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負担を抑えた胃・大腸内視鏡検査
相談で不安を払拭し、楽な検査へ

いけだ内科クリニック

(那珂川市/博多南駅)

最終更新日:2022/11/15

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  • 自由診療

「胃カメラや大腸内視鏡はきつい・痛い」というイメージはいまだに根強く、検査をためらう人も多い。しかし検査機器の進歩とそれを扱う医師の技術は黎明期に比べはるかに向上し、現在ではさまざまな工夫によって「楽に検査を受けられた」と感じる人も増えてきている。片縄東バス停から徒歩1分の場所にある「いけだ内科クリニック」の池田憲治院長は、福岡大学病院、福岡赤十字病院などで胃・大腸内視鏡検査を多数経験し、早期発見・早期治療の大切さを実感してきた。「苦しいイメージがある内視鏡検査ですが、がんを防ぐためにはとても有用です。楽に検査を受けるための工夫はたくさんあるので、まず何が不安なのかを相談しに来てみてください」と穏やかな口調で話す院長に、胃・大腸内視鏡検査それぞれの特徴などを詳しく聞いた。

(取材日2022年10月12日)

内視鏡検査はがん予防とQOL(生活の質)向上に有用。不安に応じた対処をし、楽に検査を受ける方法を模索

Qバリウム検査と胃カメラの違いは何ですか?
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▲問診で患者の言葉にしっかり耳を傾けることを心がけている

バリウム(造影剤)を飲み、粘膜の隆起、陥没など、病変の影をエックス線検査で見つける検査がバリウム検査です。数分とはいえ検査台の上で体の向きを変えてさまざまな角度から撮影するので、これが大変だという方も多いですね。バリウム検査も食道がん、胃がん、十二指腸潰瘍の発見につながりますが、直接患部を見れないので適切な診断がつけにくいと思います。それにバリウム検査で何らかの疑いがあるとされた場合は、結果的に内視鏡検査を受けることになります。胃カメラはカメラのついた細い管を通して直接食道や胃、十二指腸を鮮明な映像で検査するため、バリウム検査よりもはるかに精密で、すぐに適切な診断・治療へとつなげられますよ。

Q内視鏡での検査中にポリープの切除も可能だとか。
A
2

▲胃内視鏡検査では、細いファイバースコープを使用している

胃と大腸ではポリープへの考え方が異なります。胃のポリープの約8割は良性で、その場合、最近は経過観察にとどまることが多いです。良性か悪性かの判断が胃カメラでは難しい場合は細胞を取り、生検組織診断を行い、診断をつけます。その結果によって切除するかどうかが決まります。一方で大腸は、ポリープの表面の状態で悪性・良性の診断が可能です。良性のポリープであれば内視鏡検査と同時にポリープの切除も行います。小さなポリープが数年をかけて徐々に周辺の細胞を巻き込み、悪性の腫瘍に進行したものが大腸がんです。なので初期段階のポリープを切除すれば大腸がんに進行することは少ないと考えて良いでしょう。

Q内視鏡検査中のつらさや痛みが不安な方も多いと思います。
A
3

▲内視鏡検査に苦手意識がある人が多い。相談しながら進めていく

ひと昔前は鎮静剤を使わずに行っていたため、経口での胃カメラでは嘔吐反射に苦しむ患者さんが多かったですね。今は胃カメラの場合は経口・経鼻が選択でき、いずれも内視鏡を通す部分に麻酔を塗るので痛みを感じることはほとんどありません。ただ経鼻の場合は、鼻の細い方だとあまり向かないようです。経口の場合も経鼻と共通の細いスコープを使用し、胃・大腸いずれも患者さんが希望される場合は鎮静剤を使用するので、「寝ている間に終わっていた」と感じていただけるのではないかと思います。胃カメラの検査中は看護師が患者さんの背中をさするなど、不安に配慮しています。いずれも患者さんに応じたさまざまな対応が可能ですよ。

Q胃・大腸カメラにかかる時間はどれくらいですか?
A
4

▲内視鏡検査の経験が豊富な院長が検査を行う

鎮静剤を使用すると、胃・大腸ともに検査終了後は1時間ほど院内のベッドで休んでいただきます。胃カメラの検査時間自体は5分ほど。その前の鼻と喉の麻酔に10分ほどかかります。大腸カメラの検査自体は15~30分ほどで、ポリープの有無などによって変わりますが、検査前に下剤を飲むのでさらに2時間ほどかかります。下剤はご自宅で自分のペースで飲みたい方、当院の個室で過ごしたい方など考え方もそれぞれ。いずれも安全性には最も気を配っており、患者さんが不安なく検査に臨めるよう相談しながら内容を決めます。不安なのは痛みなのか、それとも病気が見つかることなのかなど、遠慮なくお聞かせください。

Q自覚症状がない・がん家系ではない人も内視鏡検査は必要ですか?
A
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▲クリニック選びで困ったときは、まずは医師に相談をしてみよう

ポリープの状態では自覚症状はないので、下血などが起きた場合はすでに進行がんになっている可能性が大きいです。内視鏡検査はがん発見のツールと考えがちですが、胃がんの原因であるピロリ菌、大腸がんの原因であるポリープを発見し、早期発見・早期治療につなげるものだと考えてください。初期であれば開腹もしくは腹腔鏡手術ではなく、内視鏡で病変を取り除くことも期待でき、体への負担もかなり軽くなると考えられます。胃の粘膜は削っても再生しますし、胃自体の形も変わりません。家系などにとらわれず、30後半〜40代になったら一度は検査し、ご自分の状態を把握することが、今後のQOLに大きく影響すると理解していただきたいです。

ドクターからのメッセージ

池田 憲治院長

がんは命に関わる油断できない疾患ですが、内視鏡検査によって「がんになる前」の対処が可能になりました。クリニック選びに迷った時は、内視鏡検査を数多く経験しているかどうかに注目してみてください。機器の精度はもちろんのこと、医師の経験とそこで培われた技術こそが、苦痛を和らげる大きなポイントです。80代の方だけではなく、99歳の方でも積極的に検査を受ける方もいます。それほどに健康を守れると実感できる検査なのです。不安があって当然。だからこそ経験豊富な医師のもとで、何が怖いのか、検査ではどんな工夫をしてくれるのかを相談してみてくださいね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

胃内視鏡検査/8800円程度、大腸内視鏡検査(生検を行った場合)/1万円程度、大腸内視鏡検査(ポリープ切除を行った場合)/2万2000円程度

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