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亀井 宏治 院長の独自取材記事

かめい内科消化器クリニック

(茨木市/茨木駅)

最終更新日:2022/12/19

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック main

JR茨木駅より徒歩1分。真新しい医療ビルの2階にクリニックを構える「かめい内科消化器クリニック」。2022年5月にオープンしたばかりだ。亀井宏治院長は内科を専門とし、基幹病院での内視鏡検査や肝臓疾患治療の経験を軸に、幅広い内科診療に携わってきた。子どもの頃に喘息を患い、医師のもとに1週間に1度通っていたことがあり、「その時に先生に憧れて、自分も医師になりたいと思ったんです」と穏やかに話す。地域に寄り添い、患者としっかり向き合う医療をめざし開業に至った。以前職場でともに働いた看護師や受付スタッフも仲間に加わり、同院を支えている。亀井院長に、内視鏡検査についてや、診療の心構えなどについて話を聞いた。

(取材日2022年6月7日)

内視鏡検査、肝臓治療の経験が豊富

今年の5月に開業されたばかりの貴院は、JR茨木駅から徒歩1分と便利な場所ですね。

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック1

JR茨木駅の西口から出たすぐの医療ビルの中にあり、駐車場もありますので、通院などには便利だと思います。開業については以前から考えていたんですけれども、ちょうど50歳を過ぎた頃、こちらの医療ビルに入らないかという話を頂きました。当院の窓枠のところに「胃カメラ・大腸カメラ」の看板を掲げているため、内視鏡検査に特化したクリニックだと思われているかもしれませんね。高血圧や糖尿病といった生活習慣病の診療以外にも、専門の消化器や肝臓の病気など内科一般に対応しながら、内視鏡検査も日々行っていきたいと考えています。

内科の中でも、消化器内科がご専門なのですか?

大学院で一般内科を経験したいと思い、大阪医科大学の第一内科に入局したんです。そこで呼吸器内科や内分泌内科、神経、血液など、2年の研修期間中に内科のいろいろな領域を満遍なく勉強しました。研修期間が終わり出向した病院で内視鏡の勉強をしている間に興味深くなり、内視鏡が主軸となる消化器内科を専門にしたいと思うようになったんです。病院では消化器内科の中の肝臓内科のグループに所属していましたので、肝臓疾患にも対応していました。2年ほど大阪を離れて東京病院にいた時期があり、そこでは主に肝臓疾患の患者さんを診療。腹部の血管造影と肝生検を行って、肝臓の治療に集中的に取り組んでいました。

内視鏡の経験も積まれていたそうですね。

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック2

内視鏡というのは、消化器内をカメラで見たまま診断ができるところが面白いですね。大阪府済生会中津病院に勤務していた2年間は内視鏡検査を専門に行っていまして、毎日何件もの検査を行って相当数の患者さんを診てきました。次に勤めた大阪府済生会茨木病院では一般内科に所属し、誤嚥性肺炎や尿路感染をはじめ肝臓疾患なども診ながら、並行して内視鏡検査も行っていました。内視鏡検査にはずっと取り組んできたので、見識を深め、技術も磨くことができたのではと思います。

医師になったきっかけを教えてください。

小さい頃から病気がちで、小学4年生の頃からは毎週1回、喘息治療のため注射を打ちに病院へ通っていました。当時の病院の先生が憧れでしたね。それで、自分も医師になりたいなと思ったのがきっかけです。

胃や大腸の内視鏡検査の苦痛を減らす

専門である肝臓疾患、内視鏡の治療に関して、患者さんに伝えたいことはありますか?

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック3

C型肝炎は昔と違い、治癒が望める病気と考えられています。内服薬が開発され、3ヵ月ほど飲めばほとんどのウイルスの撃退をめざせます。飲み薬の副作用が少ないのも特長。B型肝炎も同様に、飲み薬でウイルスを抑えることが期待できます。放っておくと肝硬変、肝臓がんにつながる危険性がありますので、病気がわかったらすぐに服薬治療をすることが大事です。大腸がんについては今も女性のがん死亡数1位とされていますが、大腸カメラをお尻から挿入するのが恥ずかしいなど検査に抵抗を感じる方が多いことも関係しているかと思います。一度検査をしてポリープがなければ、その後は5年くらい空けてでも構いません。大腸がんは初めから「がん」ではなく、基本的には小さな良性のポリープが育ってがんになります。がんに育つまでには5年、10年とかかるので、小さなポリープの芽の間に摘んでおけば大腸がんになるリスクは低減させられるでしょう。

大腸カメラの検査前は、下剤を飲んでの準備になりますか?

そうですね。朝に1000~2000mlの下剤を飲んで、おなかを空っぽにしてから午後に検査をします。当院では苦痛を軽減するために鎮痛剤も使いますし、検査の際に腹部に送る空気は二酸化炭素を使うので体内に吸収され、おなかの張りも少なく済みます。40代以上の方で、便に血が混じったり下痢と便秘を繰り返したりする症状がある方は、大腸カメラの検査をお勧めします。

胃カメラに関しては、いかがですか?

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック4

最近の研究で、胃がんの多くはピロリ菌が関連しているといわれています。ピロリ菌が繁殖しにくい現代に生まれた若者には、ピロリ菌に感染している人は少ないでしょう。当院では胃カメラを使ったピロリ菌の検査も行っており、ピロリ菌がいるとわかればすぐに除菌することが望ましいですね。胃カメラの検査の場合、当日朝は、絶食で来ていただくこととなります。今は口からだけでなく鼻から胃カメラを挿入する方法もあります。鼻から挿入する胃カメラは、口から挿入するカメラよりも細く、嘔吐反射も少ないですし、鎮静剤を使って行えば痛みも軽減できます。最近は多くのクリニックで、胃カメラは鼻からの挿入でかつ鎮静剤使用という方法が主流になってきています。

地域に寄り添うかかりつけ医をめざして

患者さんに接するとき、心がけていることは何ですか?

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック5

ゆっくりとわかりやすく話すことでしょうか。病院に勤務していた時は患者さんが多かったので、ゆっくりと説明することができない場合もあったように思います。患者さんによくわかるように話をして、納得して帰っていただけるようにしたいですね。また検査後の説明では、病名や検査の結果病態がどうだったかなど、できるだけ結論を最初に言うように心がけています。問題がなかったのであれば、「異常はなかったですよ」と言ってから、細かい説明を始めるようにしています。

どういうスタッフ構成になっていますか?

受付が5人、看護師が4人です。みんなベテランぞろいで、スタッフの半分は以前同じ病院で一緒に勤務したことがある、信頼のおけるメンバーです。開業することが決まって、一緒に働きたいと言ってくれたので心強かったですね。開業までたくさん準備することがあったので、みんなでミーティングをしながら1ヵ月間、毎日朝から晩まで一緒に準備してきました。スタッフも私も、患者さんの緊張がほぐれるようにいつも笑顔でいるようにしたいなと思っています。

今後の展望についてお聞かせください。

亀井宏治院長 かめい内科消化器クリニック6

糖尿病や高血圧、脂質異常症など、地域の方々の生活習慣病を治療しながら、その中で内視鏡検査が必要な消化器疾患の患者さんがいたら、胃カメラ、大腸カメラの検査をしていきます。また、ピロリ菌が陽性であるとか、便潜血が陽性であるとかいった場合も、早急に内視鏡検査をしていきたいですね。そのほかにも健診や予防接種などをさまざまに手がけていこうと考えています。地域に住む中学生ぐらいからお年寄りまで、幅広い世代の方に来ていただきたいです。風邪でもいいですので、気になることがあれば受診していただければと思います。

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