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先進の機器や設備を導入し
より安心で快適な透析治療を実践

ひたち野うしく腎クリニック

(牛久市/ひたち野うしく駅)

最終更新日:2022/04/13

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  • 保険診療

血液をろ過して老廃物を排出するなど体を正常な状態に保つ重要な役割を担う腎臓。その働きが弱くなると腎不全となり、さらに進行して慢性腎不全に至ると、失われた腎臓の機能回復の見込みはほとんどなくなってしまうという。その機能を代替するためにあるのが透析治療だ。ひと昔前は透析というと敬遠されがちだったが、今では治療法も進化し、通院しながら日常生活を送れる環境が整ってきている。「透析治療を日常生活の一部として捉えていただきたいですね」と「ひたち野うしく腎クリニック」の小川裕二郎院長は話す。同クリニックでは、半個室の透析ブースを用意するなど患者一人ひとりに合わせた透析治療を実践している。実際どのような流れで治療を行うのか話を聞いた。

(取材日2022年3月28日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q透析治療を受けるまでの流れについて教えてください。
A

透析治療は、腎臓機能の指標である血清クレアチニンやeGFRの数値、全身症状、日常生活の支障度などさまざまな情報をもとに総合的に判断して、最も適切なタイミングで始めていきます。透析治療を行うには、治療中に十分な血液量が確保できるよう「内シャント」と呼ばれる動脈と静脈をつなぎ合わせた血管を作る手術が必要です。当院では手術設備を整えており、内シャントの手術から透析治療までトータルに実施、管理しています。内シャントは血清クレアチニン値が6を超えたあたりから作っておく必要があると考えます。すでに他院で透析治療を受けている場合は、透析条件などを記した診療報告書を持参すれば治療を継続できます。

Q透析治療の近年の変化や貴院のこだわりについて教えてください。
A

透析治療には拡散作用による血液透析(HD)、ろ過器による血液ろ過(HF)に加えて、この両者を組み合わせた血液ろ過透析(HDF)という治療法があります。透析治療にはきれいな補充液が重要ですが、中でもHDFは大量の補充液が必要です。従来は工場で作られるプラスチックバックに入った補充液を使用していたため大量ろ過は難しかったのですが、当院では院内で超純粋透析液を製造しそのまま補充液として使用できます。このオンラインHDFによって治療効率の向上や血圧の安定化が期待でき、より安心して治療を受けていただけます。当院では患者さんの状態に合わせて、透析条件を調整、管理しています。

Q透析治療を続ける際、気をつける点はどんなことですか。
A

透析治療では患者さんご自身による管理もとても大切です。特にバランスの良い食事が重要で、塩分とカリウムの取り過ぎに注意しながら十分な栄養を取るようにしましょう。野菜や果物にはカリウムが多く含まれていますので、量を減らす必要がありますが、旬の物を食べるなど工夫してその味わいを楽しんでほしいですね。透析治療を始めると、毒素が抜け食欲が増すことが望める方も多いです。体力をつけるために栄養は重要ですが適度な運動も必要です。心臓や血管などの病気の予防や、日常生活活動の維持、生活の質の維持にも有用です。当院では、透析治療中に足のペダル運動やチューブを使う筋力トレーニングなども行っていますのでご活用ください。

検診・治療START!ステップで紹介します

1見学・オリエンテーション

同院では透析治療を開始する前に透析室の見学やオリエンテーションを実施している。希望する人はまずは連絡してみよう。透析治療は週3回、月・水・金曜もしくは火・木・土曜のペースでの通院が基本だ。同院では透析スタイルに合わせて、ベッドか椅子型か、半個室か見守りブースかを選択できる。また、プロのドライバーによる送迎サービスも行っている。

2体重測定

透析治療前には毎回体重測定を行う。透析治療を受けている人は老廃物や余計な水分を尿として排出しにくく、水分が体内にたまりやすくなる。体重を計ることで、前回の透析治療時からどの程度、体内の水分が増えているのか、どのくらい取り除く必要があるかを把握し、透析条件を管理する。

3血圧測定や問診で体調を確認

次に血圧・脈拍測定をするとともに体調の変化や食事内容、気になることなどについて問診を行う。同院では、日本看護協会透析看護認定看護師も在籍し、一人ひとりの患者にきめ細かく対応。また同院では、月に1回はエックス線検査、月に2回血液検査を行うほか、随時、動脈硬化の検査や心電図検査、エコー検査などを実施し、細かく患者の体調管理を行う。

4透析治療

透析にかかる時間は3~4時間。治療中はテレビやインターネットを無料で楽しめる。読書やゲームなど趣味の時間にあてることも。同院では風の出ない空調機を設置しているので風によるストレスも感じることなく過ごせる。毎回、担当医師が回診し、一人ひとりに話しかけながら体調について確認。看護師も透析中に体調の急変が起きないかどうか注意深く観察、何かあれば迅速に対応。透析中に筋力トレーニングを行うことも可能。

5透析治療を終えて帰宅

どれくらいの水分が抜けたのかを確認するため、治療後にも再度体重を計って終了。治療方法の進化によって、透析中の血圧低下が起きにくくなっているため、治療後の疲労感も以前と比べると軽くなるケースも多い。週末は2日間空いてしまうので、自己管理が大切。特に食事には注意が必要とのことで看護師による簡単なアドバイスも受けることができる。

ドクターからのメッセージ

小川 裕二郎院長

治療の中心はあくまでも患者さんご本人だと考えています。一人ひとりの患者さんと良い関係性を保ちながら、お互いに協力しながら一緒に治療に取り組んでいきたいと思います。当院では、透析治療を続けながら生活の質を維持、向上できるように透析治療の設備や環境を整えています。透析治療が必要と診断された方や、自宅近くで透析治療を受けたい方など一度ご相談ください。また、腎臓疾患の中には自覚症状が出にくいものもあり、かなり進行した状態で発見されることも少なくありません。健診で腎臓機能の数値異常が指摘された方は、早めに受診してください。

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