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上坂 宗敬 院長の独自取材記事

うえさか歯科

(箕面市/桜井駅)

最終更新日:2022/06/24

上坂宗敬院長 うえさか歯科 main

箕面市の171号線沿いにある「うえさか歯科」は、2021年10月にオープンした。木のぬくもりを感じる外観に、院内はスタッフ手作りの装飾が飾られており、アットホームな雰囲気を醸し出している。院長の上坂宗敬(うえさか・むねゆき)先生は、勤務医時代の豊富な経験を生かし、地域のニーズに合わせた幅広い診療を提供。一般歯科はもちろんのこと、小児歯科、予防歯科、インプラント治療、ホワイトニング、矯正歯科、歯周病治療、口腔外科のほか、訪問診療やエイジングケアの相談まで対応する。学生の頃に自分の歯にコンプレックスがあったという上坂先生は、「矯正をはじめ、歯の治療の大切さを子どもたちに伝えたい」と話す。今回は、穏やかな語り口が印象的な上坂院長に、注力している診療や診療時に心がけていることなど、詳しく話を聞いた。

(取材日2022年2月2日/再取材日2022年6月15日)

歯にコンプレックスがある人を減らしたい

なぜ、歯科医師をめざそうと思われたのですか?

上坂宗敬院長 うえさか歯科1

子どもの頃に、歯に対してコンプレックスがあったんです。思い切り笑えないことで、どうしても自分に自信が持てなくて、中学生から高校生にかけて、思い切って矯正治療をしました。見た目はもちろんですが、機能面での変化を実感し、それまでの人生とは大きく変わったと感じました。矯正はもちろん、さまざまな歯科治療を通して、患者さんに歯科治療の大切さを伝えたいと思ったことが、歯科医師をめざしたきっかけです。

特に力を注いでいきたい診療はありますか?

自分自身の経験もあって、小児の矯正に関しては特に注力していきたいと思っています。私は中学生の時に矯正を始めたので、歯を抜いて、ワイヤーで矯正するといった大がかりな治療を行いました。しかし、今はさまざまな矯正方法があり、早期に処置を開始することで、歯をなるべく抜かずに、子どもの成長する力に合わせて矯正を進めていくことが可能です。当院では、マウスピース型装置用いた矯正を中心に、痛みが少なく手間もかからない、負担の少ない矯正をめざしています。装置によっては、お子さんの好きなデザインを取り入れてオリジナルの器具をお作りすることもできます。自分だけの特別なものだと感じられれば、お子さんも進んでお手入れしてくれたり、喜んで矯正に取り組んでくれたりと、自主性も磨かれていくと思います。

歯周病治療にも注力されていますね。

上坂宗敬院長 うえさか歯科2

歯周病治療に関しても、研究会を通して勉強するなど、長年かけて知識を深めてきました。歯周病においても予防は欠かせません。地域の皆さんにより末永く自分の歯で食べる喜びを感じていたただけるよう、これまでの経験を生かして多様に取り組んでいます。歯石取りといった一般的な歯周病治療のほかにも、出血が多い患者さんには抗生物質などを使った治療も行い、外からだけでなく内からもアプローチして、さまざまに対応を行っています。また、口臭をチェックする機械も導入しています。

口腔ケア意識の高い人にも先進機器や幅広い治療で対応

どのような患者さんがお越しになりますか?

上坂宗敬院長 うえさか歯科3

年齢層は幅広く、小さなお子さんから小中学生、大学生、30~40代の主婦の方、80歳を過ぎたご高齢の方までお越しになられます。どなたにも快適に過ごしていただけるよう院内は全面バリアフリーにし、車いすやベビーカーでもスムーズに移動できる広さにしています。また、周辺地域にはデンタルIQの高い患者さんが多いと感じていますので、歯科用CT、口腔内スキャナー、マイクロスコープ、口腔外バキュームなどの先進機器を備えているほか、モニターを設置した完全個室も用意しています。また、歯科治療に対する不安感が強い患者さんや小さなお子さんなどを対象とした笑気麻酔にも対応しています。その他、エイジングケアのご相談にも対応しています。

診療内容に関しても、幅広いですね。

一般的な虫歯治療から、インプラント治療、ホワイトニング、大人や小児の矯正、親知らずなどの抜歯、根管治療まで、幅広く対応しています。もともと大学の研修医時代は、歯の詰め物などを扱う補綴科に所属していたのですが、長く勤めた歯科クリニックが、何でも幅広く治療を行う大きなクリニックでしたので、そこで鍛えられました。特にインプラント治療では、数多くの手術を行い、骨造成など難症例にも対応してきました。地域で治療を完結したいと考える方は多いと思いますので、訪問診療や急患にも対応して、地域に根差した診療を行っていきたいと考えています。

クリニックをつくる上で、こだわったところはどこですか?

上坂宗敬院長 うえさか歯科4

私自身が歯科クリニックに抵抗があった子どもだったので、クリニックっぽくない雰囲気にこだわりました。クリニックに来たことがない小さなお子さんも入りやすいように、表はガラス張りにして中がのぞけるようにしたり、のぞいた時にキッズスペースが見えるようにしたりと工夫しました。また、クリニック全体を木目調にそろえ、木のぬくもりを感じてもらえるようにもしています。最近は、スタッフが中心となって季節に応じたデコレーションをしてくれます。子ども好きのスタッフばかりで、親子連れには積極的に声かけをしてくれますし、高齢の方がお越しになればさっと付き添って対応してくれる。保育士の資格を持っているカウンセラーの他、トリートメントコーディネーターの役割を担うスタッフもいますので、「治療中に少し子どもの相手をしてほしい」「将来的に子どもの矯正に興味がある」など、何かあればいつでもお声がけいただければと思います。

人生100年時代に合った、寄り添った診療をめざす

診療において、気をつけていることはありますか?

上坂宗敬院長 うえさか歯科5

なるべく難しい言葉は使わず、わかりやすく説明するように心がけています。説明が終わった後も、「わからないところはないですか?」「ご質問はありませんか?」と繰り返して聞き、疑問点があれば何度でもお話しさせていただいています。また、耳で聞くだけではなく目で見たほうがより理解は深まると思いますから、タブレット型端末や模型を使いながら解説するように気をつけています。自作したオリジナルのちらしやパンフレットもたくさんあるんです。それらは積極的にお渡しするようにしていて、ご自宅に帰ってからゆっくり検討してもらったり、治療を振り返って知識を深めてもらえたりしたらうれしいなと考えています。

ところで、院内のトレーニングマシンが印象的ですね。スポーツがお好きなんですか?

はい。昔からスポーツが好きで、大学生の頃には弓道部でキャプテンを務め、全国大会で入賞したこともあるんです。最近は筋力トレーニングにはまっていて、休憩時間中にマシン運動をしています。そもそも健康に気を配るようになったきっかけは、姿勢のゆがみでした。診療中はついつい姿勢が悪くなってしまうので、腰が痛くなってしまったんです。整骨院にも通ったりしましたが、根本的な解決にはならなくて。そこで始めたのが筋トレです。バランス良く筋肉をつけ、腰痛の解消につなげました。筋力のバランスは、顎や噛み合わせでも同じように大切だとされています。当院はスポーツ用マウスガード作製にも対応しています。筋トレのお話をきっかけに、噛み合わせのご相談にも応じていければと思っています。

最後に、読者の方へメッセージをお願いします。

上坂宗敬院長 うえさか歯科6

この場所に開院を決めた理由の1つは、近くに学校があったからなんです。小学生や中学生など、これからの大人になっていく世代に向けて、「どうして虫歯がなくても歯科医院に通う必要があるのか?」「どうして歯を大切にしないといけないのか?」といったことを伝えたいと思ったからです。当院では、虫歯の治療をすることも、矯正をすることも、すべては予防につながっていると考えています。人生が長くなった今、歯を健康に保つことは、豊かな人生を送る上で重要だからです。「どうしたら自分の歯を大事にできるか」「今できるベストなケアって何?」と、お考えの方はぜひご質問ください。スタッフ一同、地域の皆さんの歯の健康を守れるよう、力を合わせて対応していきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた小児矯正/33万円~、裏側矯正/92万4000円~、床矯正/33万円~、部分矯正/22万円~、ホワイトニング/1万1000円~、インプラント治療/27万5000円~、マウスガード作製/1万円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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