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佐東 丈仁 院長の独自取材記事

うのもり内科クリニック

(相模原市南区/町田駅)

最終更新日:2021/01/07

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相模原市南区鵜野森を通る鎌倉街道の鵜野森旧道交差点横にあるのが、「うのもり内科クリニック」だ。2020年12月1日にオープンしたばかりの同院は、地域のかかりつけ医として一般的な風邪や生活習慣病などの慢性疾患の診療に加え、胃や大腸の内視鏡やCT、超音波などより専門的な検査までに対応することで、地域の医療ニーズに応える体制を整えている。そんな同院の院長で、「このクリニックに来てよかった、相談してよかったと安心していただけるようなクリニックをめざしています」と気さくで爽やか、熱心に話す佐東丈仁先生に、同院のことや地域医療にかける意気込みを聞いた。
(取材日2020年12月23日)

内科一般に加え、内視鏡やCTなどの精密検査にも対応

クリニックを紹介していただけますか?

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当院は、12月1日に開院しました。現在の医療システムは、地域のクリニックと中規模の病院、そして大学病院でピラミッドのようになっていて、私たちクリニックは、いろいろな病気や症状の方を広く拝見するのが役割です。そして、クリニックでは対応できない症状の方は、中規模の病院や大学病院にご紹介することになりますが、その時には、紹介状や予約が必要で2〜3週間後の受診や精密検査になることは少なくありません。それならば、一般的な風邪や高血圧、糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症などの診療に加えて、検査設備も整えてちょっとした精密検査までに対応することができれば、地域の皆さまに安心して受診していただけるのでないかと考えたのです。ですから、当院にはCTや超音波検査、血液検査などの設備があり、内視鏡検査も必要であれば当日にできるなど、スピード感を持って対応することをめざしています。

素敵な院内ですが、こだわったところはありますか?

まず、院内で患者さん同士の目線が合わないよう工夫をしました。ただでさえ、体調不良で来院されているので他の方の視線を感じるのは、気になることもあると思います。そこで、待合室は出入り口を背に椅子を配置し、診察室前のカウンター席も診察室の出入り口が背になるよう考慮し配置してあります。また、院内の照明の色や明るさなども、患者さんにリラックスしていただける雰囲気になるよう、一つ一つ選びました。トイレは広めに設計し、車いすやベビーカーでも入りやすいようにしました。プライバシーに配慮し、更衣室に鍵がかかるようにしたり、内視鏡検査のリカバリー室を個別にしました。可動式のストレッチャーを導入し、検査の前後も横になったまま移動していただくこともできます。CTは撮影時間が短く低被ばくで精密な画像が撮影できるものを、内視鏡も新鋭のものを導入しています。患者さんに快適に過ごしていただけるようにたくさん悩みましたね。

力を入れていることは何ですか?

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まずは、苦痛に配慮した大腸内視鏡検査です。大腸の検査には、バリウムやCTなどもありますが、その中でも内視鏡検査は精度が高く、診断までできるのでとても有用です。しかし、大腸内視鏡検査自体に、苦手意識を持っている方が多いのも事実です。以前検査を受けてつらかった経験をお持ちの方や痛みを伴う検査ではないかと不安に思われる方も多いかと思います。検査の痛みは腸管が伸ばされていることで生じることが多いとされています。そこで、当院では腸をできるだけ伸ばさないように挿入する軸保持短縮法という手技を日々心がけ精進しています。それでも、痛みが生じる方がいるため鎮痛剤や鎮静剤を使って、できるだけ楽に検査を受けていただけるよう体制を整えています。鎮静の深さを調節するために鎮静剤は数種類用意していて、患者さん一人ひとりに適した方法で検査を行えるようにしていることは当院の特徴かもしれません。

AIを搭載した内視鏡システムで検査の質を担保

AIを搭載した先進の内視鏡システムを導入していると伺いました。

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はい。実は、大腸ポリープは、検査をする医師によって見逃されているものも少なくなく、その中で1センチを超えるようなものでも見逃されている場合があるとも言われていますので、そのようなリスクをいかに下げるかが重要です。今回導入したAIはポリープの発見と質的診断の補助をしてくれます。私自身が目を凝らすことが大前提ですが、ある一定のラインを担保するのにAIは良いものの一つだと考えています。また、病変に特殊な色の光を当てて拡大して血管構造を見ることで、切除したほうが良いポリープなのかそうでないものなのか質的診断もサポートしてくれます。AIの判断に従うのではなく、自分の見立てに同意してもらうような感じですね。このように検査の精度をサポートしてくれることは患者さんにとってもメリットが大きいと考えて導入を決めました。

ほかに力を入れていきたいことはありますか?

健康診断です。クリニックにかかったことがない方たちの糖尿病や高血圧、脂質異常症などの病気の早期発見をすることはすごく大切だと考えています。実際に健診を受けてない方は結構いらっしゃいますが、その理由の一つに、この検査はこっちで、この検査はあっちでというようにすべてを1箇所でできないことがあると思います。当院では、極力多くの検査を受けられる体制を整えていますので、ぜひ健康診断を受けていただきたいですね。あとは、胃の内視鏡検査です。経口と経鼻の両方に対応していて、ファイバーも細いものを使って、できるだけ苦しくないように検査をしています。以前は、ファイバーが細いと画像が粗く病変が見にくいと言われていたのですが、現在の新しいものは、細くても検査には十分な画像が得られるようになっています。

診療の際に、心がけていることを教えてください。

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来て良かった、相談して良かったと思ってもらえるようにすることをモットーにしています。患者さんの不安や心配事を理解して、少しでも解消するお手伝いができればと思っています。そのためには、私自身を知ってもらうことも重要なので、自己紹介をして話しやすい雰囲気をつくることを心がけ、必ず目を見て話はしっかり聞くことを心がけています。また、病気の診断に至る過程や根拠、今後の治療計画までできる限りお伝えし、不安を軽減するように努めています。もちろん、専門外のこともありますが、些細なことでも遠慮なく相談に来ていただきたいですね。

体の不調などは放置せずに相談してほしい

先生は、なぜ医師を志したのですか?

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私が小学生の頃は祖父母を家で看取ることがあり、そうした体験やペットの死を経て医療に関心を持ち、物心ついた時には医師になりたいと思っていました。そこで医学部の受験をめざし、高校は進学校に入学しました。ところが高校1年生になったある日、友達がバイク事故で亡くなってしまったんです。その出来事は、医師になりたいという思いをさらに後押ししました。医師になり、知識を得たり、多くの方を看取る経験をして感じたことは、医師はこの先にその人がどのように健康状態が変化し、人生の幕を下ろすのかを少し多く知っているくらいの人間だということです。医療はその方がより良い人生を送れるよう自分が持っている情報を提供しながら、サポートするものなのではないかと考えています。

どのようにリフレッシュしていますか?

私は湯河原で育ったので、温泉や海、自然が好きです。小さい頃はよく海に潜っていたのですが、今は魚釣りが趣味です。釣りは大自然の中で行うので、日ごろの悩みや頭の中の整理をすることができ、頭のリフレッシュになります。また、家族と過ごすことも休日の楽しみの一つです。最近は釣りに行く時間も少なくなりましたが、開業を決意してからも全力でサポートしてくれた妻や家族、いろいろな相談に乗ってくれた友人には感謝しかないですね。

今後の展望とメッセージをお願いします。

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まず、内視鏡検査を通じて地域の健康維持を貢献したいと考えています。検査をして、進行がんが発見されることもありますので、そういった方を少しでも減らしていくために、早期発見・早期治療のきっかけになりたいと思います。また、薬を飲んでいても生活習慣病の管理がうまくできてない方が意外と多く、サポートしていければと思っています。そして、地域の皆さまには、体でちょっと心配なことや健診でひっかかったけど放置してしまっている方や、きっかけが掴めずに受診ができない方もいると思いますが、ぜひお気軽に受診をしてください。

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