いつまで続くのか不安な更年期症状は
婦人科で適切な治療とケアを
レディーバードクリニック
(大阪市北区/なにわ橋駅)
最終更新日:2026/05/13
- 保険診療
女性が閉経前後の更年期に経験するさまざまな症状は、女性ホルモンの減少が要因とされる。しかし、不調の背景には一人ひとりが抱える問題も大きく関わっていると考え、症状の緩和を図るだけでなく「自身と向き合うきっかけをサポートしたい」と尽力するのが「レディーバードクリニック」の丸尾伸之院長だ。更年期に限らず、生理前などホルモンバランスの変動に影響を受けることは、女性にとって自然なこと。だからこそ丸尾院長は、「更年期は新しい自分にバージョンアップするための準備期間だと捉えてほしい」と声をかける。さまざまな治療法を取り入れ、丁寧な問診や生活へのアドバイスなど、患者自身が変化していくためのサポートを重視する丸尾院長に、女性の更年期との向き合い方について詳しく話を聞いた。
(取材日2026年4月6日)
目次
更年期のつらい症状は多種多様。自分を大切にしながら上手に付き合って、快適な日々を
- Q更年期にはどんな症状が出るのでしょうか?
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A
▲日常の中で、小さな症状の変化にも相談に丁寧に相談に応じる
更年期とは女性の閉経前後の期間を指します。女性ホルモンの一つであるエストロゲンが大きく変動し、減少することによってさまざまな不快な症状が現れ、悩む人が増える時期です。代表的な症状としては、ほてりや発汗、動悸、疲れやすさ、気分の落ち込み、イライラ、不眠などが挙げられますが、それ以外にも人それぞれ多彩な症状があり、症状の強さもそれぞれ違います。実は、生理前のような胸やおなかの張りや痛み、便秘や下痢などの消化器症状、関節のこわばりなども、更年期に起きる不快な症状の一つ。「もしかして更年期かも?」と思うような心身の変化を感じている場合は、我慢せずに婦人科を受診し、気軽に相談していただければと思います。
- Q体のほてりや冷え、寝汗の相談も多いと聞きました。
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A
▲寝汗の量が増える症状も更年期のサインの一つだという
エストロゲンは血管の拡張・収縮を調整する働きも担うホルモンなので、減少すると血流のコントロールが不安定になります。その結果、運動しているわけでもないのに上半身がカーッと熱くほてったり、急にゾクゾクとした寒気を感じたりすることが起こりやすくなります。顔はほてるのに手足は冷えるといったアンバランスな状態は、更年期にはよくあることです。また、ホルモンバランスの乱れによって自律神経も乱れやすくなるため、発汗のコントロールが不安定になることもあります。その結果、ひどい寝汗に悩まされる方も。寝汗は睡眠不足にもつながるため、日中の倦怠感や集中力の低下など、生活の質に影響を及ぼしているかもしれません。
- Q更年期がいつまで続くのかも気になります。
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A
▲無理をせずいつでも相談してほしいとほほ笑む丸尾院長
一般的には、更年期は閉経の前後5年ずつ、合計10年程度とされています。「このつらい状態が10年も続くのか」と不安に感じる方も多いと思いますが、これまで多くの患者さんを診てきた経験から考えると、症状が最もつらい時期は2〜3年程度であることが多い印象です。その2〜3年間も自分に合ったケアを続けていれば、症状の軽減も期待できるので安心してください。そうしているうちに、症状そのものも徐々に落ち着いてくるでしょう。更年期は誰にでも訪れる自然な変化ですので、「無理をしながら乗り越えるもの」と考えるのではなく、ご自身の体調に合わせながら上手に付き合っていく方法を見つけていくことが大切です。
- Q婦人科ではどのような治療ができるのでしょうか?
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A
▲問診や血液検査で現状を把握し、治療方針を考えていく
婦人科の受診は、内診が大きなハードルになっていることが多いと感じます。しかし、更年期のご相談において内診は必須ではありません。まずは問診や血液検査から状態を把握し、その方の症状や体調に合わせて治療方針を考えていきます。治療としては、不足している女性ホルモンを補うためのホルモン補充療法(HRT)や、体質や症状に合わせて処方する漢方薬などがあり、症状の種類や程度に応じて選択していきます。さらに、当院では治療のほかに、ケアの一環としてよもぎ蒸しをお勧めすることもあります。40分ほど何もせずにゆっくり過ごしていただく時間は、緊張やストレスから解放され、心身を整える上でも大切な時間になると考えています。
- Q治療やケアを組み合わせて上手に付き合うことが大切なんですね。
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A
▲「自分らしく」いられるように、生活に合った治療方法を提案
更年期と上手に付き合うために大切なのは、「我慢すること」ではなく、ご自身に合った方法を見つけていくことだと思います。忙しい毎日の中で自分自身のことを後回しにしてしまい、大切にできていない方はとても多いです。そんな日々が続けば、自分の体の変化に気づきにくくなり、不調を抱えたまま無理をしてしまうことにもつながります。しかし、ご自身の体と向き合い、少し立ち止まってケアをしてあげることで、心身の状態は大きく変わっていきます。はつらつとした50代・60代を迎えるためにも、治療だけでなく、生活習慣の見直しやリラックスする時間を持つことなども含めて、無理のないかたちで日々の中に取り入れてくださいね。

