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伊藤 満 院長の独自取材記事

あおぞら皮ふ科

(日進市/日進駅)

最終更新日:2022/08/26

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鮮やかな青色の看板が目印の「あおぞら皮ふ科」は2022年7月開業。待合室にはソファーのほかに長テーブルと椅子があり、テーブルにはUSBにも対応したコンセントプラグを完備している。また院内にある複数の換気口から外気を自動的に循環。すべてのドアノブには抗菌コーティングを施すなど、感染症対策にも余念がない。院内の随所から患者への思いやりが感じられるクリニックだ。院長の伊藤満先生は、勤務医時代に急性期病院で重症の患者を担当。慢性的な症状のケアや新生児のスキンケアに力を入れていきたいとの思いで開業。「一人ひとりを大事に診察したい」と語る伊藤院長に、クリニックのコンセプトや診療内容、休日の過ごし方などを聞いた。

(取材日2022年6月9日)

子を持つ親の目線に立ってクリニックを構想

日進市を選ばれた理由とクリニックのコンセプトを教えてください。

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日進市は看護師をしている妻の地元なんです。地元愛の強い妻からのアピールがあり、この場所を選びました。クリニックの向かい側には日進市民会館がありますし、近隣には公園や保育園もありますので、この地区は市民が集う場所という印象です。診察後に青空のようなすっきりとした気持ちでクリニックを出てほしいという思いを込めて、「あおぞら皮ふ科」と名づけました。青空のような明るく元気になれるクリニックにしたいですね。これまで勤務医として約10年間、急性期の医療に携わり、重症の患者さんを担当してきました。皮膚科が扱う疾患の多くは、悪化する時は一瞬で、その後の慢性的な症状が長引きます。勤務医時代は悪化した状態を治療して、あとは地域のクリニックにお任せしていました。今後は、急性期医療で培った経験を生かしながら、慢性期の症状の患者さんを支えていきたいと考えています。

鮮やかなブルーと白を基調とした外壁が印象的です。クリニックのキャラクターもつくられたとか。

ありがとうございます。院内の窓から見える緑の木々もお気に入りです。クリニックのキャラクターの名前は「ふわりん」です。ふわりんのシールを院内の随所に貼っています。どこに隠れているのか探してもらいたいです。現在は20ヵ所にふわりんのシールを貼っています。今後はもっと増える予定です。クリニックのロゴには、ふわりんと一緒に「彩雲」と呼ばれる虹の輪が描かれています。彩雲は幸せの象徴と呼ばれているそうですよ。

ご夫婦で内装や設備を考えられたそうですね。

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内装の8割は妻に任せました。私は意見を言うだけでしたね(笑)。幅広い年齢層の患者さんがいらっしゃると想定し、どの年代の方でも過ごしやすい雰囲気にしました。例えば、美容皮膚科のスペースは落ち着いたカラーにして、診察室とは雰囲気を変えています。また、お父さんとお母さんの目線に立って、お手洗いにもこだわりました。おむつの交換台は、折り畳み式ではなくベビーベッド式にして、天井にモニターを設置して子ども向けの映像を流しています。お子さんがモニターの映像に集中している間に、素早くおむつ交換ができると思います。また、男性のお手洗いにもキッズ用の椅子を設置します。

駐車スペースが広いですね。駐車場にこだわられたとお聞きしました。

ショッピングセンターにあるベビーカー専用駐車場を見て、「これだ!」と思ったんです。隣の車との間隔を広く取りましたので、ドアの開け閉めが楽にできると思います。小さなお子さんを車に乗せる時、ドアを大きく開けたいこともありますよね。でも、狭い駐車場だとドアの開閉に気を使います。また、ご高齢の患者さんは、通院の際に車で送り迎えをしてもらう方が多いでしょうから、広い駐車場で隣の車を気にすることなく乗り降りできると思います。現在は20台ほど駐車可能です。実はショッピングセンターの駐車場で、1台あたりの駐車スペースの幅をメジャーで測って参考にしました。「乗り降りしやすいな」と思っていただけるとうれしいですね。

かゆみに共感し、患者の体と心に触れる診察を心がける

診療内容を教えてください。

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皮膚科と小児皮膚科を中心に、美容皮膚科、訪問皮膚科の診療にも対応しています。高齢者施設に入っている方や在宅医療を受けている方の多くが、褥瘡(じょくそう)やかゆみで悩んでいると耳にします。褥瘡とは、寝たきりなどで体を圧迫することで起こる、皮膚のただれや傷などのことです。こういった症状や悩みがあっても、なかなか皮膚科を受診できない方が多いと聞いて、訪問皮膚科診療をやってみようと考えるようになりました。

新生児のスキンケアにも力を入れたいそうですね。

新生児の頃からしっかり保湿をすることで、アレルギー体質や食物アレルギーになりにくくなるといわれています。多くの方々に保湿の大切さと保湿によって期待できることを伝えていきたいです。また開業時の夏は、あせも、水イボ、とびひの症状が出やすい季節ですので、治療とともに親御さんへのアドバイスもしていきたいですね。子どもに「肌をかいちゃ駄目」と言っても、どうしてもかいてしまいます。まずは保湿をしっかりして、かかなくても良い環境をつくってあげてください。私も1歳と4歳の子どもを持つ親です。親同士のネットワークで保湿やスキンケアの重要性を伝えるだけでなく、わからないことは院内でも気軽に相談してもらえたらと思います。

診療ではどのようなことを心がけていますか? 

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診察の際は、患部に触れて体温を感じるようにしています。直接体に触れて、患部を近くで診るというスキンシップを大切にしているんです。こうすることで、患者さんの満足感にもつながると考えています。私自身、子どもの頃にアトピー性皮膚炎で皮膚科に通っていましたから、患者さんのかゆみに共感できるんです。かゆみを経験した人にしか、あのつらさはわからないですからね。患者さん目線を忘れず、思いや目標を共有しながら一緒に診療に取り組んでいければうれしいですね。患者さんと同じ目線に立って診療していきたいと思っています。

幼少期の通院経験をきっかけに理学部から医師の道へ

医師をめざしたきっかけを教えてください。

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信州大学理学部を卒業後、信州大学大学院で工学系の研究をしていました。その時に出会った教授が、薬を直接患部に届けるシステムを開発されていて、「医師になって患者を一人ひとり診て治す方法もあるけれど、薬を作って一気に何百万もの人々を治す方法もある」と教わりました。その言葉に胸を打たれたのですが、ある日ふと「目の前の患者さんと直接関わっていきたい」と思ったんです。私は幼少期、喘息がひどくて、発作が出るたびに病院へ行っていました。また、中学、高校ではアトピー性皮膚炎で、かゆくて眠れない経験をしました。子どもの頃に医師や看護師の優しさにふれた経験も、医師の道へ進むきっかけになったと思います。大学院を修了後、藤田保健衛生大学(現・藤田医科大学)に進学し、医師をめざすことにしました。

お忙しいとは思いますが、休みの日はどのように過ごしていますか? 

1歳と4歳の子どもたちと一緒に過ごしています。本当は1人で映画を見て過ごしたいのですが(笑)。最近は家族で食べ歩きをしています。近所を散策しておいしいお店を発掘しているんです。開業準備をしている時も新しいお店を探していました(笑)。信州大学時代はスピードスケートをしていました。国体に2年間出場したのが自慢です。オリンピックで使われたスケートリンクで練習し、リンク整備もしていました。大学卒業後は、インラインスケートをして大会にも出ていました。子どもが大きくなったら、一緒にスケートがしたいですね。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

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子どもが生まれて親になってから、スキンケアの重要性を強く感じるようになりました。子どもはすぐに肌が荒れてしまいます。肌荒れには正しくスキンケアをすることが大切なので、患者さんや地域の皆さんにも新生児のスキンケアの大切さを伝えていきたいですね。皮膚科が扱う疾患は慢性的な症状が多いので、患者さんと長いお付き合いになると思います。気になる症状があればすぐに受診していただけるような、足を運びやすいクリニックをめざしたいですね。何かあれば頼っていただけるようなクリニックになって、自然と地域に密着していければ良いなと考えています。

自由診療費用の目安

自由診療とは

しみのケア/1万3000円~

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