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白戸 智洋 院長の独自取材記事

メディカルパーク入間

(入間市/入間市駅)

最終更新日:2021/11/02

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西武池袋線・武蔵藤沢駅または入間市駅より、車で約10分。ショッピングセンターイルマムの3階にある「メディカルパーク入間」は、月経トラブルから不妊治療、腹腔鏡手術、分娩、更年期障害の治療まで、幅広い診療に対応しているクリニックだ。2021年5月に院長に就任した白戸智洋先生は、岩手県の出身。「親身な診療を大切にしている」という言葉どおり、ゆっくり患者の話を聞き、メンタル面のケアも欠かさない。さらに、人に聞きづらい女性の体の悩みにブログで答えるなど、東北気質の温かさが感じられる。「不安があれば、クリニックに話しに来てください。話すだけで楽になることもあると思いますから」と、穏やかにほほ笑む白戸院長に診療ポリシーや今後の展望を聞いた。

(取材日2021年9月22日)

女性が生き生きと過ごせるように支えたい

研修で立ち会った出産に感動して、産婦人科医をめざしたそうですね。

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そうなんです。大学5年生の時にさまざまな科を回る研修があり、最初が産婦人科でした。その時に、大学病院の医師でも冷や汗をかくような大変な出産に立ち会ったんです。やっと生まれてきた赤ちゃんと対面したお母さんが泣いているのを見て、離れた場所で見守っていた私も、思わず泣いてしまいました。本来であれば医療従事者として冷静さを保たなければならなかったのですが、できませんでしたね。この経験がきっかけで、産婦人科医になることを決めました。実は、自分から「これがしたい」と積極的に思うことがあまりなかったのですが、この時ばかりは違いました。

診療ポリシーや診療時に心がけていることを教えてください。

診療ポリシーは、「安全・安心・親身になって診療すること」です。世の中には、患者さんに対する目線が上からの医師が多いように感じますが、私は患者さんを下から支えたいと思っています。心がけているのは、可能な限り患者さんの不安を取り除いて、相談しやすい雰囲気をつくることですね。初めて来院してくださった方には、まず、自分の名札を見せながら名乗り、お辞儀をしてあいさつをします。検査や処置を行う際には、「これから痛いですよ。押しますよ」などと声をかけて、なるべく患者さんを驚かせないようにしています。また、患者さんに説明するときには、具体的な数字を交えてわかりやすく話したり、すべて話し終わった後に必ず「何かほかに聞いておきたいことはありませんか」と、確認したりしていますよ。

どのような患者さんが来られますか? また、この地域にどのような印象をお持ちでしょうか。

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おかげさまで、思春期から妊娠、更年期まで、幅広い世代の患者さんに来ていただいています。患者さんの悩みはそれぞれですが、月経トラブルに悩む若い方が増えていますね。地域の印象はベッドタウンということもあり、お産が都内よりも多いように感じます。実は、私は岩手県出身で、福島県立医科大学を卒業した東北育ちなのですが、入間市に親しみを感じているんですよ。このゆったりとした雰囲気が東北と似ているんです。以前、東京に1年間勤めましたけれど、スピーディーな診察スタイルになかなか慣れませんでしたね。ここでは、ゆっくり患者さんの話を聞いて、患者さんの反応を確かめられると感じています。

「ここにずっと通えば安心」と思われる存在をめざす

ライフステージに応じたトータルケアを大切にしているそうですね。

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ライフステージには、思春期、成熟期、妊娠、分娩、産褥、更年期、老年期があります。当院では、すべてのライフステージを通してケアを行っており、「ここにずっと通えば安心」と患者さんに思ってもらえるようになりたいですね。患者さんを長く診させていただけると、過去の治療歴や環境の変化をよく理解できるので、その人の特性に合わせたより良い治療ができると考えています。それに、女性の健康を長く見守りたいんです。ですから、今、患っている病気の治療だけではなく、その人が将来困らないように病気の早期発見にも努めていますよ。

更年期障害の治療に漢方も活用されているんですね。

はい。更年期障害の治療には、ホルモンを補充する方法もあります。ただ、それだけだとメンタル面の不調の改善が図れない場合があるんです。そのようなときは西洋医学の薬に頼っていたのですが、抵抗感のある人が多くて。そこで漢方を取り入れることにしました。漢方は患者さんに受け入れられやすい上、メンタルヘルスの改善にもつながりやすいと考えています。女性は、常に変化しているホルモンの影響で、情緒不安定になることがしばしばあると思います。そのようなときは、気軽に悩みを話しに来てください。話すだけでもストレスが軽減されて、楽になることもあると思いますから。現代はストレス社会ですから、女性の健康を守るためには、メンタル面も含めたトータルヘルスケアが大切だと思っています。このほか当院では、更年期障害のさまざまな症状に対してプラセンタ注射も取り扱っています。

ほかに力を入れている診療はありますか?

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不妊治療と、子宮筋腫や子宮内膜症などの婦人科手術も積極的に行っています。手術は患者さんへの負担が少ない腹腔鏡手術を取り入れているので、ご安心ください。症状によっては本院の「メディカルパーク湘南」で手術をすることもありますが、基本的には当院で、本分野が専門の田中雄大先生が行います。あと、当院では4Dエコーを導入し、妊婦健診に活用しています。赤ちゃんの表情やあくびをしている様子、手足の動きなどがリアルタイムで見られますのでぜひお試しください。さらに今年10月中旬からは、妊娠20週に加えて12週でも、胎児超音波検査を行う予定で、こちらは胎児超音波検査に精通した吉田純(あつし)先生が担当します。また、入間市が行っている年1回の子宮頸がん検診にも対応しているので、お気軽にお問い合わせください。

職種間に垣根なく、皆で連携してより良い医療を提供

分娩にも対応されていらっしゃるんですね。

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はい。当院では、お母さんと赤ちゃんが持つ自然の力を最大限発揮できるような出産をめざしており、医師が診察をして母子ともに問題がないと判断した場合は、助産師が中心となって妊婦健診からお産の介助、産後のケア、赤ちゃんの保健指導までトータルにサポートしていきます。今は助産師ですが昔は助産婦でしたよね、”助産婦”を分解すると「産婦を助ける」となります。お産はお母さんが主役であり、産婦を助ける助産師がいて、医師が出ていくのは何か問題があるときだけ。“産科医”は“参加”だけでいい、というのは駄じゃれですが(笑)、そのくらい医師の介入が少なくて済むのが理想のお産だと考えています。当院には個室と大部屋合わせて15床を備えていて、基本母子同室ですが、母体の体調に合わせて赤ちゃんの預かりにも対応しています。

より良い診療を行うために、院内で取り組んでいることはありますか?

職種間に垣根をつくらずにスタッフ全員が連携して、より良い医療を提供できるように努めています。わからないことや苦手なことがあれば、互いに教え合いサポートし合える雰囲気を大切にしていますよ。いろいろなクリニックに勤めていると、助産師と看護師の間でコミュニケーションが円滑に図られていなかったり、意見の違いなどからぶつかったりすることが度々ありました。院内で衝突しても良いことは何もありませんから、皆が一つにまとまって、患者さんのためになることを一緒にやっていきたいと思っています。

今後の展望と読者へのメッセージをお願いします。

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勉強会などを開いて、医師や助産師なども含めた、すべてのスタッフのスキルアップを図っていきたいと思っています。継続して、設備も充実させていきたいですね。まだ誰にも言っていませんが、妊婦さんが座った状態から寝られる機械を導入したいと思っているんです。そうすれば、よいしょっと腹筋を使って、診療台に乗らなくても済みますから。最後に、患者さんからよく質問されることをQ&A形式にして、ブログにつづっているので、ぜひ見ていただけたらと思っています。「この生理の量って多いの?」「この生理痛ってどうしたらいいの?」など、疑問に思っているけれど、なかなか人に聞けないようなことに答えています。書き始めてからまだ3~4週間ほどしかたっていませんが、月経不順の記事に12件の「いいね」がついていました(笑)。これからも、積極的に情報発信していきたいと思います。

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人工授精/1万4300円~

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