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柳澤 薫 院長の独自取材記事

吉祥寺まいにちクリニック

(武蔵野市/吉祥寺駅)

最終更新日:2021/10/12

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吉祥寺駅北口から続くサンロード商店街を歩くこと約1分。1つ目の交差点の角にあるビルの2階に2021年1月開院したのが「吉祥寺まいにちクリニック」だ。内科と皮膚科、泌尿器科、アレルギー科を中心に一次診療を担うクリニックとして健康の悩みに幅広く対応することをめざしているという同院。柳澤薫院長は、大学病院で脳神経外科を専門に臨床や研究に従事する傍ら、病気ではなく患者を診たいという思いから内科や皮膚科、泌尿器科などプライマリケアの医師としての臨床経験を積んできたという。「こんなことでクリニックに行って良いのかなと悩むことが誰にでもあると思いますが、そのハードルを下げたクリニックにしたいですね」と笑顔で丁寧に話す柳澤院長に、同院のことや今後の展望などについて話を聞いた。

(取材日2021年2月1日)

患者中心の医療の実現をめざし開院

クリニックを紹介していただけますか?

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当院は、この1月に開院しました。内科と皮膚科、泌尿器科、アレルギー科などの診療をしているクリニックです。当院では、まずは一次医療機関として皆さんの健康相談の窓口というか、体の調子が悪いのに何科を受診すれば良いのかわからないということも少なくないと思いますので、そういう方々の悩みを幅広く聞いて、当院で治療ができるものはもちろん責任を持って治療を行います。診察や検査などの結果で、当院ではなく総合病院や大学病院などの専門家にしっかりと診てもらったほうが良いと判断をした場合には、当院ではほかのクリニックにも負けないくらい本当にいろいろな病院と医療連携を結んでいますので、適切なところに紹介させていただくという体制をとっています。

なぜ、開院しようと思ったのですか?

そもそも医療は、患者さんが中心で行われるべきであるにもかかわらず、例えば、患者さんが必要としている時に受診ができなかったり、患者さんの不安な気持ちを受け止めきれていなかったりと、結局は医療者の都合でいろいろなことが動いているところがあるとずっと感じていました。そこで、患者さんのニーズって何だろうと考えた時、いつでも自分の不安を聞いてくれたり、健康の問題に対処したりして、それらを解消してくれるようなクリニックが必要だと思ったのです。ですから、当院は休診日がなく毎日、平日は19時半、土日祝日も18時まで診療しながら、日常生活でかかるようないろいろな疾患に対応できるクリニックをめざしています。こんなことでクリニックに行って良いのかなと考えることが誰にでもあると思いますが、その辺りのハードルを下げて、何でも気軽に相談してもらえるクリニックにしていきたいですね。

開院の地になぜ吉祥寺を選んだのですか?

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現在の医療は、高齢者が中心というところがあるのが現実です。もちろん、それも大切ですが、一方で若い人や働き盛り世代の人たちが置き去りにされているような側面もあると感じています。そして、そうした人たちも今は問題がなくても、今後の人生のことを考えたら健康には気を使わないといけない。なのに、仕事や家事、勉強などが忙しくて受診ができていない状況があります。私は、そういう人たちにも健康でいてほしいのです。そう考えた時に吉祥寺という場所は、若い人や若い家族、働き盛り世代の人が多い活気のある街であり、私の考えやクリニックのコンセプトにぴったりということで選びました。

泌尿器科と皮膚科の診療に力を入れる

力を入れていることは何ですか?

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一つは、膀胱炎の診療です。膀胱炎は、特に女性に多い病気とされていますね。トイレが近くなる頻尿や、排尿時に痛みを感じる、排尿後に残尿感があるなどの症状があり、場合によっては、夜にトイレから離れられずに眠ることができないことも。そして、市販のお薬で対処している人も多く、もちろんそれで治れば良いのですが、きちんと治らずに再発を繰り返していたり、慢性的な膀胱炎になってしまう人も少なからずいるのです。デリケートな問題なのでクリニックを受診しづらいという気持ちもあるかもしれませんが、多くの人がなる病気ですし、診察では内診をするわけでもありません。また、当院は午前中なら女性医師もいますので、膀胱炎のような症状があるのなら、ぜひ相談にいらしてほしいですね。

他に力を入れていることはありますか?

もう一つは、淋菌感染症やクラミジア感染症など、性感染症の診療です。性感染症は、インターネットで検索すると自費診療で対応しているクリニックが上位に出てくることもあるかと思いますが、性感染症の治療は保険診療でもできますから、まずはご相談いただきたいですね。あとは、男性の更年期障害の治療にも力を入れています。50歳前後の男性では、男性ホルモンの量が減ることで、気力や集中力が低下する、抑うつ状態などの症状が出やすくなります。しかし、男性にも更年期があることを知らずにそうした体調不良に悩んでいる人もいますし、その症状の影に糖尿病などの病気が隠れていることもあり得ます。その年代の方たちは今の日本を支えている人たちなので、元気になってもらいたいなと思っています。

皮膚科の診療にも力を入れているそうですね。

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ニキビやヘルペスをはじめ、皮膚のトラブルに対して幅広く診療しています。特に、ニキビは若い人に多いですが、早いうちにちゃんと治療をしないと痕になることが少なくありませんし、痕になると治療が難しくなります。最近では、保険診療でも使える薬が増えるなど治療の幅がだいぶ広がりましたので、早めの段階から相談してもらうのが良いと思います。ヘルペスは、繰り返している人も多いのですが、口唇ヘルペスでは、初期症状が出たらすぐに飲んでもらって症状を抑えていく薬が、陰部ヘルペスには、再発を抑制するのに役立つ抗ウイルス薬が処方できますので、ヘルペスに悩んでいる方も相談してください。

患者が何を不安に思っているのか、常に気にかける

診療の際に心がけていることを教えてください。

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患者さんは何を不安に思って来院しているのか、常に気にかけて診療することを大切にしています。加えて、わかりやすく説明することですね。医療者と患者さんの間には、ほかの領域ではないくらいの知識の差がどうしてもありますし、医療者の常識は一般の世界の常識ではありません。ですから、わかりやすい言葉を用いて丁寧に説明をすることで、患者さんの不安の解消につながるよう努めています。また、患者さんによっては、すぐに診察を終わらせてほしいという人もいれば、話を聞いてほしいという人もいます。そのあたりも探りながら臨機応変に、できるだけ患者さんのニーズに応えられるよう心がけています。

先生は、なぜ医師を志したのですか?

中学生の時に祖父が亡くなったのですが、初めて身近な人が亡くなったことに、中学生ながらショックを受けました。同時に医療に対して、漠然とですが自分も何かに困っている人を助けたり、救ったりする仕事って良いなと考え始めたのがきっかけです。それで、医学部を卒業して研修が終わってからは、脳神経外科を専門にしました。救急車で重篤な人が運ばれてきて、手術で治して、患者さんは歩いて帰るという理想的なイメージに憧れましたし、脳神経外科は手術もして、脳血管内治療もして、外来で血圧やコレステロール、糖尿病の管理もするなど幅広く対応できる面もあります。さらに、人の脳の神秘的なところに惹かれたのもありました。でも、命の危機にある人の治療に携わるのも確かにやりがいはあったのですが、そのうちにできるだけ脳神経外科の治療が必要になる人を減らしたいという思いが強くなり、プライマリケアにシフトした感じです。

今後の展望とメッセージをお願いします。

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吉祥寺に住んでいる人や働いている人の支えになるというか、困った時にはあそこに行けば大丈夫と地域の人たちに受け入れられるようなクリニックをめざしていきたいです。泌尿器科に通っているのがばれたくないという方でも、当院は複数の診療科があるので周りからはわかりません。また、病気によっては泌尿器科と皮膚科のどちらを受診すれば良いのかわからないという場合でも当院は両方とも診療していますので、相談していただければと思います。吉祥寺に住んでいる人やお勤めの人が、いつでも受診できるよう体制を整えていますので、小さなことでも、こんなことでクリニックに行っても良いのかと悩まずに、まずは受診していただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

男性更年期検診1万1000円(初回の血液検査、問診)

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