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中村 守 院長の独自取材記事

なかむら内視鏡・内科クリニック

(福岡市中央区/唐人町駅)

最終更新日:2021/01/18

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地下鉄唐人町駅から徒歩で約10分のところにある「なかむら内視鏡・内科クリニック」。気軽に相談できる地域のかかりつけ医院をめざして2020年11月に開業し、一般内科の診療や消化器に関する幅広い主訴に対応している。院長を務める中村守先生は、日本消化器病学会が認定する消化器病専門医の資格を持つ熟練ドクターだ。医師としてのモットーは、患者に寄り添う診療を心がけ、常に全身に気を配りながら、決して病気を見逃さないこと。「病気は症状がある箇所に原因があるとは限りません。患者さんが気づかないところを疑い、的確に診断することが私の使命です」と力強く言い切る中村先生に、医院づくりの方向性や診療の特徴などについて聞いた。
(取材日2020年11月24日)

決して病気を見逃さないために、全身に気を配る

まずは開業の経緯からお尋ねします。

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当院は、医療法人博腎会グループの一院として開業しました。博腎会病院の院長はもともと母校である福岡大学の先輩で、患者さん目線を大事にする医療人としての姿勢や考え方に感銘を受け、ずっと懇意にしていただいている間柄です。5年ほど前に、信頼しているその先生に独立したい気持ちを相談したところ、親身になって後押ししていただき、念願をかなえることができました。現在の場所を選んだ大きな理由は、私の専門である消化器や内視鏡の分野に特化した医院が少なったからです。これまで培ってきた経験を存分に発揮して地域のかかりつけ医として、近隣の方々のさまざまな健康ニーズに応えていければと思っています。

診療におけるモットーを教えてください。

常に心がけているのは、病気の不安を抱えるすべての患者さんに寄り添い、一人ひとりの声にしっかりと耳を傾ける姿勢。その上で、内科全般を診てきた知見を生かして、主訴に対してどんな検査や治療が必要かを適切に見極めていくことが私たちの務めです。消化器と内視鏡の分野で研鑽を積んできた医師として、食道や胃、十二指腸、小腸、大腸、肝臓、胆のう、膵臓といった部位の病変を見逃さないよう、主訴だけにとらわれず、患者さんが気づけていない箇所にも気を配り、全身に目を光らせるよう徹底しています。また、私の専門外の領域をカバーするため、当院では毎週木曜日に福岡大学病院の循環器の先生による診療を行い、心不全や動脈硬化、虚血性心疾患、狭心症をはじめとする心臓の病気を抱える患者さんに対応しています。

地域の患者の印象はどうお感じですか?

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当院のある百道浜エリアは、地元プロ野球の本拠地であるドーム球場や福岡のシンボルタワーが建ち並び、福岡を代表する高級住宅街が広がる場所。そんな土地柄ですので、健康意識の高い方が多いような印象です。患者さんは小学生の子どもたちから中高生、働き盛りの世代の方、ご年配の方まで、幅広い年代の方が満遍なく受診され、現在は風邪などの急性の疾患、インフルエンザの予防接種ほか、内視鏡検査を希望される方が少なくありません。持病の薬を遠くまで取りに行かなくて済むようになったと言われることもあり、地域に根づいた医療を提供していくために、力を尽くしたいと考えています。

世界水準の先進の医療機器で、精密な内視鏡検査を提供

内視鏡検査において大切にしていることは何ですか?

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私は、消化器と内視鏡の分野で全国的に知られる福岡大学筑紫病院の出身です。若手時代は優秀な先輩たちの指導を受け、先進の医療現場で胃がんやクローン病、炎症性腸疾患、潰瘍性大腸炎の診療・検査をはじめとする、多くの経験を積みながら高度な技術を学びました。特に今につながる大きな糧となったのは、決して病気を見逃さないという内視鏡検査に対する厳格な姿勢と、どこまでも病気を追求する熱量。当時の先輩たちは、医師の使命を全うするために日々、本気で現場に立ち、真剣に病と戦っている方ばかりでした。その遺伝子を受け継ぎ、専門性を生かして一つ一つの内視鏡検査に全力で取り組んでいます。

どんな内視鏡検査が受けられますか?

性能の高さにこだわって先進の医療機器を導入し、大学病院レベルの精密な内視鏡検査ができるのが当院の強み。革命的な画像処理機能で、体の各部位を鮮明に映し出すことができ、小さな病変も捉えやすくなっています。上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、口から挿入する経口内視鏡と鼻から挿入する経鼻内視鏡の2種類があり、患者さんの希望や状況に合わせて選択可能です。特に経口内視鏡では、特殊な光を当てる拡大内視鏡観察により、がんによって異常な形をした血管を認識しやすいので、早期発見が望めるというメリットがあります。経鼻内視鏡は、鎮静剤を使わずに検査後すぐに帰宅できるので、仕事中の方や車の運転のある方などにご提案しています。下部消化管内視鏡(大腸カメラ)においても同様に精度の高さを重視した検査が行え、大腸ポリープの小さい病変の場合は、その場で除去することが可能です。

ピロリ菌の検査にも力を入れているとお聞きしました。

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ピロリ菌は、人の胃に生息するらせん型のグラム陰性微好気性細菌。感染すると大半の人が胃炎を発症し、胃潰瘍や胃がんといった重症化につながる可能性があります。ピロリ菌は自然には体外に排出されず、除菌をしないと胃の中にい続けて粘膜への攻撃が慢性化する危険性があるので要注意です。当院では内視鏡を使った検査と、内視鏡を使わない検査の2つの方法から選べます。後者の場合は、吐き出した息を集めて調べる尿素呼気試験、ピロリ菌に対する抗体が血液や尿に存在するかを調べる抗体測定法、糞便中に潜むピロリ菌の抗原の有無を調査する糞便中抗原測定法の3つがあり、ピロリ菌の存在を確認できますが、除菌処置を行うにはのちの内視鏡検査が必須です。

一人ひとりの患者に寄り添い、地域医療に貢献していく

院内感染対策を徹底されているそうですね。

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当院では、医療機関専用のクリーンシステムを導入し、待合室・診療室・内視鏡室の計3ヵ所に空気清浄装置を設置しています。空気中に浮遊するウイルスや細菌、花粉、カビ、微粉塵、悪臭などにアプローチするもので、清潔な空間を保つのに有用な先進のシステムです。さらに、日本消化器内視鏡学会で推奨されている自動洗浄機を導入し、内視鏡検査における感染予防にも徹底した対策を図っています。

医師を志したきっかけや仕事のやりがいについてお伺いします。

私の父は内科医師。地元である熊本県で医院を営んでいました。医院は自宅とつながっており、小さい頃から父の働く姿を見ながら育ちました。子どもからすると厳しい父親でしたが、患者さんと接する父は優しく、近隣の方から慕われる医師だったと思います。幼心にも人のためになる医師という仕事は立派に感じ、自然と医療の道をめざすようになっていきました。つらそうな表情で来た患者さんが笑顔で帰られる姿を見るたびに、医師になって良かったと実感します。病気を治し、より多くの人々の健康を支えていけるよういっそう精進していきます。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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誰にとってもおなかの痛みはつらいものです。そんな苦痛を迅速に取り除ける診療を提供できるよう力を尽くします。現代の過度なストレスや胃の動きなどで痛みが発症するケースがあり、がんをはじめとする特殊な病気がないことを証明し、安心を提供するのも私たちの役割です。当院では、患者さんの希望や状況に合わせた複数の内視鏡検査の方法をご用意しているので、健康に不安のある方はまずはお気軽にご相談ください。地域のかかりつけ医として親身にお話を伺い、適切な検査や治療をご提案いたします。

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