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船越 真木子 院長、関野 志乃 さん、松井 美奈実 さんの独自取材記事

まきこクリニック

(京都市伏見区/石田駅)

最終更新日:2022/04/06

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京都市営地下鉄東西線の石田駅4番出口から歩いて2分。2021年4月に開院した「まきこクリニック」は、院長の船越真木子先生の名前を冠した内科・消化器内科・内視鏡内科のクリニック。女性医師による恥ずかしくない内視鏡検査、苦痛や不安の少ない検査・診療をモットーとしており、開院以来、すでに多くの患者が訪れているという。そうしたクリニックに欠かせないのが看護師や受付・事務といったスタッフたちの存在。さまざまな患者に対してどのようなサービスを行っているのか、船越院長をいかにサポートしているのか、常勤スタッフである看護師の関野志乃さんと受付・事務担当の松井美奈実さんの2人にも同席してもらい、クリニックの取り組みや魅力、患者との接し方などについて聞いてみた。

(取材日2022年3月10日)

女性がためらわずに受診できる環境をめざして

開院から約1年。どのようなクリニックをめざしてこられましたか?

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【船越院長】私はこれまで大学病院や基幹病院で胃・大腸内視鏡検査に携わってきたので、内視鏡検査はすごく得意にしています。一般内科や消化器内科、生活習慣病などの診療はもちろんですが、やはり女性が安心して内視鏡検査を受けられることを最大の目標としています。現在、患者さんの約7割は女性で、インターネットで女性医師を探して来られる方、鎮静剤を用いた検査を受けたいという方が多く、おかげさまで患者さんの数はかなり増え、まずまず順調に1年の節目を迎えることができました。検査が怖い、男性医師にお尻を見られるのは嫌など、心理的なハードルがあって躊躇しているうちにがんが進行してしまうこともある。そうした患者さんを救うことが私たちの最大の願いです。

看護師の立場からはいかがですか?

【関野さん】私は京都大学医学部附属病院の検診機関で院長と出会いました。先生とならぜひご一緒したいとオープン前からお手伝いをさせてもらっています。私はこれまで病院勤めでクリニックでの仕事は初体験。最初は不安からスタートしましたが、なんでも話しやすい先生ですし、わからないことも安心して相談できたのは大きかったと思います。今後は地域医療の制度や介護サービス、生活習慣病の知識などをもっと学習し、患者さんにさらに適切なアドバイスをしていきたいと考えています。
【船越院長】働きすぎで心配になるくらい、ものすごくクリニックのことを考えて仕事をしてくれます。無事に立ち上げられたのは彼女が最初に道を切り開いてくれたおかげと、今も心から感謝しています。

松井さんは受付や事務が担当ですね。

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【松井さん】私は2ヵ月前に入ったばかりですが、クリニックで初めての常勤事務スタッフということで、受付以外にも処置室や診察室で診療補助をしたり、内視鏡検査で所見入力を行うこともあります。受付は患者さんに最初に対応するところで、ご高齢の患者さんの中には話の長い方もいらっしゃいます。それをちゃんとお聞きして、要約して先生や看護師に伝えるのも私たちの大切な役目ですね。院内のコミュニケーションが円滑にいくよう、広い視野でお手伝いができればと思っています。
【船越院長】彼女がそばにいてくれるだけで診察がスムーズに流れるんですよ。私は診察や検査で常に忙しく動き回っていますから、そうしたきめ細かな情報伝達をしてもらえると非常に助かりますね。

人とのコミュニケーションこそが診療の基本

スタッフ教育や指導はどのようにしていますか?

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【船越院長】週に1回、全職種でミーティングを行います。受付は月交代のリーダー制で、パートも含めて全員がリーダーを体験することで、より俯瞰的な視点を持ってもらう狙いがあります。また、今後は看護師も受付も少し増員し、院内で勉強会を開いて医療の質を保っていきたいと考えています。医療技術は日々進歩していますから、それに遅れをとってはいけません。今、大学病院や基幹病院の先生に非常勤で来てもらっているのは、知識や技術などの情報を定期的にアップデートする意味合いもあります。そうした風通しの良い環境で、より深みのある診療をめざしていきたいと思っています。

スタッフの皆さんから見て、船越院長はどのような先生ですか?

【関野さん】活気があって頼れる先生だと思いますよ。なかなか男前な性格で(笑)。私が感銘を受けたのは、どんなに患者さんがいっぱいでも焦った様子を見せず、最後に必ず「ほかには何かありませんか?」とおっしゃることです。患者さんが次回もまた来たいと思われる、その気持ちにもうなずけますね。
【松井さん】先生は患者さんの目をしっかり見て話されます。ずっとパソコンの画面を見ながら話す先生もおられると思いますが、ちゃんと患者さんに向き合っている姿はやっぱりすてきだと感じます。
【船越院長】皆さん、思っておられること、不安に感じていることがきっとあると思いますから、できる限りお聞きするようにはしています。患者さんをしっかり見るのは診察の基本ですよ。ドアを開けて座るまでの挙動や顔の表情だけでもわかることがたくさんあります。

やはりコミュニケーションが大切なのですね。

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【船越院長】患者さんが継続して通院しやすい環境というのは、気がねのない雰囲気や心遣いがあってこそ実現するものです。ですから雑談はどんどんしてほしいですね。関野さんは患者さんと打ち解けるのがうまい看護師で、内視鏡の説明をしているはずなのに、なぜか壁越しに笑い声が聞こえてくることがあります(笑)。雑談のないところに本音は出てきませんから、そういうのはすごくいいと思います。受付もカウンターの中だけでなく、階段を上がってきた患者さんに「今日はどうされました?」と出迎えてご案内ができる、そんなスタッフを配置できればいいですね。当院はみんな職種を超えて仲が良いですから、開院記念日にはバーベキューパーティーなど開催し、普段お世話になっている業者さんたちもお招きして感謝の形を表したいと思っています。やはり人は大切にしなくてはなりません。診療も当然、その延長上にあるわけですから。

一人ひとりに合った医療サービスを提供していきたい

クリニック開院までの経緯を教えてください。

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【船越院長】私は奈良県生まれの滋賀県育ちで、祖父が循環器内科の医師だったこともあり、医師をめざして神戸大学医学部に入りました。授業では手術の講義が大好きで、最初は外科に憧れたんです。消化器内科というのは手を動かすことが多く、ちょっぴり外科的な部分があります。それが私には向いていたようですね。大学卒業後は基幹病院である神戸市立西神戸医療センターや静岡医療センターを経て京都大学医学部附属病院に勤務しました。ずっと消化器内科だけでやってきましたが、2016年に会員制検診施設に出向し、糖尿病や内臓脂肪、運動指導などの知識をあらためて勉強して非常に面白いと思いました。その知識と内視鏡の経験を社会に還元するには、自分のクリニックを持つのが一番効率的な方法と考えて開院したわけです。

現在も3人の子育て中とお聞きしましたが。

【船越院長】我が家は主人も医師で大学病院に勤めており、息子1人と娘2人の5人家族です。仕事はずっと常勤でフルタイム勤務でしたから、睡眠時間を削り、家事や子育てと両立させながら本当にめちゃくちゃ頑張りましたよ。帰宅してから就寝まで座ることがありませんでしたからね。子育て中のママさんたちの忙しさやご苦労は私にもよくわかるつもりです。でも、そんな忙しい方にこそいろんな病気が忍び寄ってくるものです。忙しい方に受診していただけるよう、日曜日も診療しています。気になる症状があれば早めに、40歳を過ぎたら必ず一度は内視鏡検査を受けてください。

最後に、読者へ向けたメッセージをお願いします。

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【船越院長】女性医師ということで、やはり女性の患者さんが受診しやすいことに関してはアドバンテージがあると思います。心理的なハードルが下がるだけでもずいぶん違うでしょう。一人ひとりに丁寧に、その方に合った医療を提供する。それが病院とはまた違ったクリニックのメリットであり使命です。患者さんの体質や生活背景、ご希望などを個別に考えながら診療にあたりますので、女性に限らず男性の患者さんも安心してお越しください。診療における私のポリシーは、患者さんに何か一つ、喜びとなるメッセージ、言葉やサービスのギフトを持ち帰っていただくこと。ここに来られたすべての方に喜んでいただくことを目標に、今後もさらなるサービス向上に努めていきたいと思います。

自由診療費用の目安

自由診療とは

上部内視鏡検査/1万4000円
下部内視鏡検査/2万4000円
上下部内視鏡検査セット/3万6000円

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