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検査前後入院、鎮静剤使用など
患者負担を抑えた大腸内視鏡検査

多治見スマートクリニック

(多治見市/多治見駅)

最終更新日:2021/08/24

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  • 保険診療

40歳を超えたら、一度は受けておきたい大腸内視鏡検査。しかし苦痛を伴うイメージが強く、なかなか一歩踏み出せない人も多い。一方で、大腸がんは早期の治療が肝心とされる病気で、早期発見のためにも大腸内視鏡検査を受けることはとても重要だ。「多治見スマートクリニック」では大腸内視鏡検査のハードルを下げるため、患者の負担を最小限に軽減するための取り組みに注力。希望により検査前日・当日の入院が選べるほか、眠ったような状態で受けられるよう鎮静剤投与も行っており、検査後の腹部の張りを和らげるための炭酸ガスの使用などさまざまな工夫を行っている。「ゆっくり優しく、痛くないように」をモットーとする土方康孝先生に、大腸内視鏡検査の重要性や負担軽減のポイント、実際の検査の流れを聞いた。 (取材日2021年7月26日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Q大腸内視鏡検査を受診する重要性について教えてください。
A

例えば大腸ポリープは良性であってもがん化する可能性がありますが、大腸内視鏡検査ではそのポリープを発見し、多くはその場で切除することができます。がんになる前の、内視鏡での処置だけで終えられる状況で見つかるのが一番ですから、不安な症状がある、40歳以上で受けたことがないという方はぜひ受けていただきたいですね。また3ヵ月以上続く慢性下痢症の場合、検査を受けることで、潰瘍性大腸炎やクローン病など炎症性腸疾患の診断につながることもあります。それ以外にも、肉眼的には正常であっても腸の組織を調べることで、さまざまな疾患が見つかることも。そのためには大腸内視鏡検査で組織を取って検査を行う必要があります。

Q検査の対象となるのはどんな人でしょうか。
A

健康診断で便潜血が陽性になった方、血便が出る方、下痢が止まらない、便の形状がおかしいなど今までと便の様子が変化した方、おなかに不快感があるなど不安がある方は、大腸内視鏡検査を受けることをご検討ください。また無症状であっても、大腸ポリープや大腸がんなど腫瘍性の病変がある場合もあります。まずは、その腫瘍性の病変が悪性なのかどうかを見極めることがとても大切なのです。先ほども申し上げたように、40歳以上でまだ一度も検査を受けたことがない方はもちろん、かつて大腸内視鏡検査を受けポリープを発見されたことがある場合は、多くの場合1~2年に一度は検査を受けていただくようお伝えしています。

Q患者の負担軽減のために、どんな取り組みをしていますか。
A

ご希望があれば、眠ったような状態で検査を受けられるよう鎮静剤を使用します。また、過去に受けた大腸内視鏡検査で検査後のおなかの不快感がつらかったという方もいらっしゃると思いますが、当院ではそれを軽減するため、おなかの中に送り込む空気に炭酸ガスを使っています。また検査前夜の下剤服用や、鎮静剤を用いた検査の当日夜が不安だという方もいらっしゃるため、当院ではご希望に応じて入院していただけるよう設備を整えています。検査前には患者さんが不安や疑問を伝えやすい雰囲気をつくり丁寧にご説明させていただくほか、検査中は時間がかかっても、ゆっくりと優しく、痛くないように挿入・検査を行うよう心がけています。

検診・治療START!ステップで紹介します

1医師による診察、血液検査などの各種検査

健康診断結果やおなかの症状を伝え、血液検査を実施。さらに症状により腸閉塞が疑われる場合など、医師の判断によりCT検査を行うこともある。事前準備として検査前夜9時以降に下剤を飲むが、不安がある場合には同院に前泊して服用することも可能。また検査当夜も入院できるため、鎮静剤使用後の帰宅が心配な人も安心できるだろう。疑問などがあれば何でも聞いて、ここで不安を解消しておこう。

2下剤服用で腸内をきれいに。個室で検査準備を

検査前日は消化のよいものを食べ、当日は朝食をとらずに検査へ。まずは前処置として下剤2Lを、自宅または同院内で服用する。同院ではトイレつきの完全個室を備えているため、誰に気兼ねすることなく安心して過ごせる。2~3時間かけてゆっくりと服用し、腸内がきれいになったら検査準備が完了。リラックスして検査に臨もう。下剤の服用が困難な場合は、水で飲みこめる錠剤の処方も可能という。

3大腸内視鏡検査を実施

希望者には鎮静剤を投与。鎮静剤を使用した人の多くは、検査中の記憶がほぼないという。「ゆっくり優しく、痛くないように」をモットーとする土方先生は、鎮静剤で眠っていても患者の表情を確認しながら、必要に応じて体位変換したり声かけをしたりと、丁寧で誠実な検査を心がけているとのこと。同院では10mm前後のポリープであればその場で切除可能。検査時間は15~30分程度が標準という。

4リカバリールームで休憩。当日入院も可能

鎮静剤を使用して検査を受けた場合は、検査終了後リカバリールームで1時間ほど休憩。体調に問題がなければ帰宅が可能だ。自転車や車の運転は不可のため、タクシーを利用するか、家族に送迎を依頼しておく必要がある。体調が優れない場合は、万一の場合に医師・看護師らのケアが受けられるようそのまま滞在を。事前に申告していなくとも、当日入院の相談も可能。体調に合わせて柔軟に対応してくれる。

5検査結果報告後、定期検査または治療へ

リカバリールームで休んだ後、意識がクリアになってきたら大腸内視鏡検査で撮影した画像を見ながら検査報告を聞く。ポリープ切除、気になる箇所の生検を実施した場合は2週間後に検査結果を聞きに来院を。経過観察、服薬治療、病院への紹介など、結果に合わせて対応してくれる。ポリープを切除した際は半年~1年に1回、問題がない場合は1~3年に1回など定期的な検査が推奨される。具体的な頻度は医師に尋ねてみよう。

ドクターからのメッセージ

土方 康孝先生

大腸がんは遠隔転移していなければある程度、生存が望めるものの、進行がんで見つかると治療が大変です。早期で見つけることがとても大事になってきますから、無症状のうちから検査を受けてほしいですね。なるべく患者さんの不安を取り除けるように、しっかりと疑問や不安にお答えしております。定期的な検査が苦にならないよう、そして当院での検査のリピーターになっていただきたいと考え、できる限り苦痛の少ない「安心・安全」をめざした大腸内視鏡検査をご提供できるよう努めています。気になる症状がある方はもちろん、これまで大腸内視鏡検査を受けて「つらかった」という方も、ぜひお越しください。

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