全国のドクター8,968人の想いを取材
クリニック・病院 160,823件の情報を掲載(2021年6月15日現在)

  1. TOP
  2. 愛知県
  3. 春日井市
  4. 春日井駅
  5. ひばりクリニック
  6. 予防医療から最期の看取りまで気持ちに寄り添う在宅医療

予防医療から最期の看取りまで
気持ちに寄り添う在宅医療

ひばりクリニック

(春日井市/春日井駅)

最終更新日:2021/02/01

Main Main
  • 保険診療

認知症が進行して一人で出歩くことができない、ケガで寝たきりになってしまったなど、通院が困難になった患者の選択肢の一つとなるのが在宅医療。医師や医療スタッフが定期的に自宅訪問して診療を行う医療サービスだ。診療計画を立て、医療的視点のもと健康管理を行うため、自宅にいながらにしてクリニックのサービスを受けることができる。また、「住み慣れた自宅で最期まで過ごしたい」という場合などは、家族に不安が重くのしかかるケースも少なくないが、これらの負担軽減が見込めるのもメリットだ。では、在宅医療を選択する際には、誰に何を相談すれば良いのか? 3つの在宅医療専門クリニックで勤務した経歴を持ち、訪問診療に注力する「ひばりクリニック」の加藤裕真院長に話を聞いた。(取材日2021年1月12日)

24時間体制で患者と家族をサポート。コミュニケーションを重視する二人三脚のチーム医療

Q在宅医療はどのような人が受けられるのでしょうか?
A
1

▲外来から訪問まで幅広く地域のニーズに応えている

寝たきりや認知症、慢性呼吸器疾患、最期までご自宅で過ごしたい方などです。床ずれや腰椎圧迫骨折で動けないという方も近年増えています。一言でいえば通院が困難な方ですね。市民病院や大学病院に通院していると、在宅医療を受けられないと思われている方が多いですが、在宅医療は併用できます。また、診療だけが在宅医療というわけではありません。「まだ早いかな?」と思われている場合でも、医師がケアマネジャーに連絡し、要介護認定のお手伝いをすることなどもできますので、まずは相談してみてください。特にターミナルケアの場合、利用可能なサービスの選択肢が多いので、早めに相談いただけるとありがたいです。

Q在宅医療ではどのような診療が受けられますか?
A
2

▲訪問診療についての相談など、丁寧に話を聞き寄り添っている

クリニックで行うほぼすべての診察が可能です。長期的な医療処置例としては栄養、排せつ、呼吸、がんの管理ですね。診療ではどこの筋肉や関節が痛いのか、触診や神経診察なども行います。病院ではデータの異常が治療の基準となりますが、在宅医療ではデータに現れない症状についても対応できるのがメリットです。また、患者さんの希望はできる限り尊重したいと思っています。例えば、誤嚥性肺炎のリスクがある患者さんで、点滴ではなく、自分の口で好きなものを食べたいという方もいらっしゃいます。一概に諦めるのではなく、内服薬の調整やリハビリで少しでも食べられるよう手助けをする、そんな寄り添った医療を提供していきたいですね。

Q在宅医療を希望する場合はどこに相談したらよいのでしょうか?
A
3

▲患者本人のみならず、家族への説明も大切にしている

当院をはじめ、ケアマネジャー、かかりつけの医師や病院などです。話しやすい人に相談するのが良いと思います。在宅医療というのは外来と違い、金銭的な問題も大きく関わってきます。治療計画を立てる際に、料金も明確になるので、要望は早めに伝えたほうがよいでしょう。当院の在宅医療は訪問看護師やケアマネジャーと連携して24時間対応しています。少人数のグループで行いますのでコミュニケーションを取りやすいのが特徴です。決して医師主導ではなく対等の立場で、患者さんやご家族にも協力いただく二人三脚の在宅医療です。途中で医師が変わることもありませんのでご安心ください。

Q先生が訪問診療の際に大切にしていることを教えてください。
A
4

▲訪問診療専門の医院に勤めた経験も持っている院長

コミュニケーションなくして良い在宅医療は成立しないので問診を大切にしています。決して医師の押しつけにならないように「患者さんやご家族が何を求めているか?」を重視します。本音を言いにくそうであれば、聞き出すのも医師の役割ですので傾聴力を磨いています。ご本人やご家族によって考え方は実にさまざま。時には「頑張らない」という選択肢をとる場合もありますので、方向性をかなり慎重に判断します。医療とはサービス業であると思うんです。患者さんにとって、一番良い環境をつくるために、ご要望を聞きとり提案し、選択いただくことを繰り返す。「最期までしっかり面倒を見る」という覚悟を持って在宅医療に取り組んでいます。

Q患者さんのご家族が心がけておくべきことはありますか?
A
5

▲小さな悩みでも気軽に相談してほしいと考え診療にあたる

できるだけ初期の段階で相談いただきたいです。病状が快方に向かえばベストですが、覚悟が必要になるケースもあります。状況が悪化してからだと、受け止め方が変わってしまいますので。現代の医療では本人に話してから、家族と話すというのが基本ですが、在宅医療の場合はそれが必ずしも正しいとは言えません。本人の前で話しにくいことがあれば、お電話や当院のカウンセリングルームなどで臨機応変に対応します。また外来と違い在宅医療はご家族の不安も大きいものです。頑張りすぎは続きませんので、あまりストレスをためないように。ヘルパーなど、いろいろな支援サービスがありますので、生活面についても遠慮なくご相談ください。

ドクターからのメッセージ

加藤 裕真院長

超高齢社会により在宅医療のニーズが増えたことでサービスも多様化しました。選択肢が多いのは喜ばしい反面、難しさを感じる方も多いと思います。選択肢の中から私がご提案を差し上げることで、ご本人にとって最良の環境をつくるためのお手伝いをさせていただきます。患者、家族、医師、ケアマネジャーなどチームには上も下もなく、みんな並列ですので、何かを我慢する必要はありません。そもそもストレスや負担がかかるようなら在宅医療の意味はありません。いろいろとお話をしながら試行錯誤していきましょう。また、訪問範囲は定められたエリアがありますが、対象エリア以外でもお伺い可能な場合もあります。まずはご相談ください。

Access