった成人患者を多く治療してきた。そのため「将来も健康な歯で過ごしてもらえるよう子どもの頃からの予防に力を入れたい」と抱負を語る。「かかりつけ医のような存在として、何でもご相談いただければ」と穏やかな笑顔を見せる増田院長に、これまでの経験や展望などを聞いた。

(取材日2022年7月26日)

大学病院で20年以上勤務し難症例に対応

開業した経緯や歯科医院のこだわりについて教えてください。

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私は名古屋市出身で、妻が日進市出身です。ここは妻の祖母がかつて住んでいた場所で、名古屋市よりも郊外で開業したいと思い、決めました。大人の方はもちろん、小さなお子さんにも楽しく来ていただきたいと思ってキッズルームを造っています。そばにあるドアを開ければ診療チェアにつながる造りで、慣れないうちはキッズルームで親御さんの膝に寝そべって歯磨きをして、慣れたら隣のチェアに座れるようになればいいなと思っているのです。診療チェアは3台で、それぞれそばに小さな木の椅子を置いており、ご家族一緒に入っていただくこともできますよ。ちなみに当院のロゴマークであるサメは、小学生の娘が好きだったことから美術が得意なスタッフがデザインしてくれて、業者さんが仕上げてくれたものです。

開院して2ヵ月余り、患者さんはどのような方々が来られていますか?

近隣にお住まいの高齢の方が目立ちます。お子さんでは1~2歳から小中学生の患者さんも来られています。歯の本数や歯並びについてのお悩みや、歯の生え替わりについてのご相談も多いですね。最初にお子さんが来院されて、次に親御さん、その次におじいちゃんおばあちゃんが来院されるというご家族も何組かいらっしゃいます。また、近くの会社に勤務されていると思われる外国の方も、2~3人一緒に来られますので、皆さん一緒に診療室に入ってもらっています。スマホの翻訳アプリで話をしていますよ。

先生のご経歴について教えてください。

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私は父が歯科医師で、名古屋市内で開業していました。子どもの頃は掃除を手伝い、お小遣いをもらったこともありましたね(笑)。父の勧めもあって愛知学院大学歯学部へ進み、大学院では入れ歯や詰め物、かぶせ物をつくる補綴学の医局に在籍。天然歯や入れ歯がどの方向からどのような力を加えると壊れるかというシミュレーションをしてコンピューター解析する研究をしていました。当時はコンピューターの黎明期で性能は今ほど高くなく、データづくりは大変でしたがやりがいがありました。その後は大学病院で、研究に加えて学生指導や患者さんの治療にも携わり、20年余り勤務。その後、ご縁があって東浦町の歯科医院の院長として1~2年勤めました。大学病院とはまた違う、開業医としての経験を積むことができましたね。

子どもの頃からの予防が何より重要

大学病院ではどのような症例を治療されていたのですか?

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一般歯科医院では治療の難しい症例が多かったです。歯が半分以下とか数本しか残っていなくて口腔内がボロボロの状態になってしまった方も珍しくなく、硬いものは50年ぐらい食べていないという方もおられました。それを噛み合わせから入れ歯作りまで1~2年がかりで治療していくのです。患者さんには「2年ほどかかりますが頑張れますか」とお尋ねするのですが、皆さん「頑張ります」とおっしゃっていましたね。普通の入れ歯では対応できず、お金をかけて自由診療にする方も多くありました。他に、注射や歯科治療に恐怖を抱く方や病気があって口を開けられない方、体に障害がある方などにも対応しており、麻酔をかけてチームで行う治療も行っていました。

それらのご経験は現在の治療に生かされているのでしょうか?

はい、生かされていると思います。特に歯の多くにトラブルを抱えている場合、すべき治療が多すぎて本来なら大学病院を紹介するところですが、私は補綴が得意で当院には技工室も備えているため、基本的には「ここで治療をしましょうか」と提案することができます。実際、東浦町の歯科医院では1年がかりの複雑な治療を行っていました。東浦町から大学病院まで何度も通うのは大変なのでお役に立てたかなと思っています。補綴は実は、機械よりも人の手のほうが精密に仕上がるという職人技のような面があるのです。専門の歯科技工士さんはもちろん上手ですが、私はもともと手先が器用で大学病院で数多くの実績があり、入れ歯作りは得意です。お一人お一人に適したものを作るように努めています。

小児歯科にも注力されたいとお考えなのですね。

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はい。大学病院の患者さんは多くが高齢の方でした。その方々が「もっと早く歯医者さんに行けばよかった」と後悔されているのをよく聞きました。ではどうすればよかったかというと、やはり子どものうちの予防が最も重要だということになるのです。予防は今や世の中の流れになっていると言えますね。大人になってからの治療は、歯が駄目になって根っこの治療までしてかぶせ物を作ってと、時間もお金もかかることが多いです。子どもの頃から定期検診を年に数回することで、年を重ねても健康な歯でいられることが期待できるのです。痛い処置をする可能性も低く、家計の負担も少なく、国の医療費削減にもつながる予防は、何より本人の将来のためになることがメリットです。

地域に根を張った親しみやすい歯科医院に

診療で先生が心がけておられることを教えてください。

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大学病院では高齢の方が多く、ゆっくり大きな声で話すことが当たり前でしたので今もそれを心がけています。また歯科医師は患者さんの後ろから話しかけがちですが、基本的に私は患者さんの前に回って、お顔を見てごあいさつや説明をするようにしています。説明は言葉だけでなく目で見て理解していただけるように、口腔内写真を撮影してモニターに画像を映しています。虫歯があっても痛みなど自覚症状がないこともあるので、画像を見ながら「ここが黒くなっています」「欠けています」「詰め物が劣化しています」などとお話しすると納得していただけます。スタッフも私と同じようにわかりやすくお話しするよう配慮していますね。私はたまに「先生、声が大きすぎます」と注意されます(笑)。

こちらは高齢の方はもちろん、子どもも来やすそうです。

私は小学生と未就学児の子育て中ですので、患者さんと子どもの歯のことや子育て全般についてお話しすることも多いですね。妻は歯科助手なのですが、家での仕上げ磨きは私の担当。お風呂も私の担当ですね(笑)。小学生の上の子は学校から帰ると当院の倉庫になっている部屋で勉強していることもあるし、下の子2人は患者さんのお子さんとキッズルームで遊んでいることも。当院には保育士が常駐していますので、小さなお子さん連れでも安心して通っていただけると思います。お子さんの歯やお口のことで気になることがあれば、気軽に何でも相談してくださいね。

今後の展望についてお考えをお聞かせください。

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私も現在は日進市民になりました。ここに根を張り、身近で受診しやすい、かかりつけ医のような歯科医院になれたらいいなと思います。大学病院にいた経験を生かして幅広く、深く、お口のことなら老若男女、どんな症例でもできるだけ断らず対応できるようなゼネラリストでありたいです。現在は開業して2ヵ月で人員も機材も限られていますが、将来的には大学病院で行っていたインプラント治療も提供したいと考えています。さらに、かつて教授から言われた「大学で行うような研究や教育は、開業しても意欲があればできる」という言葉を胸に、視野を広げて勉強を続け、自分自身も向上していきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療/30万円~
PMTC/5500円

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