予防歯科の重要性と
クリニックで受ける予防歯科診療とは
かねこ歯科クリニック
(吹田市/南千里駅)
最終更新日:2023/05/15
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歯が痛い、ぐらぐらする、抜けてしまったなど、虫歯や歯周病の具体的な症状が出てから受診する人が多かった歯科医院。しかし、現代では「症状が出る前の予防として」受診をするという考え方へシフトしようとしている。大阪府吹田市にある「かねこ歯科クリニック」も、兼古慎也院長を中心に予防歯科に熱心に取り組んでいる歯科医院の一つ。家族みんなが通いやすいよう、保育士による託児サービスを実施し、院内はバリアフリーを意識した造りになっている。「予防歯科の大切さを家族みんなが知り、小さな子どもから大人まで、家族みんなで取り組んでもらいたい」と一人ひとりの患者に丁寧に向かい合う兼古院長。今回は、予防歯科の大切さやクリニックならではの工夫について、詳しく話を聞かせてもらった。
(取材日2023年4月14日)
目次
毎日の歯磨きにプロのケアをプラスして、口腔内をもっと健康的に保とう
- Q予防歯科とはどういうものでしょうか?
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A
予防歯科とは、虫歯(う蝕)や歯周病になってから治療するのではなく、虫歯や歯周病などの病気にならないように予防に取り組む歯科分野です。「毎日歯磨きをしていれば通院は必要ないのではないか?」と考える人もいるかと思いますが、セルフケアだけで歯垢や歯石を完全に取り除くことはできません。歯についたままの歯垢や歯石は虫歯や歯周病の原因になるため、定期的に歯科医院でプロのケアを受け、きれいに取り除くことが予防にはとても大切です。欧米ではこの考えが浸透していますが、日本ではまだまだ浸透しきっているとはいえません。お口の健康を守るためにも、定期的にPMTCや口腔内診査などの検診を受けていただければと思います。
- Qなぜ予防が重要なのですか?
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A
虫歯や歯周病は治療することができますが、何もなかった健康な状態に完璧に戻すことはできません。特に削ってしまった歯や抜けてしまった歯は再生しません。一生自分の歯を守りたいのであれば、できるだけ歯を削ったり抜いたりしなくていい状態をつくり、今ある歯の状態を保つことが大切になります。予防歯科を通して定期的に受診していれば、虫歯や歯周病の早期発見につながり、ひどくなる前に治療することもできるでしょう。そうすれば、治療回数・費用・時間を抑えることにもつながりますし、何よりも口腔が受けるダメージを最小限にすることが望めます。痛い思いをする回数も少なくなりますので、歯科が苦手な人こそ通院してもらいたいです。
- Q歯科が苦手な子どもでも受診できますか?
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A
これまで治療で嫌な思いや怖い思いをした方や小さなお子さんにこそ、予防歯科をお勧めしたいです。なぜなら、予防歯科で行う診療は病気の治療と比べると、痛いことや怖いことは少ないからです。それでも痛みや恐怖が強い場合には麻酔などを使い、少しでも楽にケアを受けていただけるように工夫しますので、遠慮せずお申しつけください。また小さなお子さんに関しても同じです。予防のための受診であれば緊急性もありませんので、雰囲気に慣れるまでゆっくり待つことができます。怖い思いをしなければ、歯科医院は怖いところではないはずです。歯医者にはメンテナンスに行くものと思う子が増えれば、虫歯や歯周病に悩む人は少なくなると思います。
- Q家族で通いやすいようにどんな工夫をされていますか?
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A
当院では子育て世代の皆さんに気軽に受診していただけるよう、保育士がいるキッズルームで託児サービスを行っています。また、女性の歯科医師が妊婦歯科検診や小児矯正などを通して、お口に関する発育についてご相談を受けつけています。離乳食やおやつに関すること、歯の生え替わり、歯並びなど、気になることはお気軽にご相談ください。さらに「家族単位でできること」に関するお話を、ご来院いただいたご家族の皆さんに丁寧に行っています。虫歯や歯周病は感染症です。子どもの虫歯予防には本人だけでなく、両親やきょうだい、親族みんなの協力が必要です。ご来院いただいた患者さんが「心に貯金」をして帰ってもらえる場所をめざしています。
- Q歯を守るために気をつけたい生活習慣はありますか?
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A
まずは歯を磨くこと。歯の磨き方にはそれぞれ癖がありますので、予防歯科を通して自分に合った方法を身につけていただきたいなと思います。歯磨き粉や清掃器具の選び方もアドバイスしますので、ぜひいろいろ試してくださいね。また、食生活もとても大切です。間食の回数や内容を見直し、よく噛んで食べることを意識しましょう。もちろん、生活には楽しみも大切ですから、甘いものを一切食べないレベルまで節制する必要はありませんが、控えめにしてだらだら食べないようにすると良いですね。そして何よりも大切なのは、定期的な予防歯科の受診です。美容院へ行くような感覚で、生活サイクルに組み込んでもらえたらうれしいです。
自由診療費用の目安
自由診療とは小児矯正/44万円~
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。