インプラント治療の満足度向上のために
知っておきたい利点と欠点
リアム歯科クリニック東大島
(江東区/東大島駅)
最終更新日:2023/06/01
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- 自由診療
歯を失った部分を補填する治療の1つであるインプラント治療。最近、対応可能な歯科医院が増えてきたことで、入れ歯やブリッジのように、一般的にも広く知られるようになってきた。しかし、「痛みが強そう」「費用がかなり高額」など、マイナスのイメージばかりが先行してしまい、興味はあるけれど諦めるという人が少なくない。そのような不安や疑問を抱く患者に対して、一つ一つ丁寧に説明を行い、しっかりと納得してもらった状態で患者が治療を受けられるように努めているのは、「リアム歯科クリニック東大島」の荒木泰博院長。一般的なものから難症例まで、これまで数多くの症例に対応してきたインプラント治療のエキスパートだ。そんな荒木院長に、インプラント治療のメリット・デメリットや、歯科医院選びのポイントについて詳しく教えてもらった。
(取材日2023年3月30日)
目次
検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!
- Qインプラント治療のメリット・デメリットを教えてください。
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A
インプラント治療は顎の骨にインプラントを埋入し、それを土台に人工歯を装着するため、沈んだり揺れたりせずにしっかりと噛むことが望めるメリットがあります。さらに、入れ歯やブリッジのように両隣の歯に負担がかからないことや、長持ちしやすいこともインプラント治療の強みですね。質の高い治療を受けてメンテナンスを欠かさなければ、一生ものとなるケースも多くあります。一方デメリットは、自由診療なので他の補綴治療と比べると費用が高額になりやすいことや、綿密な計画を立てる必要があるため治療期間が長くなる傾向があることが挙げられます。
- Qインプラント治療にはどのくらいの期間と費用が必要ですか?
-
A
抜歯から始まる場合、インプラントが埋入可能な状態になるまで2ヵ月から半年ほど必要です。患部が安定したら2週間から1ヵ月後に手術を実施。手術後はインプラントが安定するまで2ヵ月から半年ほど待ってから、人工歯を作成し装着します。患部の状態や術式によって変わりますが、合計で1年間くらい必要なケースもあります。費用はインプラントの本数、人工歯の材質、治療の難易度などで大きく異なります。「予想以上に高額だった」と不満を抱かないために、必ず見積もりをもらい確認しましょう。インプラント治療は費用が高くなりがちですが、その分高い技術を提供していると理解していただけたらうれしいです。
- Qインプラント治療を受ける歯科医院選びで注目すべきポイントは?
-
A
歯科医師の技術・実績に加えて、院内の設備にも注目してみてください。中でも、歯科用CTの有無は重要なポイント。インプラントを埋入する顎の骨は複雑な形状をしているので、適切に埋入するには立体的に調べることが大切で、そのために歯科用CTが必要だからです。他にも、インプラントの埋入手術を補助する装置「サージカルガイド」を用いていると、より高精度な治療を受けられる可能性が高いので、使用しているか併せて確認してみましょう。また、説明や検査を丁寧に行ってくれるかも重視すべきポイントです。これらの情報は、各歯科医院のホームページや無料カウンセリングを活用すればチェックできます。
検診・治療START!ステップで紹介します
- 1丁寧なカウンセリングと治療前の口腔内の状態チェック
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まずはカウンセリングで、口腔内の悩みや治療に対する希望などを伝える。同院では、完全個室のカウンセリングルームが設けられているので、周囲を気にせず何でも相談できるだろう。カウンセリングが終わったら、実際に口腔内を診察してもらう。インプラントを埋入する患部の状態や、虫歯や歯周病の有無を確認される。この時に虫歯や歯周病が見つかった場合、しっかりと治療してからインプラント治療を始めるという。
- 2歯科用CTや口腔内スキャナーなどを用いた精密検査
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歯科用CTを用いた検査で、顎の骨の状態を確認される。治療の内容によっては鼻周辺の骨もチェックする必要があることから、同院では顔全体を撮影できる先進の歯科用CTを導入したという。また、治療の精度向上を図るのに必要な装置「サージカルガイド」を作製するために、口腔内スキャナーで口腔内をスキャンして3D画像化。インプラント治療は手術を伴うので、リスク判定のための血液検査も併せて受ける。
- 3検査結果をもとに、歯科医師と治療内容を相談
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検査結果をもとに歯科医師が立てた治療計画を確認する。同院では患者の理解を深めるために、手術の流れについてアニメーションを用いながら説明したり、シミュレーションによって算出した完成予想を見せたりしている。ただ数字を並べて、口だけで説明されるよりわかりやすく、治療や仕上がりのイメージがしやすいメリットがあるそうだ。相談の末、治療方針が決まったら、治療の同意書にサインをして手術のスケジュールを組む。
- 4安全性を考慮した質の高いインプラントの埋入手術
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手術当日、まずは歯科衛生士によるクリーニングを受け、口腔内を清潔にする。準備が整ったら患部に局所麻酔をして、インプラントの埋入手術が開始。平均手術時間は1本あたり30分以内。同院ではより長時間になると予想される場合、静脈内鎮静法を用いることもあるそう。手術後は、インプラントが安定するまで2ヵ月から半年ほど待った後、人工歯を作製して装着する。
- 5インプラントを長持ちさせるために重要なメンテナンス
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インプラントを良い状態で維持するためには、毎日のセルフケアに加えて、定期的に歯科医院を受診してメンテナンスを受けることが重要。怠るとインプラントの劣化が早まったり、歯周病が発症したりして、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまうそうだ。必ず3ヵ月に1度のペースで受診をし、十分にケアができているかどうか、歯周病はできていないか、インプラントと人工歯の接続部分が緩んでいないかなどを確認してもらう。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント体(埋入手術代込)/24万2000円程度、骨増生/5万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。