全国のドクター8,948人の想いを取材
クリニック・病院 160,842件の情報を掲載(2021年6月25日現在)

  1. TOP
  2. 神奈川県
  3. 横浜市港北区
  4. 日吉駅
  5. 日吉の森 内科クリニック
  6. 森田 あかね 院長

森田 あかね 院長の独自取材記事

日吉の森 内科クリニック

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2021/05/21

20210112 196821 top

日吉駅東口から歩いて6分ほど、綱島街道沿いの医療ビル2階にあるのが「日吉の森 内科クリニック」だ。広々とした院内は、天然木やタイル、アイアンといった素材を多用したインテリアが印象的。待合室にはアロマの芳香が広がり、ゆったりとくつろいで過ごすことができる。華やかな笑顔で迎えてくれたのは、森田あかね院長。呼吸器内科や老年医療の分野で活躍した後、2020年秋に同院を開院した。「めざすのは、お顔を見ただけでその日の体調がわかるような関係の構築。病気だけではなく患者さんの生きがいや人生といった背景も考慮し、ともに歩む医療です」と抱負を語る。内科、呼吸器科を軸に、アレルギー科や訪問診療まで幅広く展開する同院の特徴やめざす医療について、詳しく聞いた。
(取材日2020年12月28日)

長引く咳や喉の違和感に、適切な医療の提供を

まるでカフェのような雰囲気で、すてきなクリニックですね。

1

ありがとうございます。医院をデザインする際には天然木やタイル、アイアンといった素材を積極的に使って、あえて「病院らしくない」空間づくりを考えました。クリニックによくある白一色の空間も清潔感があってすてきだとは思うのですが、訪れた方が緊張してしまうかもと考えました。当院では訪れた方にリラックスしていただきたいという思いで、院名にもある「森」をイメージした、天然木やグリーンが似合う空間にしてみました。雰囲気づくりに留まらず、内科医院として患者さんにご安心いただけるように感染症対策にも注力。2つ設けた隔離室には陰圧換気システムを導入しています。完全予約制の発熱者の外来診療枠を診療日ごとに設けて、時間的隔離も実践しているので、感染症の流行中にも安心してご受診いただけると思います。

どのような患者さんが多くいらしていますか?

近隣エリアにお住まいの方を中心に、ご高齢の方から子育て世代の方まで幅広くご来院いただいています。開院の際に特にご連絡はしなかったのですが、前職時代の患者さんが来ていただくこともあり、ありがたく思っています。症状としては発熱や咳、たん、喉の違和感などを訴える方が多いですね。この辺りは近年工事が多く粉塵が舞っているためか、喘息の再発をご相談されることも増えています。女性の患者さんでは不眠や胸痛など自律神経失調に由来すると思われる不調のご相談も多いですね。

院長は呼吸器内科がご専門でいらっしゃるのですね。

20210107 2

大学病院時代には慢性呼吸不全の重症患者さんも多く診てきましたし、結核病棟での勤務も経験してきました。そうした方のフォローはもちろんのこと、比較的軽症とされる症状についても、原因の見極めを丁寧に行うようにしています。一口に「咳」といっても、肺の炎症によるものに限らず、副鼻腔炎や咽頭炎などさまざまな原因によって起こり得ます。また、炎症にもアレルギー性のものから細菌性のものまでさまざま。症状の根底にある原因を探ることで不要な薬の投与を避け、ピンポイントで適切な治療を行うことにつながります。

漢方薬も選択肢に、体質改善で症状緩和や予防をめざす

症状の鑑別は具体的にどのように行うのでしょうか。

3

咳の出方やたんの色などを伺うことに加え、胸腹部や副鼻腔などのエックス線撮影も行います。医師になった当初は放射線科に所属していた経験もあり、読影は数多く行ってきました。画像により心不全や肺炎、結核、がんといった病気の有無を確認し、「なぜ咳が続くのか?」に迫ることができます。咳やたんでは安易に風邪と診断されるケースも多いようですが、本来「風邪」という診断名は存在しません。すべて「風邪」と片づけるのではなく、似た症状を持つ疾患の可能性を丁寧に排除するように心がけています。

漢方薬の処方にも対応していらっしゃるのですね。

一般的な薬で改善が見られない方などに、漢方薬をご提案することもよくあります。医療用漢方製剤なので、健康保険が適用できます。西洋医学とは異なるアプローチで病に迫る東洋医学では、体質改善を通して症状の緩和をめざします。「病気になってから薬を飲む」だけではなく、予防的な服薬も可能となるのです。実際に漢方薬を自宅で自分や子どもに試してみたことをきっかけに、独自に勉強しているところです。患者さんのほうから漢方薬を求められることも多く、治療の選択肢の一つとして用意しています。

保険診療のほかに、自由診療も提供されているのですね。

20210107 4

はい。更年期症状を和らげる目的でのプラセンタ注射に関しては、条件が合えば保険診療で行うことも可能です。基本的に患者さんがお求めになる治療については、できる限り対応していきたいというスタンス。今後も薄毛が気になる方へのAGA治療や花粉、ダニなどのアレルギーに対する舌下免疫療法など、ニーズに合わせて導入を検討中です。

患者や家族の人生に向き合い、ともに歩む診療を

診療の際に心がけていらっしゃることは?

5

病院勤務を経て、医師と患者の間に信頼関係、いわゆるラポールを形成することの重要性を実感しました。治療において、互いが信頼し合っているからこそかなう交流や、それに基づく提案や選択が、ご本人やご家族にとっての幸せや満足につながるというケースも多くあるのです。例えば、積極的な治療を求めず、現状を静かに受け入れて家族との時間を過ごしたいと願う方も多くいらっしゃいますが、「治療をしない」という選択肢のご提案には、信頼関係が不可欠になります。患者さんの生き方や人生といった背景にも向き合い、最初から最期までともに歩むことができればと考えています。病気ではなく、その方の人生を見る医療です。それぞれの方にとっての適切な医療をご提供することと同時に、私自身、患者さんやご家族とのふれあいの中で癒やされたり、与えられたと感じることも多くあるのです。

医師を志され、また呼吸器を専門とされたきっかけを教えてください。

父が医師で、その姿を見てきたことが大きかったと思います。田舎の外科医だった父ですが、とにかくよく話を聞く医師で、話を聞くことの効果は当時から実感していたように思います。そんな父の影響もあり、「人を助ける仕事をしたい」という思いもあって医師を志すようになりました。当初は放射線科に所属していましたが、患者さんに向き合う機会があまり多くないということから他科を見てみたいと思うように。呼吸器科で出会った、困難な治療に向き合いながらも前向きな姿勢を忘れない患者さんたちの姿に魅せられ、大きなやりがいを感じたことをきっかけに、この分野を専門に選びました。

休日はどのように過ごしていらっしゃいますか?

20210107 6

小学校の息子と娘がいますので、まだまだ自分の時間は限定的です。とはいえ、これまでの育児を通して、さまざまな気づきを得、学ぶことができたと感じています。子どもたちはそれぞれ自分とは別の人格を持った存在。持っている芽が花開くよう見守り、支えるような母親でありたいと思っています。実際はうまくいかないことのほうが多いですが(笑)。ただ、失敗や苛立ちの連続の中でも、それぞれの悪い点ばかり指摘するのではなく、良い点に目を向けるという姿勢が身につき、それが診療にも生かせるのではないかと感じています。もちろん、育児中のお母さん方の気持ちに共感もできるようになりました。実は、当院のロゴに採用した馬とうさぎのキャラクターは、それぞれ子どもたちの干支なんです。小さな子からお年寄りまで、困った時には幅広くご相談いただけるクリニックでありたいという思いを込めています。

読者に向けて一言メッセージをお願いします。

患者さんによって、ベストな治療は異なります。当院では患者さんとご家族の人生に向き合い、それぞれの幸せにつながる治療を一緒に見つけていきたいと考えています。開院する前に8年間一般病院にて外来を及び病棟管理を行っており、外来では生活習慣病や高血圧、糖尿病、高脂血症などの患者さんを積極的に診療していました。ですので、専門の呼吸器内科だけでなく地域のかかりつけ医として、生活習慣病を含めた慢性疾患についても積極的に行っています。お困りのこと、気がかりがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

プラセンタ注射(自由診療の場合)/1100円~

Access