予防から術後のケアまで
専門クリニックで診られる心臓の病気
たかはし内科クリニック 自由が丘
(世田谷区/自由が丘駅)
最終更新日:2024/09/04


- 保険診療
心筋梗塞や弁膜症など、心不全を引き起こしかねない心臓の病気。「たかはし内科クリニック 自由が丘」の高橋賢至院長によると、高血圧や糖尿病も無関係ではなく、進行すると心筋梗塞やその先の心不全につながることもあるという。慶應義塾大学やその関連病院で研鑽を積み、カテーテル手術など循環器疾患の治療に数多く携わってきた高橋院長。急性期の患者を診ながら、大きな病気にかかる前の予防や、再発予防の大切さを実感したそうだ。開院後は、慢性心不全や集中治療後の患者のケア、また健康寿命を延ばすための生活習慣病のコントロールに力を入れる。循環器を専門とする医師の視点で症状や原因を見極めながら、薬剤の種類や投与量のこまやかな調整を行う高橋院長に、急性心不全と慢性心不全の違いや、専門クリニックでの診療について話を聞いた。
(取材日2023年3月28日/情報更新日2024年8月27日)
目次
動悸や息切れ、心不全や術後ケアまで幅広く対応。循環器を専門とした視点で症状を見極め、薬剤も細かく調整
- Q急性心不全と慢性心不全の違いについて教えてください。
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A
▲専門性の高い医師のもとで治療を受けることが重要
急性心不全は緊急での治療が必要な病態です。心筋梗塞や心臓弁膜症によって、または過度の高血圧から心臓に負荷がかかり、呼吸困難を生じ、命に関わることもあります。慢性心不全は、急性心不全の状態を経て安定した状態です。その程度には個人差があり、日常生活に不便を感じない方もいれば、少しの動作で息切れを感じる方もいらっしゃいます。慢性心不全は急性増悪から急性心不全の状態を再発するリスクが高く、継続的に症状のコントロールが必要になります。そのためには心不全の原因や症状を正しく見極め、個々に合わせた治療法や薬を選択することが大切です。
- Qこちらではどのような心疾患に対応していますか?
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A
▲一般内科から循環器内科、生活習慣病など幅広い診療を提供
心不全の予防医療から、動悸や息切れ、胸痛などの症状でお困りの方の精密検査・治療、すでに心不全と診断された方の専門的な治療の継続など、幅広く対応しております。心臓に不安のある方はどなたでもいらしてください。高血圧や糖尿病、肥満などは心不全のリスクとなるため、生活習慣病の持病がある方は、症状がなかったとしても実は心不全の「ステージA」の段階となります。高血圧や糖尿病のある方や、健康診断の数値にチェックがついた方はぜひ早めにご相談ください。症状が出る前に、未然に心不全を予防するお手伝いをできればと思います。心臓疾患の診療でかかりつけ医を探している方もぜひいらしてください。
- Q心不全を専門クリニックで診てもらうメリットを教えてください。
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A
▲循環器疾患に関する豊富な知識を持つ院長
心不全は症状の増悪を繰り返しやすい疾患です。当院では、日々の症状や体の状態の変化を確認しながら、患者さんの生活背景に合った治療を行うよう心がけています。心不全治療では厳しい塩分制限が必要とされますが、個々の「これならできる」という目標を設定し、薬物治療とのバランスを見つけ、負担の少ない治療法を提案できればと思います。曜日によらず専門医師が外来診療を行っていますので、症状の悪化を自覚した際にはいつでも相談できることも大きなメリットだと思います。大きな病院と変わらない専門的な診療を、身近にお届けできればと思います。
- Qこちらではどのような治療が受けられるのでしょうか?
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A
▲各種検査機器、アフターケアの体制も整う同院
心臓の状態を確認するため、心電図、エックス線、血液検査、エコー検査などをいつでも受けていただけます。24時間心電図波形を記録し、不整脈の状態を把握するホルター心電図検査は、検査終了後その場で結果の解析、説明ができる体制を整えています。CT・MRIによる心臓の画像検査を行うクリニックと連携しており、当院から検査の予約が可能です。入院することなく、冠動脈や心筋の状態を詳細に評価し、狭心症や心筋症、心不全の診断が行えます。ここ数年で新規の心不全治療薬が複数開発されており、心不全治療は新たなステージに入っています。検査結果に基づいて必要な薬物治療を開始し、症状に合わせて調整していきます。
- Qもしもの時のサポート体制も整っていますね。
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A
▲他院とも連携し、治療をサポートする
心不全は長く付き合う必要のある疾患であり、症状の悪化がないように、日々の管理、薬剤調整が大切です。心不全手帳などを利用し生活状況を把握しながら毎回の外来で症状を確認し、お薬の調整を行います。近隣の大学病院、総合病院と連携しており、入院での治療が必要な際には専門の病院をご紹介いたします。ご高齢で手術のリスクが高い方には、体への負担が少ないカテーテルによる弁膜症手術のご案内も可能です。心臓の病気は命に関わることもある疾患です。いざという時にどこまでの治療を希望するのかを一緒に考える「人生会議」、ACP(アドバンス・ケア・プランニング)の外来を設けています。興味のある方は受診の際にご相談ください。