抜弁天クリニック

抜弁天クリニック

菊池 智津院長

頼れるドクター

19725

若松河田駅にほど近い「抜弁天(ぬけべんてん)クリニック」は、女性を中心に幅広い年齢層の患者が訪れるクリニックだ。院長の菊池智津(ちづ)先生は明るい笑顔が印象的。「町のお医者さん」をモットーに、診察では丁寧に話を聞き、時間をかけて指導するので患者は病気と向き合う意識が高まるという。また専門の内科にとどまらない、病気の裏に潜む精神面の要因を探り出す治療を行っており、内科と精神科の連携をはかる勉強会も定期的に開催。そうした多忙な中でも休診日には訪問診療を精力的に行い、患者のために労力を惜しまない。こうした姿勢が患者との間に家族のような深い信頼関係を築き上げるのだろう。患者のため、地域医療のために活動を続ける菊池先生に、新たに立ち上げた認知症の勉強会や訪問診療でのエピソードなどを語ってもらった。
(取材日2016年2月24日)

訪問診療は「病気ではなく患者を診る」診療

―まずは、先生が医師を志したきっかけを教えていただけますか?

小学生の頃に母が胃けいれんで苦しんでいた時、たった1本の注射で病状を軽くしてくれた医師の姿を見たことがきっかけです。まるで魔法のようでしたね。世の中のためになって、自分が誇りを持てる仕事だと子ども心に感じました。ですから、医師というのはとても大変な仕事ですが、それ以上にやりがいも大きいと思います。私がめざしたのは大病院のエキスパートではなく「町のお医者さん」。学生時代から長く住んできて、2人の子どもの子育ても見守ってくれたこの地で、医師として地域に貢献していきたいと思っているんです。

―クリニックの設計ではどういった点にこだわりましたか?

今は車いすの方が通院されるのは一般的なことですから、玄関には段差をなくし、トイレも跳ね上げ式の手すりを付けてバリアフリーにして車いすのまま入っていただけるようにしました。患者さんのプライバシーをいかに守るかにもこだわりましたね。そこで考えたのが部屋にパーティションを使わないということ。大病院をはじめ、医療施設の多くは診察室をパーティションで区切っていますが、その場合、話し声が外に全部聞こえてしまうんです。町のクリニックには近所の方がたくさん来られますし、近所だからこそ余計に家の中のことなどは聞かれたくないでしょう。ですから、部屋ごと全部壁で区切って密室にしています。診療では病気のことはもちろん、世間話もよくしますよ。旦那さんの悪口とか(笑)、子育ての大変さとか、同じ主婦の立場として愚痴を聞いたり共感したりすると、それだけで元気になられる方も多いですね。

―訪問診療にも精力的に取り組まれているそうですね。

もともと当院の患者さんで通院が難しくなった方のところに歩いて行ける範囲で診療しています。中には亡くなってしまう患者さんもいるわけですが、「最後は先生に見てほしい」とおっしゃっていただいたり、中には死に化粧をさせていただいたこともあったりと、家族のように親しくお付き合いさせていただいていますね。訪問診療では患者さんのお宅に上がるわけですから、その人の背景が見えてきます。生活全般も見ながら診療しますから、まさに「病気ではなくて患者を診る」ですね。それは訪問診療の好きなところでもあります。患者さんの愚痴や世間話を聞いたり、帰り際に「これを持って行って」とおやつを持たせてくれたり、私の方がパワーをいただくこともあります。今は行ける範囲や曜日が限られていますが、これからも訪問診療は続けていきたいですね。

記事更新日:2016/04/01

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