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基礎疾患や障害のある人の歯科治療に対応
有病者歯科

六町もやい歯科口腔外科

(足立区/六町駅)

最終更新日:2022/01/06

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  • 保険診療

主に高血圧症や糖尿病をはじめとする基礎疾患があり、それに伴う薬を飲んでいる人など、治療にあたり留意する必要のある人を対象に歯科治療を行う「有病者歯科」。病気があるからという理由で治療を行うのが難しいと歯科医院で言われた経験がある人もいるかもしれないが、「当院では、基本的に病気や服用している薬などを理由に患者さんをお断りすることはありません」と話すのが、「六町もやい歯科口腔外科」の北村智久院長。これまで大学病院や基幹病院の歯科口腔外科で、基礎疾患のある人や重篤な病気を治療中の人、人工透析をしている人、障害のある人などの治療を数多く手がけてきた北村院長は、同院でも同様に、ほかの歯科医院では治療が難しいと言われた患者を受け入れているという。そんな北村院長に、有病者歯科について詳しく話を聞いた。

(取材日2021年12月10日)

豊富な経験と知識を生かし、安全性重視の治療環境で有病者が安心して受けられる歯科治療の提供をめざす

Q有病者歯科について教えてください。
A
1

▲さまざまな患者の治療を数多く手がけてきた北村院長

はっきりとした定義はありませんが、高血圧や糖尿病、循環器疾患などの基礎疾患を持っている方やそれに伴い薬を飲んでいる方、障害のある方、病気ではありませんが妊婦さんなど、何かしらに留意する必要がある方を対象に行う歯科診療のことです。基礎疾患があってもきちんとコントロールされていれば、多くの場合で一般的な歯科医院でも治療は受けられます。しかし、糖尿病や血圧のコントロールがうまくいっていない、リウマチの薬を飲んでいる、白血病や人工透析などで血が止まりにくい、骨粗しょう症の薬を飲んでいるなどの場合は、一般的な歯科医院では治療が難しい場合があります。そのようなときに利用していただくのが有病者歯科です。

Q有病者の歯科治療や口腔ケアの重要性について教えてください。
A
2

▲有病者の歯科治療や口腔ケアはとても大切

例えば糖尿病の方は歯周病が悪化するリスクが高いですから、噛むことや食べることの機能を長く温存するためには、口の中をしっかりメンテナンスし、クリーニングすることが重要です。また、歯周病は全身疾患と大きく関係していることもわかっています。健康な状態の口の中には細菌が血液中に入らないようバリアがありますが、歯周病になるとそのバリアが崩れやすくなり、歯周病や虫歯などの菌が血液中に入って菌血症となり、菌が血液に乗って全身を回ることでほかの臓器に影響を与えることも。もし病気で免疫力が下がっている方が菌血症になると、敗血症から多臓器不全になるなど死因にもなり得ますので、有病者の歯科治療やケアは大切なのです。

Q病気が理由で治療を断られることがあると聞いたことがあります。
A
3

▲病気や服用している薬を理由に治療を断ることのない同院

当院では、基本的に患者さんの病気や服用している薬などを理由に治療をお断りすることはありません。私が専門とする歯科口腔外科は、目から下、首から上の顎顔面領域のすべての疾患が対象になります。そして、私はこれまで大学病院や基幹病院の歯科口腔外科で、基礎疾患のある方やがんをはじめとする口腔粘膜疾患、入院患者さんや救急患者さん、外傷の手術などの治療をたくさん行ってきました。つまり、有病者歯科であっても、外来診療であれば私が今まで行ってきた歯科診療とほとんど何も変わらないと言えるのです。ただ、診させていただいて当院だけでは治療が難しいと判断した場合には、大学病院などと連携して対応します。

Q高齢者の摂食・嚥下障害の診療にも取り組んでいるのですね。
A
4

▲高齢者の摂食・嚥下障害の診療にも積極的に取り組む

私はこれまでも摂食・嚥下障害の診療に取り組んできました。高齢者の誤嚥性肺炎のリスクを下げるためにも摂食・嚥下障害のケアは大切です。しかし、摂食・嚥下障害の診療は一人でするものではなく、特に訪問診療をしている医師や看護師、ヘルパー、理学療法士や作業療法士、言語聴覚士など、さまざまな人たちと連携してあたることが必要です。当院でもそうした人たちと連携して、例えば、私が病院に出向くなどして検査し、接触・嚥下機能が衰えている方を見つけてリハビリテーションにつなげていくなどの関わり方をしていきたいと考えています。また、摂食・嚥下障害の方に少しでもおいしい食事を提供するという試みも行っています。

Q実際のこちらでの取り組みを教えてください。
A
5

▲設備を整え、安全性に配慮した治療をめざしている

当院では、必要な場合には血圧や脈拍、酸素飽和度を常に監視できる生体モニターを使用し、静脈内鎮静麻酔や血液検査も行える体制を整えています。さらに、車いすの方でも通えるようバリアフリーにしてありますし、診療室にも車いすのままで出入りができ、診療ユニットへの移動が難しい場合には、そのまま治療を受けることも可能です。また先ほどお話ししましたが、多くの場合歯周病の方は口の中のバリアが壊れており、特に基礎疾患のある方は菌が血液中に入ることを極力避ける必要があります。当院ではそのリスクを少しでも下げられるよう口をゆすぐ際の水はすべて次亜塩素酸水にするなど、安全性に配慮した治療をめざして設備を整えています。

ドクターからのメッセージ

北村 智久院長

何かしらの病気がある方は、そうでない方よりも入念に口の中のお手入れを行い、口腔内環境の悪化を防ぐ必要があります。それは、食べる機能を温存すると同時に、口腔の病気が体の健康に悪い影響を及ぼさないためでもあります。口腔の健康状態が全身の病気にも少なからず関係していることを知ってほしいと思います。私はこれまで大学病院などで、基礎疾患のある方やがんの方、人工透析をしている方、障害のある方の歯科診療を手がけ、当院でもさまざまな病気や障害がある方を受け入れ、適切に治療ができるよう設備も整えています。病気や飲んでいる薬などを理由に患者さんをお断りすることはありませんので、どなたでもぜひ受診してください。

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