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吉内 和富 院長の独自取材記事

よしうちクリニック

(尼崎市/武庫之荘駅)

最終更新日:2025/11/19

吉内和富院長 よしうちクリニック main

阪急神戸本線・武庫之荘駅より徒歩1分のところに、2022年6月に開業した「よしうちクリニック」。院長を務める吉内和富(よしうち・かずとみ)先生は、長年糖尿病代謝内分泌診療に従事してきたベテラン医師。風邪など一般内科診療から、予防接種、健康診断、専門性の高い糖尿病や内分泌疾患の治療まで幅広い診療を行っている。特に長期の治療が必要な生活習慣病患者には、信頼関係を築きながら寄り添った診察に努めているという。「思いやりを大切にわかりやすい言葉で十分な情報を提供し地域の皆さまの気持ちに応えられる医療をめざしています。お話にしっかり耳を傾けて、お悩みや不安事を一緒になって解決していきたいです」と笑顔で抱負を語るやわらかな物腰の吉内院長。開業のきっかけから同院の特徴、診療時の心がけまでたっぷり話を聞いた。

(取材日2022年6月2日/再取材日2025年8月25日)

地域に根差し、健康に貢献していく

長年、糖尿病代謝内分泌診療をご専門とされてきたそうですね。

吉内和富院長 よしうちクリニック1

糖尿病の道に進んだのは偶然でした。関西で働きたいと思っていた時、大阪大学の糖尿病チームにいた先輩から声をかけていただいたのがきっかけです。以降は大学院で研究と臨床に取り組み、大阪市内の病院で経験を積みながら、糖尿病を多角的に学んできました。大阪警察病院では副部長、大阪回生病院では部長を務め、糖尿病はもちろん、橋本病やバセドウ病などの内分泌疾患についても幅広く診療してきました。その後は内科全般や訪問診療も経験しました。大学院時代にはインスリンの作用について研究も行っており、臨床と研究の両面から得た知見を生かし、一人ひとりに合ったオーダーメイドの治療を心がけています。

ご開業のきっかけは何でしょうか?

医師になった時から将来は自分のクリニックを持ちたいと思っていました。ただ大学院での研究や、大阪警察病院・大阪回生病院での役職など充実した日々が続き、開業は後回しになっていたんです。ところが忙しくなるほど患者さんと向き合う時間が減っていることに気づき、初心に立ち返って自分のクリニックを開く決心をしました。その地として選んだのが大学への帰局と結婚を機に妻と暮らし始めた武庫之荘です。地域の方々は温かく迎えてくださり、母の介護の際にも地元の先生方に親身に助けていただきました。20年以上暮らすこの地は第二の故郷。これからも自分の専門性を生かして、地域に医療で貢献していきたいと思っています。

クリニックには、どのような患者さんがお越しですか?

吉内和富院長 よしうちクリニック2

専門は糖尿病ですが、地域の方からは「内科全般を診てもらえるクリニック」として親しまれています。高齢の方をはじめ、近隣にお住まいの方や転勤で来られた現役世代が、健康診断や体調不良で受診されることも多く、そのご家族やお子さんが一緒に来られるケースもあります。また専門性を生かし、近隣の産科や婦人科から紹介を受けた妊娠糖尿病や不妊治療中の患者さんに対する血糖管理や甲状腺ホルモン治療なども行っています。幅広い年齢層・症状に対応しているのが特徴です。

一人ひとりに合ったオーダーメイドの糖尿病治療を提案

糖尿病治療を行うクリニックは多いですが、専門とするクリニックとの違いは何でしょうか?

吉内和富院長 よしうちクリニック3

治療の中で、患者さんの生活スタイルが変わることもありますし、糖尿病合併症を発症することもあります。そういったときに次の一手を提案できるかが、一般内科と糖尿病を専門とするクリニックとの違いだと思います。今は、糖尿病の薬がたくさんあって、ある程度の知識があればうまくコントロールが図れるようになってきています。しかし、うまくいっているうちはいいのですが、仕事やご家族に変化があって生活様式が変容したとき、糖尿病合併症が起こってしまったとき、今までのお薬だけでは患者さんをしっかりサポートできなくなる場合も考えられます。運動習慣をプラスしていく、食生活を見直すなど、サポートの幅が広いこと、将来の糖尿病合併症発症イベントを見据えた薬剤選択をすることなど、一歩進んだ提案をできることが専門のクリニックを受診するメリットだと思います。

ほかに、どのような病気を診ていただけますか?

一般的な風邪やインフルエンザ、感染症、下痢、腹痛、各種予防接種、健康診断や検診など内科診療全般に対応しています。また、糖尿病はもちろん、内分泌疾患も専門ですので、橋本病・バセドウ病といった甲状腺疾患の治療も行っています。そのほか、糖尿病予備群、肥満が気になる方も多く来院され、高脂血症、高尿酸血症、高血圧症、脳梗塞や心筋梗塞などの治療経過など、幅広く診療しています。また、万が一大きな病気が見つかったときには、兵庫県立尼崎総合医療センター、関西労災病院、市立伊丹病院、尼崎中央病院、尼崎医療生協病院、兵庫県立西宮病院といった近隣病院のほか、ご希望の総合病院に迅速に紹介しています。

すてきな院内ですね。クリニックづくりでこだわったところを教えてください。

吉内和富院長 よしうちクリニック4

一般的にクリニックに来るのは病気でつらい時ですので、少しでも穏やかな気分になっていただきたいと内装は温かい空気感にこだわっています。清潔感のあるホワイトを基調にして、床は落ち着いたブラウンの木目にし、誰かのおうちに来たような雰囲気にしました。また、一般待合とは別に発熱患者用の待合室を設けています。入り口も診察室もトイレまですべて別になっているので、一般の患者さんとすれ違うこともありません。機器に関しても、血液検査や尿検査といったスクリーニング検査、頸動脈や腹部などの超音波エコー検査、心電図、血圧、脈拍測定など、正確な診断から適切な治療に結びつけることができるように、先進のものをそろえています。

丁寧な説明と温かい診療で地域に愛される医院をめざす

患者さんと接する際に気をつけていることを教えてください。

吉内和富院長 よしうちクリニック5

思いやりのある優しい言葉かけと、常にわかりやすい説明を心がけています。説明に関しては、できるだけ知識を持って帰っていただきたいと、治療に役立つ情報もお伝えするようにしています。例えば、外食ばかりになってしまうときも、ラーメンとチャーハンといった炭水化物の重ね食いになるメニューは避けて、どちらかをお肉やお魚にすることや、ツナ缶や鯖缶は便利で簡単にタンパク質が取れることなどをお伝えしています。運動に関しても、座りっぱなしにならないように自分から進んで物を取りに行くなど、できるだけ日常に取り入れられる簡単なアドバイスをするよう努めています。また、糖尿病の治療は長く続けていくことが大切です。だからこそ、患者さんが不安を抱え込まないように、スタッフ全員で積極的に声かけをし、礼儀やマナーにも気を配っています。「ここに来ると安心できる」と思っていただけるような、温かな雰囲気づくりも大切にしています。

先生自身も健康には気を配っておられるそうですね。

ええ。運動や食事に関しては気をつけるようにしています。でも、それも最近になってからの話で、勤務医の頃はデスクワークが多くて太っていたんですよ。自分が指導する立場でありながら恥ずかしいなと思って、1年半ほど前からダイエットを始め、以前より10キロ以上体重を落とすことに成功しました。ダイエットはすべての人に必要というわけではありませんが、血糖値のコントロールにおいても重要な要素です。自分の体験も踏まえながら、年齢や性別、生活習慣に応じたオーダーメイドの提案もできると思いますので、気軽にご相談していただきたいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

吉内和富院長 よしうちクリニック6

糖尿病治療は日々大きく進歩し、治療薬の選択肢が増えただけでなく、血糖値を24時間連続で測定できる血糖値測定機器やアプリなどを使うことで、患者さんの負担を減らしながら、より精度の高い管理ができるようになりました。当院でも積極的に導入し、日々の生活や療養に役立てていただいています。また、管理栄養士による栄養相談や訪問診療にも取り組み、患者さんやご家族を多方面からサポートしています。これからも「地域のかかりつけ医」として、どんなことでも気軽に相談できる存在でありたいと思います。今後も地域に貢献し、皆さまに信頼され、愛されるクリニックをめざしてまいります。

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