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下肢静脈瘤やリンパ浮腫、冷えやむくみなど
足症状の原因と改善法

守山みずのハートクリニック

(名古屋市守山区/新守山駅)

最終更新日:2022/07/13

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心臓血管外科を専門に研鑽を積んだ水野明宏先生が院長を務める「守山みずのハートクリニック」では、内科や外科の診療に加えて「足の悩みに対するアプローチ」にも力を入れて取り組んでいる。足の症状は整形外科が専門では、と思う人も多いだろうが、水野院長いわく「糖尿病患者さんは足のトラブルが出やすいなど、足の症状が内科疾患と関係することもあります。また、だるさやむくみ、冷えといった症状が現れる下肢静脈瘤の治療は血管外科の得意分野。内科・外科からもアプローチできることは多いんですよ」とのこと。取材では、気をつけておきたい足の諸症状をはじめ、症状の改善方法、同院で力を注ぐ下肢静脈瘤の治療について話を聞いた。

(取材日2022年6月21日)

心臓や腎臓の病気、血管のトラブル、生活習慣など症状の原因はさまざま。適切な診断と治療で改善をめざす

Q足にどんな症状がある場合、医師に相談したら良いでしょうか?
A
1

▲足の不快感に悩みがあれば、一度医師に相談を

冷えやむくみ、だるさ、しびれ、痛みといった症状があり、不快感に悩んでいるようであれば一度ご相談ください。体質的なもの、年齢の影響、と片づけてしまう人もいらっしゃるでしょうが、例えばむくみの状態に左右差がある場合は、下肢静脈瘤やリンパ浮腫などが疑われます。足の血管がこぶ状になっていたり赤くなったり黒ずんでいたりする場合は、下肢静脈瘤が進行していると考えられるでしょう。たこ、うおのめや巻き爪も、できれば放置しないのが望ましいです。特に糖尿病患者さんの場合、たこやうおのめ、巻き爪があっても痛みを感じにくいため、気づかぬうちに潰瘍になってしまうなど重症化するケースがありますので、注意が必要です。

Q下肢静脈瘤はどんな病気ですか? 診察の流れも教えてください。
A
2

▲聴診や超音波検査などを行い、適切な診断につなげる

下肢静脈瘤は、足の静脈内にある「逆流防止弁」が壊れてしまったことで血液がたまりやすくなり、足の血管が浮き出る、こぶ状に膨らむ、クモの巣状に血管が浮き出るなどの症状が現れる病気です。弁が壊れてしまう要因はさまざまで、立ち仕事や座り仕事といったように、同じ姿勢で長時間過ごす人はリスクが高い傾向にあります。女性の場合、妊娠・出産がきっかけで発症することも。症状によっては下肢静脈瘤以外の病気の可能性も考えられるため、診察では問診票をもとに既往歴や生活様式などを丁寧にヒアリングした上で患部の触診を行い、超音波検査を行い適切な診断につなげます。下肢静脈瘤と診断がついた後はさまざまな治療方法をご提案します。

Q下肢静脈瘤の治療にはどんな方法があるのですか?
A
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▲下肢静脈瘤の治療方法は主に2つに分かれる

主に「症状を改善させる目的の治療」と「見た目を改善する目的の治療」の2つに分かれます。症状改善目的の治療の中でも、レーザーカテーテルを用い血管を焼いてふさぐ血管内焼灼術や、医療用接着剤を注入し血管をふさぐ血管内塞栓術がクリニックで行う治療として主流となっています。それぞれ日帰り手術が可能で、術後すぐに歩くことができるなど負担が少ないのが特徴です。他にも、弾性ストッキングで足全体を圧迫しむくみなどの症状を一時的な改善を図る圧迫療法もあります。保険診療ではなく、1足4000円程度です。一方、見た目改善目的の治療では、クモの巣状や網目状の静脈瘤に対し硬化剤を用いて血管を閉塞させる硬化療法を行います。

Q漢方はどのようなケースで有用ですか?
A
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▲症状改善のために漢方を用いることも

当院では冷えやむくみといった症状の改善のために用いることがあります。冷えやむくみといった症状は、原因がはっきりしないケースも少なくありません。ただそういったケースに対して、漢方が適していることがあるんです。さまざまある漢方の中でも、当院では冷えに対しては手足の冷えを改善するために「当帰四逆加呉茱萸生姜湯」を、むくみに対しては余分な水分を排出するために「五苓散」を用いることが多いです。漢方のほかにも、足湯や温冷交代浴も冷えの解消に有用といわれています。

Qフットケアやインソール作製にも対応されているそうですね。
A
5

▲医療用インソールの作製も行う

当院では、糖尿病患者さんの足のトラブル予防を目的に、足浴や爪・角質ケア、たこやうおのめといった症状の処置などを行っています。もちろん糖尿病患者さんでなくても、足周りのトラブルがあればご相談ください。開業して、中学生など10代で巻き爪に悩んでいる人が多いことに少し驚きました。よく観察してみると足の指が地面から浮いている「浮き指」になっている方が多いと気づいたんです。浮き指のほか、扁平足や外反母趾といった場合、保険適用の医療用インソールを用いることで改善が期待できるため、当院では私が勤務医の頃からお付き合いのある義肢装具士の協力のもと作製に応じています。

ドクターからのメッセージ

水野 明宏院長

冷えやむくみといった症状は体質で片づけてしまうケースもありますが、中には血管の病気が関係していることもあります。下肢静脈瘤は良性疾患ですが、進行すると治療が大がかりになることが考えられます。検査をすれば病気によるものなのか、体質によるものなのかもはっきりしますから、冷えやむくみがなかなか改善しないといった場合には、ご相談ください。なお、冷えを解消したいからと足裏にホッカイロを長時間貼りつけて使うのは、低温やけどの危険があるのでお勧めできません。診療では諸症状の改善や予防のアドバイスも行っています。正しい知識を得る機会として、診療を使っていただけたらと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

圧迫療法/1足 4000円程度

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