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池田 佳介 院長の独自取材記事

大宮いけだ眼科

(さいたま市大宮区/大宮駅)

最終更新日:2021/10/14

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大宮駅直結の駅ビル内にある「大宮いけだ眼科」は、手術以外のさまざまな目の疾患に対応できるクリニックをめざし2021年9月に開業。大宮駅の待ち合わせスポットとして知られる「まめの木」をモチーフにした医院のシンボルマークには、「目で困ったことがあるときに人々が集まってくる場所にしたい」「成長する豆の木のようにスタッフとともに大きく育っていきたい」という池田佳介院長の熱い思いが込められている。その目標を実現するべく、幅広い疾患に対応できるさまざまな検査機器、治療機器を導入。クリニックでは取り扱いが少ない硝子体注射や、近視の視力補正を目的としたオルソケラトロジーにも力を入れている池田院長に、診療の特徴や開業にあたっての考えなどじっくりと話を聞いた。

(取材日2021年10月6日)

診察から薬の処方まで。一つの場所で完結できる医院

2021年9月にオープンしたばかりですが、なぜ大宮を開業の地に選ばれたのでしょうか?

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幼少期から大学卒業までを過ごしたゆかりのある地だったということが大きいです。いずれ開業したいという思いをもっていましたが、そのときは自分にとって思い出のある場所でと考えていました。そんな折、良いタイミングで大宮でのお話をいただき開業することを決めました。また、勤務していた埼玉メディカルセンターからも近く、引き続き診させていただく患者さんが通いやすいという点も、この場所を選んだ理由の一つです。

開業にあたってめざしたのはどんなクリニックですか?

患者さんがあちこちのクリニックに行かなくても済むように、一つの場所で完結できるクリニックをめざしました。決して広いスペースではないため手術室をつくれなかったのは残念ですが、何か目のことで気になる症状があったら頼りにしてもらえる場所になりたいと思っています。当院のシンボルマークは、大宮駅にある通称「まめの木」と呼ばれるモニュメントがモチーフになっています。大宮の人たちから待ち合わせ場所として親しまれている「まめの木」のように、地域の方々に寄り添い、目で困ったことがあるときに人々が集まってくる場所にしたいと思いました。

「1つのクリニックで完結させたい」というお考えから、検査機器や治療機器を各種そろえているのですね。

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この場所にはもともと、コンタクトレンズ処方を中心に診療していた別の眼科医院が入っていたんです。そのため、当院もコンタクトレンズ処方がメインの眼科というイメージを持たれている方も多いのですが、当院ではさまざまな疾患に対応しており、そのための機器もそろえています。緑内障の視野検査や、年齢の変化に伴う疾患の一つである加齢黄斑変性に対してOCTという眼科用のCTを用いて診断することも可能です。レーザーも2種類あり、糖尿病の合併症や白内障術後の治療などに使用しています。手術は行えませんが、ものもらいの切開など小規模な手術には対応します。また、院内でお薬を処方することも開業にはマストな条件でした。当院自体は駅ビル内にあり通いやすいですが、診察後に処方箋をもらって薬局に行くとなると時間もかかり、特に高齢の方は大変です。少しでも負担の軽減になる取り組みを続けたいと思います。

オルソケラトロジーや硝子体注射など幅広い治療に対応

近視の視力補正のためのオルソケラトロジーにも力を入れているとお聞きしました。

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近視の原因には、先天的な因子と、スマートフォンやタブレットなどを見る機会が多くなったために起こる後天的な因子があります。眼球が伸びることを眼軸が伸びるといいますが、子どもの近視の多くは、この眼軸の伸びが原因となっています。小学校の低学年から中学生くらいの時期は、背が伸びて眼球も大きくなることで眼軸が伸び、近視が進みやすい期間です。当院では治療の選択肢として、特殊なコンタクトレンズを睡眠中に装用して角膜の矯正を図り、日中は裸眼で過ごせるオルソケラトロジーをご提案しています。安全面も通常のコンタクトレンズと差がないといわれており、夜にご両親の目の届く時間に装着を行いますので安心です。自由診療となるため、気軽に試せるプランも用意させていただきました。オルソケラトロジーに限らず、しっかりとエビデンスが出ているものを積極的に取り入れ、できるだけ治療の選択肢を増やしたいと考えています。

硝子体注射も導入しているそうですね。

硝子体注射は当院のような小規模なクリニックでは取り扱いの少ないものです。なぜなら在庫管理も大変ですし、手間もかかります。しかし、「これはこういう病気でこういう治療がありますが、当院ではできません」となってしまうのは、今まで私に診てもらいたいと来てくださった方に申し訳ないなと感じてしまうのです。当初から想いのあった、一つの場所で完結できるクリニックという開業時の考えもあって、硝子体注射を導入しています。

患者さんと接する際、どんなことを大切にしていますか?

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患者さんには納得してから治療を受けてもらいたいと考えています。わかりやすい言葉で話し、しっかりと説明をすることを大事にしています。私は以前大学病院や基幹病院に勤めていましたが、クリニックの場合、大きな病院とは違って患者数も多く、患者さんに説明する時間はどうしても限られてしまいます。全員にゆっくり説明したくてもかなわない部分もありますから、事前に配布資料を作り説明を補えるようにしました。また、待ち時間を減らして診療時間に余裕をつくるため、時間帯予約制を取り入れています。予約なしでいらっしゃる方もいますが、その場合は空いている時間枠を提案して、その時間に再度来てもらっています。もちろん緊急の方は別ですが、予約システムによって待合室の予期せぬ混雑も減らせます。ウェブ問診を導入したのも新型コロナウイルス感染症が騒がれている今、他の方が触れた紙やペンに触れないほうが安心できるのではと考えたからです。

目の症状で困ったときに相談したいと思える場所に

開業までのご経験を教えてください。

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2013年に慶應義塾大学医学部医学科を卒業後、慶應義塾大学病院や国立埼玉病院に勤務し、埼玉メディカルセンターでは眼科医長を務めました。眼科一般に幅広く携わり、白内障手術をはじめ、緑内障手術や硝子体手術など多くの疾患を経験させていただきました。また、休日には尊敬するドクターやお世話になっているドクターが院長を務めるクリニックで経験を積ませてもらいました。そのクリニックでいいなと思ったことは、当院でも積極的に取り入れるようにしています。中にはどうしても手術が必要になる方もいるかと思いますが、その際は適切なタイミングで信頼できる先生を紹介しますのでご安心ください。

医学の道に進み、眼科の医師を志したきっかけは何かあったのでしょうか?

理由はわからないのですが、子どもの頃から医師になりたいと思っていました。小さい頃にお世話になった小児科のおじいちゃん先生に憧れていたのかもしれません。ただ、高校の頃はまだはっきりと進路が定まっていなかったので、勉強を頑張ってどの進路にも行けるように土台をつくろうと思いました。その土台が整ってあらためて考えた時、小さい頃から憧れていた医師になろうと決意したんです。眼科に進んだのは、良い出会いがあったのがきっかけです。もちろん小児科も考えましたし、手術や機能回復を図るような診療がしたくて整形外科も考えました。そんな時、「それなら眼科も向いていると思うよ」と勧めてくれたんです。確かに目は小さな臓器ではあるものの、内科的な疾患、外科的な疾患どちらもあって、小児の疾患もあるので面白いだろうと思いました。今もし何科か選ぶ機会が再度あったとしても、また眼科を選ぶと思います。まったく後悔はしていません。

今後の展望、読者へのメッセージをお聞かせください。

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当院はとても立地が良く、仕事帰りや何かのついでに寄っていただけますので、気軽にいらしてください。しっかり診察できる体制を整えていますし、清潔感のある居心地の良い空間をめざして院内の内装や感染症の対策にもこだわりました。今後は学校医なども受け持つ予定です。学生さんたちや親御さんに、近視を予防することの重要性についてお伝えし、将来的に網膜剥離や緑内障になりやすい強度近視の方を減らしていけたらと考えています。そして、ここにお子さんの目に関することを気軽に話せる場所があると知ってもらえたらいいですね。目の症状でお困りのことがある時に相談したいと思っていただける眼科医院でありたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

オルソケラトロジー/両眼18万7000円、片眼9万9000円

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