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花岡 佑真 院長の独自取材記事

千里皮膚科

(豊中市/千里中央駅)

最終更新日:2021/12/03

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千里中央駅が最寄りの「千里皮膚科」は、2021年10月に開業した。皮膚科を専門とする花岡佑真院長は、形成外科にも精通する上、大阪国際がんセンターでは腫瘍皮膚科の立ち上げにも携わるなど、皮膚がんのスペシャリストとしての一面も持つ。クリニックでは、「利他の心」をはじめとする「4つの心」を診療理念に掲げ、患者の話を丁寧に聞き、悩みに寄り添うことを大切にしながら、日々治療にあたっているという。誰もが気軽に受診できる地域のかかりつけ医をめざす花岡院長に、これまでの経歴やクリニックの特色、診療時に心がけていることなど、広く話を聞いた。

(取材日2021年11月5日)

皮膚科と形成外科で重ねた経験を、地域の患者に還元

開業までのご経歴をお聞かせください。

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大阪大学医学部を卒業し、初期研修医として入職したのが尼崎の関西労災病院です。当初は「より繊細な手術がしたい」と考え、形成外科の道に進むつもりでいました。ところが、形成外科と親和性の高い皮膚科の勉強にも取り組んだところ、皮膚科でも形成外科に近しい繊細な手術ができ、その上、幅広い疾患の診断から手術を含めたさまざまな治療までを一人で完結させることができることにやりがいを感じ、皮膚科を専門とすることに決めました。手術の知識や技術を習得するために、大阪みなと中央病院や大阪大学医学部附属病院の形成外科でも勤務し、その経験を生かし、大阪国際がんセンターの腫瘍皮膚科の立ち上げにも尽力いたしました。その後、大阪大学大学院医学系研究科皮膚科の特任助教や同病棟医長などを務め、開業に至ります。

皮膚がんの診療経験が豊富だそうですね。

大阪国際がんセンターの前身である大阪府立成人病センター時代に、腫瘍皮膚科の立ち上げから関わりました。皮膚がんを専門とする上司とともに診療にあたり、関西一円から患者さんにご来院いただいていましたね。その後、大阪大学に戻ってからは、当時の大学での手術症例にメインの執刀医として携わった他、後輩医師の指導にも尽力しました。そうした経験をもとに、当院では、粉瘤やほくろといった良性のできものの治療のみならず、ほくろのがんともいわれる悪性黒色腫や他の皮膚がんの早期発見にも力を入れています。

専門とされている、形成外科と皮膚科について教えてください。

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形成外科は、「傷をきれいに治す」ということが大きな目標の一つなのですが、その際に、「機能面の改善」を重視することもまた、重要な目標になります。例えば歌手の方が舌がんで手術をする場合、悪い部分を取り除き、欠損部を補って終わりではありません。また歌えるように組織を再建することも必要でしょう。つまり、各部位の機能を意識しながら、傷をきれいにしていくことがとても大事なのです。一方、皮膚科は、できものを手術で切除するといった部分においては形成外科と同じですが、症状を見極めるなど、より診断の比重が高く、また手術以外の治療を提案することも大切です。私の場合、両方の診療科での経験が、治療の選択肢の提示や、手術の必要性の判断に生かされており、手術を行う場合にも、見た目と機能面の両方を重視できることにつながっています。

皮膚に関する多様な悩みに、幅広い治療の選択肢を提案

クリニックの特色を教えてください。

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皮膚科と小児皮膚科、形成外科、美容皮膚科を標榜しています。美容に関してはそれだけに特化して分けて診るのではなく、一般の皮膚科診療時に、美容面のお悩みも含めて解決したいというのが私の考えです。患者さんの希望に少しでも応えられるように、レーザー機器も導入しました。「しみが気になる」などのご相談や、ニキビが改善されないなどの症状があるときに、さまざまなご提案をさせていただきます。皮膚科は症状が改善した後も、良い状態を維持していくために通院や治療が必要なケースが多い診療科です。塗り薬一つとっても、正しいやり方でしっかり続けていただくように働きかけるのも大事な仕事だと思っています。また「皮膚は内臓の鏡」ともいわれます。皮膚科にかかっていいかどうかわからないような症状の場合も、まずはご来院いただければ、各診療科への道筋を立て、病院へのご紹介もさせていただきます。

小児や思春期の患者さんも多いそうですが、どんな相談がありますか?

小さいお子さんではアトピー性皮膚炎、ウイルス性のイボや水イボ、乾燥肌、外傷治療などが多いです。また、生まれつきのあざのご相談も増えています。小児のアトピー性皮膚炎であれば早くから医療介入することで、大きくなってから困らずに済むケースもあるため、お子さんの将来を見据えた治療を提供しています。思春期になるとニキビでお悩みの方も多いと思われますが、市販薬だけで対処している方も少なくないため、皮膚科で治療ができるということをもっと認識してもらえるように努めていきたいですね。さらに大人に近づくにつれ、ひげやむだ毛を処理する習慣ができると思いますが、敏感肌の方ではそる行為で肌荒れを起こしてしまうこともあります。脱毛することで、そうした行為による肌荒れを防ぐことにつながることも選択肢の一つとしてお伝えしていきたいと思っています。

患者さんと接する際に心がけていることや、診療時に工夫していることはありますか?

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当院が理念としているのが、「利他の心」「自律の心」「共感の心」「挑戦の心」という「4つの心」です。自分本位ではなく患者さん本位で考え、患者さんにきちんと向き合いながら、正しい情報と治療の選択肢を提供する。私だけでなくスタッフ全員でこの思いを共有し、患者さんをお迎えしています。また診療時に工夫しているのは、疾患ごとに用意したパンフレットに沿ってご説明し、それをお持ち帰りいただいている点です。耳と目からの情報で、よりわかりやすくするとともに、後で「どんな説明を受けたかよく覚えていない」とならないように、ご帰宅後もパンフレットを見て再確認いただけるようにしています。現在、約40種類の疾患のパンフレットをご用意しています。

皮膚科領域外にも対応する「かかりつけ」に

患者さんの満足度アップのために、受診予約をはじめハード・ソフト両面にこだわっているそうですね。

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待ち時間の長さは患者さんの不満に直結するため、ウェブ予約の他、SNSを活用した予約を導入しています。一般診察や美容相談、お薬処方など枠を分けて受付するのに加え、3つある診察室では数人先まで準備を進め、素早く患者さんに対応できるように取り組んでいます。施術前後に、お化粧を落としたり、直したりするためのパウダールームは2つありますので、ご活用いただきたいですね。また、クリニックの顔となるスタッフは、人柄重視で採用した人ばかり。仲が良くて雰囲気もいいですし、患者さんへのこまめなお声がけや誠意ある受付対応など、非常に頼りになります。患者さんのために全力で頑張っているクリニックであることを、実際に来て感じていただけたらと思っています。

先生がめざす「かかりつけ医」像とはどんなものですか?

大きな病院と地域密着のクリニックでは、医師の在り方は大きく異なると思います。言うまでもなく患者さんと医師の立場は対等ですが、大きな病院には深刻な病気でかかることも多く、「先生の言うことについていくしかない」と、すがるような思いで受診される患者さんも少なくないのが実情でしょう。一方で、より身近な存在であるクリニックの医師は、病気のことはもちろん、どんな些細なことでも相談できる「友人」に近いような関係性を築けると思うのです。何でも言える相談相手になること、これが「かかりつけ医」の使命だと考えています。

最後に、地域の方々へメッセージをお願いいたします。

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これまでたくさん携わってきた手術は、私にとっての得意分野といえます。しかし私が本当に得意とするのは「患者さんの悩みをしっかり聞く」こと、そして聞いた上で、手術を含めたさまざまな治療法について、豊富な選択肢をご提案できることです。「昨日じんましんが出ていたのに消えてしまった」「皮膚科を受診すべき症状かわからない」といったことはもちろん、「足が痛い」など、一見皮膚科とは関係ないと思われる症状でも、まずはぜひお越しください。千里中央駅の周辺には皮膚科クリニックがたくさんありますが、少し離れたこのエリアはそうでないことを、この地域の住人として実感しています。少しでも困っている方のお役に立ちたいと思い、この場所を選びました。誰もが気軽に足を運べるクリニックとして、地域の皆さまのかかりつけ医になれたらと願っています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

炭酸ガスレーザー/5ミリまで7700円、1ミリ追加ごとに1100円、首のイボ(1個につき)550円、Qスイッチルビーレーザー/5ミリまで5500円、1ミリ追加ごとに1100円、IPL/全顔1万3860円(初回)、脱毛/両脇:5500円(1回)、メンズ:ひげ8800円~(1回)、キッズ:両脇4400円~(1回)

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