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中嶋 俊之 院長の独自取材記事

【2021年5月開院予定】歯科川崎医院中央

(相模原市中央区/相模原駅)

最終更新日:2021/04/01

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【2021年5月開院予定】※開院前の情報につき、掲載情報が変更になる場合があります。
相模原市中央区に5月1日開院予定の「歯科川崎医院中央」。上溝の地で約30年にわたって地域医療に貢献してきた「歯科川崎医院」の2つ目の分院としてオープンする。院長を務める中嶋俊之先生は、一般歯科から訪問診療や救命救急センターで幅広い経験を重ねてきた。子育てファミリーが多い土地柄を考慮して、子どもや親世代を中心に家族みんなが安心してかかれるクリニックをめざすという。自身も小さい子を持つ親として「子どものうちから歯を長く持たせる大切さを伝えていければ」と優しい笑顔で話す中嶋院長。同院で取り組む治療や地域医療への思いなどについて話を聞いた。
(取材日2021年3月16日)

3院の連携で相模原市中央区の地域医療を支える

上溝で長く続く「歯科川崎医院」の分院として開院されるそうですね。

すでに「歯科川崎医院あいおい」という分院が相生にあり、2つ目の分院になります。実は本院と分院は、上から見ると三角形になる位置に立地しているんです。約30年前の本院開院から、当グループの川崎正仁理事長は、先進的な取り組みを通じて地域医療に貢献してきました。5年前にあいおい院ができて、その動きが点から線になり、さらにこの中央院が加わることで、「面」になりました。つまり、三角形の「面」で広く地域を支えられる体制が整ったというわけです。これは「3院が連携し、地域を支えたい」という川崎理事長の思いでもあります。そんな理事長の長年の思いがようやく実現することに、私自身もわくわくしています。患者さんに寄り添う診療を大切に、より多くの地域の方々に貢献していきたいという気持ちでいっぱいですね。

クリニックのコンセプトを教えてください。

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「歯科川崎医院」グループ全体として、家族全員でかかれる「家族歯科」をめざしています。3院とも同じ考えのもとに連携を図り、歯科医師やスタッフは情報共有していますので、基本的にどこでも同じような対応が可能です。また家族全員を診ることから、例えばママとお子さんは中央院にかかり、おばあちゃんは本院の訪問診療を利用するといったこともできます。家族がそれぞれに受診しやすいところを選べるのが理想ですし、それが地域を「面」で診るということにつながります。その中でも特に、中央院は子育てファミリーが多い地域でもあるので、お子さんや親御さんの悩みにしっかり応えることをベースにしつつ、祖父母世代の方も診られるクリニックをめざしていきたいと思っています。

コンセプトは設備面にも生かされているのでしょうか?

そうですね。どなたでも受診できるように完全バリアフリー仕様をめざします。ベビーカーや車いすのためにスロープを設置し、トイレの洗い場の下は車いすが入れる空間を取りました。また、お子さん連れでも気兼ねなく治療を受けていただきたいので、保護者が治療している時に近くで子どもが遊べるようユニットの横にスペースも設けます。他にもキッズスペースやおむつ交換台も備える予定です。内装も子育てファミリーの方々が利用しやすいように、温かい雰囲気を意識しました。「歯科」というと構えてしまう方もいると思いますが、安心感を持って受診していただくためにあらゆる面から気を配っています。

治療用の機材や感染症対策についてはいかがですか?

歯科用CTなど先進的な医療機器を導入するほか、口腔内スキャナーも備える予定です。これは「光学印象」という、光で口の中のデータを取ることが可能な機器で、データをコンピューターに取り込むため診療の精度やスピードの向上が期待できます。従来の型採りだと、嘔吐反射で気分が悪くなってしまう方もいましたので、そういった場合にも有用ですね。安心してかかってもらえるように感染症対策も徹底し、滅菌装置や換気設備は先進的で性能の高いタイプを導入しました。

子どもや親に伝えたい噛み合わせの重要性

そもそも院長が歯科医師になろうと思ったのはなぜですか?

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私は青森出身で、父が地元で歯科クリニックを開院しています。都会と違って近隣の方々との距離が近く、院外で患者さんと会うことも多い環境だったので、道端で会うたびに「この前はありがとうね」と声をかけられる父の姿を目にする機会もありました。自分が成長するにつれ「皆に喜ばれるすてきな仕事だな」と憧れを感じるようになり、同じ歯科医師をめざしたのです。大学で興味を持って学んだのは、高齢化が進む故郷や日本の将来に必要とされる有病者の歯科治療です。卒業後から週に1回本院で診療していたのも、学んだことが生かせる環境だと思ったから。2018年4月からは常勤医となり、訪問診療を含めて広く経験を重ねてきました。

先生が取り組んできた訪問診療について教えてください。

外来だけでなく、在宅の患者さんもしっかりと診る力をつけたいと思い研鑽を積んできました。機材や設備が制限された環境なので、高いスキルがないと対応が難しい分野だと感じます。加えて、介護されているご家族へのサポートも必要になりますから、そこでの円滑なコミュニケーションも重要です。つまり、診療に必要とされるすべてが集約され、知識や技術をフルで使うのが訪問診療なんです。特に本院はこの地域で、早くから訪問診療に取り組んできたクリニックです。常に10年先を考えた上で、必要とされる歯科医療のために「今できることをする」という姿勢を大切に、全身の健康を見据えた予防歯科にも注力しています。本院には管理栄養士がいますので、栄養指導や食事のアドバイスを行うことも可能です。これは当グループの強みであり、当院でも同じ体制を取る予定です。

地域には子育て世代が多いとのことでしたが、お子さんの治療についてはいかがでしょうか?

ご高齢の方を診ていると、自分の歯で噛めることがいかに大事かがよくわかるので、その必要性を小さい頃からきちんと伝えてあげたいです。口腔内の状態は、成人するまでにほとんど決まってしまいますので、噛み合わせの調整が必要なお子さんは、成長期をうまく利用しながら矯正で整えていくことが大切です。矯正というと見た目を整えるイメージを持たれがちですが、きちんと歯を機能させ、虫歯になりにくい口をめざすためにも大切なことなんです。適切な噛み合わせにすると、結果的に見た目も整い、歯を長く持たせることにもつながります。そうしたことをお子さんと親御さんの双方に浸透させていきたいですね。

めざすのは家族全員が安心してかかれる歯科医院

診療する上で、院長が心がけていることは何ですか?

患者さんへ丁寧に説明することです。例えば、治療後に少し痛みが出そうだと判断したら、「2、3日は痛みが出ると思います」としっかり伝えることで、患者さんが不安を抱かないようにしています。事前に「痛くなる」と伝えられていれば、実際に痛みが出ても少しは安心できますよね。でも何も言わなければ「痛いけれど、大丈夫だろうか」という不安につながりかねませんから。できるだけ患者さんに不安感を残さないためには、きちんと伝えるということに尽きると思いますので、忙しい中でもしっかり伝えるように意識しています。この姿勢は外来でも訪問でも変わりません。

今後の展望について教えてください。

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家族全員を診る「家族歯科」として地域の方々の健康を支えていきたいと思っています。また、ここはビル全体が当グループの施設なので、将来的には耳鼻咽喉科のクリニックなどに入ってもらい、医科との連携も図っていけたらいいですね。アレルギーに悩むお子さんも多いので、そうした患者さんにワンストップで医療を提供できる拠点をめざしたいです。さらに地域包括支援センターとも連携しながら、地域全体の健康をサポートしていきたいと思います。

最後に読者へメッセージをお願いします。

本院とあいおい院と連携していますので、この地域のことがわかった上で診療を始められるのが当院の強みです。実は開院にあたって、患者さんにアンケートを実施し、「どんなクリニックなら行きたいか」「どんな設備があるといいか」など貴重なご意見を伺ったので、それらを反映していきます。地域の皆さんとつくりあげるクリニックとして、親近感を持っていただける存在になれたらうれしいですね。これまでグループの2院が提供してきた診療を、さらにパワーアップさせていく。そうした使命感を持って地域密着型の医療を提供していきます。どんな些細なことでも構いませんので、ぜひ気軽に相談に来てください。

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