顔立ちに着目した矯正で
調和のとれた美しい笑顔を
アメリ歯科・矯正歯科 恵比寿
(渋谷区/恵比寿駅)
最終更新日:2022/11/01


- 自由診療
歯並びや口元など、見た目にコンプレックスを持つ人は少なくない。マウスピース型装置を用いた矯正の登場によって矯正がより身近となった今、健康的で美しい口元を手に入れようと矯正を前向きに検討する患者も右肩上がりに増加しているという。その一方で、矯正を受けたものの「思うような結果が得られなかった」「痛くて噛めない」という悩みを持つ人もいるだろう。時間も費用もかかることなので、どのようなタイミングで始めるのがいいのだろうか。また、審美面でどのような結果が期待できるのだろうか。さまざまな情報が飛び交う矯正について、口腔機能や解剖学的見地から分析を重ね、一人ひとりの患者に適した矯正を追求する「アメリ歯科・矯正歯科 恵比須」の猪野浩昭院長に詳しく話を聞いた。
(取材日2022年8月17日)
目次
骨や筋肉など解剖学的見地から行う矯正。顔、全身のバランスにまで目を向け、口腔機能の改善をめざす
- Q矯正に用いる装置にはどのような種類があるのでしょうか。
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A
▲患者一人ひとりのゴールは違う
矯正に用いる装置には、歯に着けたままの固定式のものと患者さん自身で装着する取り外し式のものがあり、マルチブラケット装置、裏側矯正装置(マルチリンガルブラケット装置)、マウスピース型装置、ヘッドギアといった顎外固定装置、拡大プレートといった床矯正装置などさまざまな種類があり、それぞれ顎を広げる、受け口を治す、歯を前に出すなど目的が異なります。当院では一人ひとりの患者さんの課題とめざすゴールに適した装置を選び、必要に応じて複数の装置を組み合わせながら、なるべく短期間で後戻りの少ない矯正をめざしています。
- Q「顔立ちを整える」をキーワードに矯正を提供されているとか。
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A
▲設備や技術の情報は常にアップデートするという
噛み合わせが悪いと筋肉の使い方に差が出てしまい、左右のバランスの悪いゆがんだ見た目になってしまうことがあります。ほかにも顎の位置や大きさ、舌の位置、姿勢などが顔立ちに影響を及ぼす可能性があると言われています。骨格など先天的な問題が原因のこともありますが、口腔機能不全など後天的な問題が顔立ちに現れていることも多々あります。当院では、精密な検査と解剖学的見地に基づく分析によって矯正方法を決め、正しい噛み合わせになるよう顎のゆがみや歯列を整えることを図ります。口腔機能を整えると同時に、調和のとれたフェイスラインとその人らしい自然な美しさを追求し、心からの笑顔になっていただけたらうれしいですね。
- Q矯正を始めるタイミングについて教えてください。
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A
▲子どもは特に、早めの相談を推奨
矯正は何歳からでも始められますが、お子さんの場合は上顎が成長する時期が限られているため、顎の成長をコントロールしながら行う矯正治療は10歳くらいまでに開始する必要があります。ほかにも受け口の場合は3~4歳頃、出っ歯やガタガタの歯並び、ポカンとお口が開いているお子さんの場合は就学前に相談に来ていただけるといいですね。親御さんや上のお子さんの検診の際、一緒に診てもらうようにすると早めに課題を見つけやすくなります。矯正は見た目を良くすることが目的と思われがちですが、口腔機能を整えることは健康寿命の延伸に寄与することから、自分への投資として取り組む30~50代の方も増えてきています。
- Q満足のいく結果を得るためにどのようなことを重視していますか?
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A
▲治療を可視化し、一緒に確認していく
矯正を始める前の丁寧なカウンセリングで「患者さんが本当に望むゴール」を探し出すことと、歯科用CTや口腔内スキャナーによる分析、及び診断は非常に重要です。当院ではセファロという矯正歯科用の頭部エックス線規格写真を使って頭蓋骨に対する上下の顎骨の位置関係や歯列の形態、顎顔面、咬合などの評価と分析を重ね、見た目だけではわからない解剖学的なアプローチから、その方に適した動かし方や動かす範囲を導き出し、後戻りの少ない矯正をめざしています。また、模型や先端の3Dデジタルを用いたシミュレーション画像などを駆使して治療後のイメージを具体的に説明し、必ず納得していただいてから治療に入ることを大切にしています。
- Qこちらのクリニックならではの特徴を教えてください。
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A
▲院内環境、外観にもこまやかな気遣い
私はインプラント治療や口腔外科の研鑽も積んできました。当院では、歯科矯正用アンカースクリューという小さなネジを歯茎の骨の部分に埋入し、歯を動かす時の固定源として用いることで矯正装置の苦手な部分を補い、より早くより確実に歯の移動を行うことをめざしています。この方法により、これまでの矯正では動かすのが難しかった方向へ歯を移動させることも図れるため、抜歯が必要といわれた症例でも非抜歯での矯正が望めるケースもあります。また、当院では医療用空気清浄機を導入するなど院内感染防止対策を徹底し、安心して治療を受けていただけるように環境を整えています。気になることがあれば些細なことでも気軽にご相談ください。
自由診療費用の目安
自由診療とはマルチブラケット矯正(アンカースクリューを用いるケースもあり)/71万5000円~、裏側矯正/132万円~、マウスピース型装置を用いた矯正/99万円~、小児矯正(必要に応じてヘッドギアや床装置を使用)/38万5000円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。