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竹内 摂 院長、竹内 薫子 副院長の独自取材記事

竹内デンタルオフィス

(岸和田市/春木駅)

最終更新日:2022/12/06

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岸和田市加守町の「竹内デンタルオフィス」は2022年4月に開業。大阪歯科大学卒業後、同大学で臨床や教育などに従事してきた竹内摂(たけうち・おさむ)院長と、歯科麻酔を専門とする竹内薫子(たけうち・かおるこ)副院長の2人が歯科治療のバリアフリー化を掲げ、一般患者はもちろん、障害や病気、トラウマ、治療によって吐き気を感じやすいなどを理由に、受診が難しいと思っている人たちのための歯科診療にも情熱を持って取り組んでいる。設備の整った院内、こまやかな気配りがあふれる同院について詳しく話を聞かせてもらった。

(取材日2022年10月19日)

歯科受診に壁を感じる人も通える歯科医院をめざして

開業の経緯を聞かせてください。

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【摂院長】私は大阪歯科大学を卒業後、「保存修復学」という歯を保存する分野で、臨床・研究を長年重ねてきました。人生100年といわれる時代に、おいしく食べ、楽しく暮らしていくためにも歯は重要。適切に歯を保存するにはメンテナンスや処置が大切で、大きなやりがいを感じてきました。しかしある時、障害や病気、トラウマ、治療によって吐き気を感じやすいなど「本当は歯を守りたいのに、何らかの理由で歯科治療が難しい方たち」の存在に気がついたんです。気軽に受診できないため症状が悪化しやすく、なおさら足も遠のきやすい。このループをなんとか断ち切りたいなと考え、開業を決意しました。

保存修復学をご専門とする院長に対し、副院長は歯科麻酔をご専門とされているそうですね。

【薫子副院長】私は奈良県立医科大学や大阪歯科大学、近畿大学病院などで歯科麻酔を専門として、病気や障害がある方の全身管理をしながらの歯科治療に多く携わってきました。私の出身地に近いこのエリアは、歯科治療にハードルを抱えた方々が気軽に受診できる歯科医院を見つけるのが困難な場所だと思っています。だからこそ「院長と私が思い描く治療を、地域の皆さんにも受け入れてもらえるのではないか」と感じたんです。1人でも多くの方に受診してもらいやすいよう院内はすべてバリアフリー設計で、すべての方に満足していただけるような治療を届けたいと考えています。「受診したいけれど、受診することが難しい」といった方も、まずは気軽にご連絡ください。

病気や障害のある方、受診が難しいとされる方の歯科治療について教えてください。

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【薫子副院長】高血圧や糖尿病、脳血管疾患やその後遺症、出血を伴う処置に注意が必要な心疾患など有病の方は、血液検査の結果なども含め、患者さんの医科のかかりつけの先生と情報共有しながら治療を進めていきます。障害がある場合は、座ったり開口し続けたりすることが困難な方も少なくなく、加えて長時間のストレスにより発作やトラブルが起こる可能性も。そのようなケースでは全身管理をしながらの治療は非常に有意義だと考えます。このほか歯科治療が怖くて通い出すことができない、えずきやすいなどを理由に受診が困難な方には、点滴の麻酔を使う「静脈内鎮静法」を用いた歯科治療をメインに、精神的な負担を極力少なくし、安心して治療を受けていただける環境をめざしています。

より適切な歯科治療を1人でも多くの人に届けたい

一般歯科から、インプラントを含む歯科口腔外科領域まで、幅広い治療に対応されていますね。

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【摂院長】当院では「これまで積極的に治療を受けてきた人も、受診が難しく治療を諦めていた人も、同じように満足できる治療を届けたい」を目標としています。ですから、せめて当院の「できません」は少なくし、歯科医院に抵抗がある方・ない方どちらにも、同じ治療を選択してもらえることが大切だと考えて準備しています。中でも、私は歯を保存することを目的とする基礎研究を長く行ってきましたので、その分野の治療は得意です。また、インプラントなども多数経験してきました。
【薫子副院長】異なる専門分野を生かした診療ができる、また男女歯科医師が在籍するのは当院の強みだと思います。

その他、スポーツに特化した診療も行われているそうですね。

【摂院長】スポーツする人に向けた歯科では、マウスガードを使用して、スポーツによる歯や口腔周辺のけがの予防をめざすほか、スポーツによって生じたけがの治療も行います。ラグビーやサッカーなどの直接的なコンタクトがあるスポーツはもちろん、野球でも認知が広がりつつあります。最近ではスポーツ用品店などでマウスガードを見かけることもありますが、歯や口の中の形は人によってさまざま。自分にぴったり合ったものを探すのはなかなか難しいものです。合わないマウスガードを使用すると、集中の妨げにもなりやすいですし、けがの予防という意味でも役割を十分に発揮できないことも。アスリートはもちろん、一般のスポーツ愛好家の皆さんにも、スポーツをより楽しく安全に行うために、ぜひ試していただきたいですね。

オンラインでの歯科相談にも対応されていると聞きました。

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【摂院長】歯科治療は外科的な処置も多いので、もちろんオンラインだけで完結することは少ないです。しかし、例えば「事前に院内の雰囲気を見たい」「説明をじっくり聞きたい」「まずはカウンセリングだけ」「治療に関する希望を聞いてほしい」など、オンラインでも要望に応えられることがあります。来院前に話をするだけで安心したり、スムーズに感じられたりすることもあるので、スマートフォンやパソコンをお持ちの方はぜひご活用いただければと思います。
【薫子院長】クリニックの中に入ることも苦手であれば、まずは院内の雰囲気や歯科医師の様子を見ていただけたら通い始めのハードルが下がるのではないでしょうか。麻酔を使用した治療が適用となった場合は、事前のカウンセリングとしてオンライン診療も利用できます。来院回数を減らすことにもつながりますので、まずはご相談ください。

すべての人が「治療を諦めない」世界の実現を

歯科診療において大切にしていることをそれぞれ教えてください。

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【摂院長】安心して治療に取り組める環境づくりと、理解するための話し合いです。環境としては、衛生管理を徹底した個室兼オペ室は、車いすのまま入り、チェアに移乗することなく治療を受けていただけます。口腔外バキュームやマイクロスコープのほか、麻酔に対応できる機器もそろえるほか、強い光が気になる人でも安心できるよう天井に手術用無影灯を設置しました。そして、カウンセリングは常に時間をかけて丁寧に。こちらの説明だけでなく、患者さんの要望を中心にお話を伺うように心がけています。
【薫子副院長】普通より不安を抱えておられる方が多いので、なるべく緊張しないようにお声がけし、不安や疑問があれば患者さんがすぐに声に出しやすい環境づくりに努めています。大学病院勤務時代とは異なり、少しの痛みや小さな悩み事、些細な相談などきめ細かに対応できるようになり、患者さんとの距離が近くなったと実感していますね。

こまやかな部分にまで気配りをされているのですね。

【摂院長】これらは本当は当たり前に行うべきことかなと思っています。人間にとって食べることや話すことは、楽しみや喜び、命に関わること。それを諦めるのは、とてもつらいことではないでしょうか。また、歯はお顔の印象を決める大切な要素でもあり、あればいい・使えればいいものではないと思います。誰もが美しく健康な口元を願える自由があり、私は歯科医師として、治療を選択する自由を感じてもらいたい。「治療が難しいのは仕方がないこと」と治療を諦めなくていい、誰もが当たり前のことを当たり前にできるような世界にしていきたいのです。

地域の方にメッセージをお願いします。

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【摂院長】歯に関する願いは「痛みを取り除きたい」「歯を失いたくない」「歯をきれいな状態にしたい」など、人それぞれ。そんな願いを当たり前のこととしてかなえたい。年齢や病気、体質、トラウマなどは関係ありません。誰にだってお口の健康を願う権利や、治療を受ける権利はあるはずです。できない理由があれば、諦めずに乗り越えるための方法を考え、一緒に理想の口元へと近づけていきましょう。おいしく食べ、話し、笑えるような暮らしを手に入れてほしいです。私たちは常に、皆さんの味方でありたいと思っています。
【薫子副院長】障害がある、通院が困難という方々のための治療がようやく認知され、紹介でご来院される方も増え始めました。麻酔を併用して楽に受けられる患者さんが増えたらいいなと思う一方で、トレーニングを重ねて麻酔の量を減らせるような治療もご提供していきたいと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/27万5000円~、スポーツマウスガード/2万2000円~

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