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倉敷 むつみ 副院長の独自取材記事

かわつ田中クリニック

(松江市/松江駅)

最終更新日:2025/12/11

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック main

松江市西川津町のバイパス近くの通りのアクセスしやすい立地にある「かわつ田中クリニック」。2021年に田中賢一郎院長が内科クリニックとして開院した後、「患者さんの健康をトータルにサポートして長く寄り添っていけるクリニックでありたい」という思いから、2023年に歯科と眼科を新たに開設した。その2023年同院に入職し、副院長に就任した倉敷むつみ先生が歯科を担当。倉敷副院長は、虫歯や歯周病などの一般歯科診療だけでなく、糖尿病や骨粗しょう症などさまざまな基礎疾患を持つ患者の歯科診療に携わってきた経験をもとに、同院の内科、眼科と連携しながら地域医療を支えている。穏やかで優しい雰囲気の倉敷副院長に、自身のキャリアや同院の特徴などを詳しく聞いた。

(取材日2025年10月28日)

歯科口腔外科での経験をもとに内科・眼科と連携

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック1

ずっと歯科医師になりたかったというわけではないんですよね。高校で文系か理系かを選ぶときに、学校の先生もいいかなとも思っていて。妹や兄は理系に進んでいて、母から「医療の道もいいんじゃない?」と言われ、やってみようかなと思って理系を選びました。そして小さい頃、よく小児歯科に通っていたんです。ご褒美にもらえるシールが欲しくて行っていたんですが(笑)。細かい作業が多く、物を作るのが好きだったので、歯科医師の仕事は楽しそうだなと。海辺で幼少期を過ごした時には、岩と岩の間のゴミを取る「歯医者さんごっこ」もよくしていました。通っていた小児歯科の先生も印象的で。ご夫婦でされていて、女性の先生に診てもらっていたのですが、優しい先生でした。当時、歯ブラシの当て方をしっかり指導してもらったことも覚えています。そういったことも印象にあって、「歯医者も良いな」と思ったんです。

これまでのご経歴と、そこで得た経験や知識をお聞かせください。

ここに来るまではずっと、鳥取大学医学部附属病院の歯科口腔外科の医局に所属していました。最初の2年間は大学で働いていて、その後、大学病院の関連病院である松江生協歯科クリニックに10年間勤務しました。大学病院では顎顔面領域の手術や親知らずの抜歯などが多かったですが、松江生協歯科クリニックでは、入院患者さんなど、ご病気をお持ちの方の一般歯科治療が多かったです。病棟に隣接していたので、そちらへ診察に行かせてもらったりもしました。歯科医師ではありますが、全身の状態も気にしながら治療しないといけないということを長年意識していました。そこはすごく勉強になりました。例えば、糖尿病や骨粗しょう症を治療されている患者さんの歯科治療は、一般の方と同じ部分もあれば気をつけないといけない部分もあります。

どの辺りが異なるのでしょうか?

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック2

まず、骨を強くするための薬を飲んでいる方の場合、歯を抜いた時などに治りが悪いことがあります。できれば、そのお薬を始める前に、抜かないといけない歯は抜いてから治療を始められたほうが安心です。そのため、「これから服薬を始めるのですが、その前にやっておかないといけないことはないですか?」といった形で最初に来ていただくこともあります。糖尿病の場合は、歯周病が進みやすく、逆に歯周病があると糖尿病を悪化させるともいわれています。そのため、定期受診で糖尿病の治療に内科へ来られた方では、そのまま一緒に歯科に来ていただくこともあります。当院は歯科と内科、眼科を併設しているので、3科目の診療を希望する患者さんもいらっしゃるんです。大学病院や松江生協歯科クリニックで、さまざまな疾患の患者さんと関わってきた経験を生かせているなと感じています。

長い目で見て、可能な限り患者の希望に寄り添う治療を

こちらのクリニックに入職しようと思った理由は何でしょうか?

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック3

兄が開業することになり、私自身も子育てや家庭のこともあり、今後の歯科医師人生をどうするか考えていたタイミングだったことと、たまたま自分の生活環境にこの場所が近かったこともあります。また、幼い頃を過ごした地域の患者さんが多くいらっしゃるというのも、大きかったです。地域の医療に貢献したい、同じ患者さんを長く診たいという思いがありました。それまでの環境だとどうしても転勤でお別れすることがあったので、1ヵ所にずっといて、長く診させていただきたいと感じていたんです。歯科治療は、虫歯などを一通り治療しきった後のメンテナンスも大事なので、予防も含めてずっと同じ場所で診させていただきたいという気持ちもあり、入職を決めました。

クリニックの特徴と診療方針を教えてください。

内科・眼科・歯科の3科目が併設されていることが大きな特徴です。地域の患者さんを、内科など1つだけではなく、お困りのことに対して、あらゆる方面で力になりたい、治させていただけたらいいなと考えています。歯科は、小さなお子さんからご高齢の方まで、幅広い年代の方に来ていただいています。本当は1から100まで全部治せたらいいのですが、お子さんの場合は怖がってしまうこともあるので、その子に合った応急処置だけになることもあります。でも長い目で見て、歯科に通えるように、あまり恐怖心を与えず慣れてもらうことを大切にしていますね。大人の方でも、歯科治療は回数がかかることがあります。本当は全部治療していただきたいですが、まずは痛いところだけ治したいという希望もあると思います。必要性はしっかり説明した上で、患者さんの事情や希望にできるだけ寄り添いながら治療を進めるという姿勢で治療に取り組んでいます。

対応している治療範囲と、特に専門とされている分野があれば教えていただけますか。

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック4

治療の範囲としては虫歯や歯周病など、一般的な歯科診療全般です。特に力を入れているのは、糖尿病など全身疾患をお持ちの方の歯周病治療ですね。車いすを利用されている方は、エレベーターを使って院内に入っていただけます。また、小児歯科やマタニティー歯科の診療も行っており、市のフッ化物塗布や妊婦歯周病検診、むし歯、歯肉炎、歯周病など一般的な治療対応をしています。

一生自分の歯を大事にできるように予防にも注力

建物についてこだわったところはありますか?

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック5

少しでも患者さんにリラックスしてもらえるように、院内の角は丸くしています。それから、診療は個室で行い、他の患者さんとなるべく一緒にならないようにしています。1番目の部屋は少し広めで、車いすを利用されている方も入りやすくなっています。また、座って待てる年齢のお子さんには、椅子と机を置いて、お母さんの治療中にそこで待てるようにしています。逆にお子さんの治療中は、お母さんにその部屋にいてもらうということも可能です。

今後の展望を教えてください。

治すだけではなく、予防や維持にも力を入れていきたいです。一生、自分の歯を大事にしていけるように、メンテナンスも含めて、ずっと健康的なお口の中をつくっていけたらいいなと思っています。ご高齢の方は、噛むこと自体が健康につながります。「オーラルフレイル」という言葉があるように、お口の機能が低下すると全身の健康にも影響します。ですので、しっかり噛める状態を維持して、長い人生を少しでも自分の歯で食べられて、楽しく過ごせるようにしていくことが目標です。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

倉敷むつみ副院長 かわつ田中クリニック6

当院には、1、2歳から90代の患者さんまで、幅広い年代の患者さんに通っていただいています。また、私は普段、男の子を育てていますので、お子さんの気持ちをくみ取ることは得意かなと思います。お母さんの気持ちもわかるので、少しでも気になることがあったらご相談ください。どの年代の方でも、口の中の治療は痛そう、怖そうというイメージがあると思います。なるべく痛くないように、怖くないように、ご希望に合わせて無理のないことから進めていきますので、お悩みなど気軽にご相談いただけたらうれしいです。

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