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三好 晋平 院長の独自取材記事

あおいろ耳鼻咽喉科

(名古屋市天白区/植田駅)

最終更新日:2022/08/03

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島田バス停留所から徒歩5分。青と木目、レンガのコントラストが美しい建物が「あおいろ耳鼻咽喉科」だ。駐車場もあり、バリアフリーを採用しているため院内も広々とした空間になっている。「自分の名前ではなく『あの青い耳鼻科』と思ってもらえれば覚えやすいと考えたんです」と笑顔で話すのは、院長の三好晋平先生だ。名古屋市立大学を卒業後、さまざまな総合病院で研鑽を積んできた三好院長。風邪症状や花粉症、鼻炎だけではなく、めまいや難聴、補聴器、睡眠時無呼吸症候群など幅広い相談に対応している。朗らかな雰囲気で魅力的なスタッフを束ねる三好院長に、開業の経緯や診療スタンス、今後の展望などを聞いた。

(取材日2021年12月28日)

落ち着いた雰囲気の中で痛みの少ない丁寧な医療を提供

先生が医師をめざしたきっかけ、また開業の経緯などからお聞かせください。

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父が医師であったため、その背中を見て育ったのが医師をめざしたきっかけでしょう。名古屋市立大学を卒業後は、春日井市民病院、名古屋市立大学病院、西部医療センターなどに勤務し、岡山ろうさい病院では副部長も務めました。耳鼻咽喉科を選んだのは、手技も病態も幅広く、いずれも興味深い、勉強のしがいがある分野だと感じたからでした。勤務医時代は地域のクリニックから紹介された患者さんの検査や治療、手術も経験し、総合病院だからこそできることを数多く学びました。開業を意識し始めたのは岡山で勤めていた時です。一時期はクリニックでの勤務も経験し、開業医と総合病院での勤務医の違いなども感じながら、お世話になった名古屋に貢献したいという思いでここに開業しました。

クリニック名が印象的ですが、どんな意図が?

医師の名前、名字などを冠するクリニック名が多いですが、もうちょっと親しみやすく覚えやすい名前はないかと考えてつけました。もともと青い色が好きで、ほかの青色の派生の名前なども考えたんですが、老若男女、幅広い方に来てほしいという思いも込め、総合して「青色」で良いのではないかと思ったんです。建物の色にも青は取り入れていますから、「あの青い建物の耳鼻科に行こう」と認識していただければ、と。それに青い色は落ち着きを与えてくれますし、そこに木目調の温かみを足して、リラックスできる空間にしたいと考えました。待合室から診察、会計まで環状で一方向に進む構造にし、できる限り患者さん同士の動線が交差しにくい環境にもなっています。

感染症対策などの工夫も凝らされていますね。患者さんに接する時に心がけていることは何でしょう?

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痛みの少ない優しい診察を行い、丁寧な説明をすることで、納得していただける医療を提供することが当院のモットーです。例えば診察に使用する喉頭ファイバースコープは、画質が良いものの中でなるべく細いものを選んでいます。痛みが苦手という方も多いですし、もちろんお子さんでも使える細さです。当院では他にも、耳鼻科用のCT、超音波診断装置なども導入しています。CTはエックス線の検査だけではわからない細かい部分が確認でき、副鼻腔炎の診断などに活躍します。超音波診断装置は首や顎の下、耳の横の腫れなどの診断に用います。甲状腺や唾液腺、リンパ節のチェックを、画像でしっかりと、しかもその場で確認できるのです。

二重扉の聴力検査室を設け、高いレベルの診断を追求

今はどのような患者さんが多いですか?

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私が当初考えていたよりもご高齢の方が多い印象です。とはいえご高齢の方に偏っているというわけでもなく、いずれの年齢層も満遍なくおられます。なので聞こえ方や難聴の相談もありますし、めまいや花粉症、鼻風邪症状、中耳炎などさまざまです。私自身、幅広く対応していきたいという思いがありますので、患者さんの層にマッチしているのではないか、と感じています。駐車場も用意していますが、近所の方であれば自転車や徒歩でいらっしゃることもありますよ。

聴力検査室は二重扉を採用されていますね。クリニックで二重扉は珍しいのでは?

総合病院に勤務していた頃は二重扉で、やはり扉1枚よりも聴力検査においての評価の精度がかなり上がることが期待できるんです。クリニックでもなるべく精度の高い聴力検査を行いたいと考え、二重扉にしました。当院では補聴器の相談にも応じています。補聴器は町中のお店で購入することも可能ですが、本当に補聴器が必要なのか、そもそも耳の病気がないかどうかを判断することはとても大切です。耳鼻科は耳の診断をつけ、適切に聴力の評価ができる場所です。隠れた疾患を見逃さないためにも、補聴器を購入する際はまず、耳鼻科で相談をしてほしいと思います。また補聴器導入後のフォローも必要になりますから、そういう時もしっかり耳鼻科を活用してほしいですね。

ネブライザーの一つ一つに、木材の仕切りがあるのも印象的です。

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感染症対策としても活用できますし、患者さんもお隣に誰かいても気にせず、吸入に集中できるのではないかと思い、導入しました。また、ネブライザー室の天井には医療用の植込み型空気清浄機を設置しているので、安心してネブライザー治療を受けていただきたいです。この空気清浄機は診察室を含め3ヵ所に設置していてパワーも強いので、感染対策の強い味方です。他にも、実際に患者さんの声から導入が決まった機器などもあるので、今後も患者さんからの忌憚ないご意見も頂戴しながら、改善を進めていきたいですね。真摯に患者さんに向き合っていく姿勢を心がけておりますが、まだ開業して間もないクリニックですし、すべての患者さんに100%マッチすることは難しいかもしれません。だからこそスタッフとも一緒に、より良いかたちにしていけるよう一つ一つの課題をクリアしながら、患者さんの満足度を高めていくつもりです。

スタッフと協力し合い、より良い医療を提供していく

勤務医時代との違いなどは感じておられますか?

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総合病院で勤務医をしていた頃は、比較的診療のみを行うだけでいい環境にいたと思います。それぞれが独立した部門であるからです。しかし開業後は、受付から診察、会計などまでの一つの流れを、一から考える必要がありました。開業前に勤務したクリニックでは、スタッフさんが見えない部分でクリニックを支えている点も改めて深く学ぶことができました。そのクリニックではスタッフさんを含めたミーティングを行い、クリニックをより良い場所にするためのブラッシュアップが頻繁に行われており、これは見習うべきだと感銘を受けたこともありました。当院でもそれに倣い、スタッフとのミーティングも定期的に行っています。全スタッフと近い距離で、一緒に考え、力を合わせて良い医療を提供することが、クリニックのためになるのだと感じています。

実際に「スタッフさんに助けられている」と感じる場面などはありましたか?

もちろんです。私も完璧な人間ではありませんから、例えば診察する中で説明が間に合わず診察後にフォローをしてくれたりすることもありますよ。院内の飾りつけなどもスタッフにしていただいて良い雰囲気にしてくれています。当院のスタッフは皆さん明るく、朗らかな人ばかり。患者さんに対しても親身になって接してくれていると感じています。またスタッフ同士のやりとりでも、助け合いの精神を感じるんです。自分の担当だけではなく、クリニック全体がスムーズに回るようにと気を配ってくれているのを感じることも多いんです。とてもありがたい存在ですよね。

では最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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クリニックの役割は、地域の皆さんの健康を支え、今の生活をより良いものにする存在であると思います。また、総合病院でも数多くの症例を見てきたからこそ言えることですが、地域にあっても隠れた疾患を見落とすことなく、必要であれば高次の医療機関にしっかりとつなげていくことも、クリニックが担う大きな役割の一つであると感じています。風邪や花粉症、中耳炎などだけではなく、めまいや耳鳴り、難聴、そして睡眠時無呼吸症候群なども耳鼻科で対応できる疾患です。困ったことがあればぜひ、気軽に相談にいらしてくださいね。

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