難症例にもマウスピース型装置を使用
矯正専門の対応力が強み
Shiro矯正歯科
(福岡市早良区/藤崎駅)
最終更新日:2025/03/07


- 自由診療
健康意識の向上により、歯科矯正のニーズが高まる中、医療の進歩とともに近年さまざまな矯正法が生み出されている。選択肢が増えた一方、患者としては情報を精査し、内容を十分に理解した上で適切な方法を選ぶ必要があるだろう。「Shiro矯正歯科」では、専門性を生かしたマウスピース型装置を用いた矯正に注力。院長の秦省三郎先生は、「マウスピース型装置を使った矯正は、金属ワイヤーでの矯正と比べて目立ちにくく、口腔ケアがしやすいという特徴があります」と話し、さらに「適切に行うためには、矯正に関する幅広い知見を持つ歯科医師による精密な診断が必要です」とつけ加える。今回の取材では、矯正に特化した歯科クリニックならではの、マウスピース型装置を用いた矯正について詳しく聞いた。
(取材日2025年1月14日)
目次
40代以降でも遅くはない。矯正に特化した歯科クリニックならではの診断力とバリエーション豊かな矯正法
- Qマウスピース型装置を用いた矯正の特徴を教えてください。
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A
▲矯正には人を笑顔にする力があると話す秦院長
大きな特徴は、見た目が透明で目立ちにくいことです。これまでは、金属製の装置のギラギラとした印象が嫌厭され、矯正をためらう方も少なくありませんでした。さらにマウスピース型装置は、適度にやわらかな質感で装着時の痛みも少なく、ワイヤー矯正での脱離や破損といったトラブルもほぼありません。最大のメリットは、患者さん自身で装置の着脱が可能なので、食事の時や歯磨きをする時は装置を外すことができる点です。それにより口腔内の管理がしやすく、適切に虫歯や歯周病の予防に取り組めます。さらに少しずつ歯の移動量を調整し、精密な矯正ができるのもポイントです。
- Qこちらで受けられるマウスピース型装置を用いた矯正の特徴は?
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A
▲矯正専門の医師と矯正ケアに長けた歯科衛生士がサポート
矯正で用いるマウスピース型装置は、あくまで道具。ですから当然、使い方を誤れば、矯正が計画どおりに進まない可能性があります。だからこそ、専門の歯科医師による精密な診断と、幅広い研鑽の蓄積による技術が欠かせません。当クリニックでは、矯正専門の歯科医師が常にすべての患者さんの診療を行い、急なトラブルにも迅速に対応しています。また、歯科矯正とは不正咬合を本来あるべき正常な状態に戻すことが目的ですので、健康を維持するのはそこからが本当のスタート。そこで矯正後の口腔内管理に力を入れ、ホワイトニングを含めたメンテナンスコースを設定し、患者さんの希望に合わせて入念なケアを行っています。
- Q矯正は40代以降に始めても遅くはないのでしょうか?
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A
▲さまざまな難症例に対応してきた院長が丁寧な矯正を提供する
歯茎と歯槽骨が健康な状態であれば、中高年の方はもちろん、高齢の方でもどなたでも矯正を受けることはできます。年齢を重ねた方が矯正を受けるメリットは、口腔機能の回復を促すことで虫歯や歯周病の予防、ひいては健康的な生活の維持を図れる点にあります。例えば、歯がガタガタで噛み合わせが悪いと、肩凝りや頭痛、顎関節症などを招く可能性があります。歯並びの悪さによる歯磨きのしづらさから歯周病になり、そこから心臓や脳といった全身の病気や生活習慣病に影響を及ぼすことも。妊婦の方なら歯周病菌が早産のリスクにつながる恐れもあります。こうしたリスクを避ける意味でも、歯科矯正は有用だと考えます。
- Q日常生活の中で患者さんが注意するべきことはありますか?
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A
▲透明で目立たず取り外しが可能なマウスピース型装置
患者さんの意思で自由に取り外しができるのは、メリットである一方、最大のデメリットでもあります。当然、装置を外している時間が長ければ、矯正は進みません。1日20時間以上の装着が原則ですので、これを守ることが重要です。時には煩わしくなって、装置をつけずに外出したくなる日があるかもしれませんが、歯科医師の指導に反した行動は禁物です。また、計画に沿って矯正を進めるためには、約1週間に1回、事前に提供している装置と交換するというルールを守っていただくことも大切です。あと、カレーやワイン、コーヒーなどは着色しやすいので、装置の透明な見た目を維持するためにも、必ず取り外すようにしましょう。
- Q自己管理ができるか不安に感じる人も少なくないそうですね。
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A
▲矯正を続けやすいようこまやかなサポートを行う
装置をつけていないと矯正が進みませんので、不安になられる方もいらっしゃいますが、当クリニックは歯科医師だけでなくスタッフ全員で患者さんを支えていくサポート体制を構築しています。モチベーションを維持できるようお声がけし、気持ちに寄り添いながらゴールまで伴走していくのが私たちの仕事。その点もしっかりお伝えさせていただきます。また、症例によってはほかの矯正法と組み合わせるケースもありますので、それに対応できる矯正法のバリエーションが多いのも特徴。だからこそ難症例にも柔軟に対応できるのです。最も大事なのはそれを見極める診断力。矯正専門の歯科ならではの経験値の高さは当クリニックの強みです。
自由診療費用の目安
自由診療とはマウスピース型装置を用いた矯正(成人)/98万円、マウスピース型装置を用いた矯正(小児)/65万円、ホワイトニング/1万9900円~
※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供をしております。
マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。