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雪田 昌克 院長の独自取材記事

ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック

(足立区/竹ノ塚駅)

最終更新日:2023/02/14

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック main

足立区保木間の「ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック」。ここは白内障、眼瞼下垂や網膜硝子体などの日帰り手術を得意とする雪田昌克院長が、地域に根差して眼科医療を提供していきたいと開業したクリニックだ。この保木間の地を選んだのは開業地の生活の雰囲気がどことなく故郷に似ていて懐かしさを感じたからだという。「診察から検査、手術、術後のフォローまで患者さまお一人お一人に寄り添いながら丁寧に診療していきたいですね」と穏やかに話す雪田院長。大学病院と同レベルの眼科医療を実践するべく、手術装置や検査機器、スタッフの充実にもこだわる。開業への想いやクリニックの特徴などについて話を聞いた。

(取材日2022年3月21日/更新日2022年5月11日)

得意とする高度な眼科日帰り手術で、地域に医療貢献を

足立区保木間を開業地に選んだ理由についてお聞かせください。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック1

最近まで足立区の眼科クリニックで手術をさせていただいていたのですが、この近隣の皆さまは自転車や車、バスを生活の足とし、大きな商業施設を生活の基盤とするスタイルで、私が生まれ育った地元に似て懐かしさを覚えました。地元では広い敷地に一戸建ての眼科クリニックと駐車場を併設する形で開業されている先生方も多く、そこに家族の皆さまが車で子どもやおじいちゃん、おばあちゃんを送り迎えするという温かい光景を見ておりました。今回地域の皆さまがご家族で利用されている商業施設の隣で、そのような光景を思い出させてくれるこの地に巡り合うことができました。当院の敷地の所有者さまは以前からこの場所に医療施設を造りたいという思いがあったものの、なかなか考えに賛同できる医師が見つからなかったそうで、今回私の眼科にかける思いや理想のクリニックをお話ししたところ、ここでの開業を認めていただくことができ、とてもうれしかったです。

クリニック名に「まぶたと眼の」とありますが、どのような想いが込められているのですか。

眼科と言っても分野は広く、専門は何なのか、どんな治療や手術を得意としているのかがわかるような名前にしたほうが患者さまにその思いが伝わるのではないかというアドバイスを先輩の諸先生方から頂き、当院では一般的な眼科診療に加え、まぶたの眼形成手術、白内障手術、網膜硝子体手術を強みにしているという意味を込め「まぶたと眼」というワードを入れさせていただきました。特にまぶたの眼形成手術に関しては、眼科で専門にうたっている施設は少なく、形成外科や美容外科医が自由診療で行っているところが多いのが現状です。まぶたが下がり、見えにくさを感じていても、どの科を受診すればよいのかわからず、我慢している患者さまも多くいらっしゃいます。当院では眼形成分野で全国で知られるオキュロフェイシャルクリニックで学んだ手技で眼瞼下垂や逆さまつげの日帰り手術にも対応いたします。

診療方針について教えてください。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック2

当院は患者さまがまぶたや目のことを何でも安心して相談でき、手術が必要になった際も、遠くの中核病院に入院・通院しなくても当院で日帰り手術までできる、そんなクリニックをめざしております。診察の際には患者さまが症状や悩みを話しやすいよう、優しく丁寧にお話しし、些細なことでも気兼ねなく話せる雰囲気を心がけています。また患者さまに目のことをよく理解していただけるよう、目のモニター画像などをお見せしながら、症状や治療方針をわかりやすく丁寧に説明いたします。手術の際、担当の執刀医はどのような先生なのかという質問をよくされますが、当院では院長である私が術前から執刀、術後診察まで一貫して診療させていただきます。これまで多数の病院やクリニックなどで白内障や眼形成、網膜硝子体などの日帰り手術の執刀・診療で培ってきた経験を生かし、患者さまに安心・安全の眼科医療を提供することをめざします。

白内障、網膜硝子体、眼瞼下垂など眼科手術に注力

特に力を入れていきたい治療や疾患をお聞かせください。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック3

当院では眼瞼下垂、白内障、網膜硝子体の日帰り手術を得意としております。眼形成手術に関しては先ほどお話ししたとおりですが、白内障手術では乱視矯正対応のレンズや多焦点眼内レンズにも保険診療で対応してまいります。多焦点眼内レンズをご希望でも費用面で諦めていた患者さまも多いのですが、保険診療で対応させていただくことも可能です。また当院は眼科領域の中でも専門性・難易度の高い網膜硝子体手術の技術と設備も備えており、その手技を応用することで眼内レンズの入れ替えや難治症の白内障手術にも対応可能です。網膜硝子体手術を行う施設はまだ少なく、大学病院等で入院が必要なケースも多いのが実情です。網膜硝子体疾患は時間とともに大きく視力を損なう疾患もありますが、当院では毎日手術対応できる体制を整えており、急を要する症状によっては日帰り手術もできますので患者さまの身体的負担の軽減にも貢献できます。

医療機器も充実しているのでしょうか。

大学での臨床経験を経て、関東のさまざまなクリニックで眼科診療や手術の執刀に携わってきましたが、どの施設も、大学と同等レベルの設備と技術で地域の眼科医療を担っておりました。私もそのような眼科医療を実現するべく、当クリニックの開業にあたり、検査機器や手術機器も先進の高度な機器をそろえています。例えば外来では、瞳孔を開かずに広い範囲の眼底撮影ができ、造影剤を使用せず網膜の血管の状態を観察できる機器、侵襲の少ない眼内レーザー治療機器、緑内障治療のできるレーザー等を導入しております。手術関連では新型の手術顕微鏡や、白内障の眼内レンズ測定時に眼球の乱視軸まで精密に測定し、手術時に顕微鏡画面の眼球に投影させるシステム、手術の侵襲を抑えられる27G硝子体手術システム等、患者さまに最良の眼科医療を提供できるよう、こだわりの設備を導入しております。

今回の眼科スタッフの皆さんはどんな方々でしょうか。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック4

今回のスタッフ採用では心優しいベテランの方々に入職いただくことができました。眼科クリニックは医師の経歴や設備もさることながら、スタッフの技量がとても重要です。例えば白内障手術で眼内レンズを決定する際などには精密かつ正確な眼球の測定が必要不可欠であり、手術の際は感染予防に滅菌管理も重要となってまいります。当院では経験豊富な視能訓練士が検査を行い、手術室は長年大学病院や眼科クリニックに勤務してきた専門の看護師が手術のサポートならび、器具の滅菌や清潔管理を担当しております。クリニックは設備や診療、治療技術に加え、スタッフ一人ひとりの笑顔やホスピタリティーがあって初めて完成すると思っております。スタッフ一同、患者さまとのコミュニケーションを大切にし、地域で皆さまに信頼いただけるクリニックになるよう努めてまいります。

目やまぶたのことならどんなことでも気軽に相談を

先生はなぜ医師をめざされたのですか。眼科を選んだ理由もお聞かせください。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック5

子どもの頃から外科医が主人公の漫画に影響され、人の命を救う医師という職業に漠然と憧れを抱いておりました。学校の授業では実験で顕微鏡をのぞいて細かい操作をしたり、パソコンなどの機械を扱うのが好きでした。高校生になって真剣に進路を考えた時に、機器を扱う手術で少しでも人の役に立てればという思いがかなえられるのは、医師しかないと思ったのです。研修医になり、各科を回る中、高性能な器械と繊細な手術手技で患者さまの目に鮮やかな光を蘇らせていく眼科に惹かれました。顕微鏡下で行われる眼科の治療技術は常に進化を遂げており、その最前線で研鑽を積み、治療を終えた患者さまと喜びを共有できるやりがいは何ものにも代えがたいと思っております。これからは自分の造り上げた理想のクリニックで地域の皆さまの目の健康の維持に少しでもお役に立てればと思っております。

今後の抱負と読者へのメッセージをお願いいたします。

雪田昌克院長 ゆきた眼科 まぶたと眼のクリニック6

当院は目やまぶたのことならどんなことでも気軽に相談でき、大学病院レベルの手術まで幅広く対応し治療できるクリニックをめざしております。目は小さな器官ですが、私たちは普段、実に多くのことを視覚に頼り、情報を得る点で非常に重要な役割を担っています。何か気になることがあれば、些細なことでも丁寧に対応いたします。患者さまにここに来て良かった、安心して他の方々にも勧められる、そう思っていただけるクリニックになれるよう、スタッフ一同努力してまいりますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

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