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森田 あかね 院長の独自取材記事

日吉の森 内科クリニック

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2022/04/27

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日吉駅東口から歩いて6分ほど、綱島街道沿いの医療ビル2階に「日吉の森 内科クリニック」はある。広々とした院内は、天然木やタイル、アイアンといった多彩な素材を使ったインテリアが印象的。待合室にはアロマが香り、ゆったりとくつろいで過ごすことができる。華やかな笑顔で迎えてくれたのは森田あかね院長。呼吸器内科や老年医療の分野で活躍した後、2020年秋に同院を開業した。「めざすのは、お顔を見ただけでその日の体調がわかるような関係の構築。病気だけではなく患者さんの生きがいや人生といった背景も考慮し、ともに歩む医療を実践するため、一人ひとりの全身を拝見しています」と語る。内科や呼吸器科を軸に、アレルギー科の診療も行うほか、訪問診療への移行も可能な体制を整えている同院の特徴やめざす医療について詳しく聞いた。

(取材日2021年11月19日)

長引く咳や喉の違和感に、原因を探り適切な治療を

カフェのような雰囲気のすてきなクリニックですが、どのような患者さんがいらしていますか?

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あえて「病院らしくない」空間をめざしました。よくある白一色のクリニックも清潔感があってすてきだとは思うのですが、訪れた方が緊張してしまうかもと考えました。当院では訪れた方にリラックスしていただきたいという思いで、院名にもある「森」をイメージした天然木やグリーンが似合う空間にしてみました。雰囲気づくりにとどまらず、安心してご受診いただけるよう空間の感染症対策にも注力。2つ設けた隔離室には陰圧換気システムを導入しています。完全予約制の発熱者の外来診療枠を診療日ごとに設け、時間的隔離も実践しています。高齢者から子育て世代まで幅広くご来院いただいており、症状としては発熱や咳、痰、喉の違和感などの相談が多いです。この辺りは近年工事が多く粉塵が舞っているためか、喘息の再発をご相談されることも増えています。女性の患者さんでは不眠や胸痛など自律神経失調に由来すると思われる不調のご相談もよくあります。

先生は呼吸器内科がご専門だそうですね。

大学病院時代には慢性呼吸不全の重症患者さんも多く診てきましたし、結核病棟での勤務も経験しました。そうした方のフォローはもちろんのこと、比較的軽症とされる症状についても、原因の見極めを丁寧に行うようにしています。「咳」は肺の炎症によるものに限らず、副鼻腔炎や咽頭炎などさまざまな原因によって起こり得ます。また、炎症にもアレルギー性のものから細菌性のものまでさまざま。症状の根底にある原因を探ることで、不要な薬の投与を避けピンポイントで適切な治療が行えると考えています。

症状の鑑別は具体的にどのように行うのでしょうか。

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咳の出方や痰の色などを伺うことに加え、胸腹部や副鼻腔などのエックス線撮影も行います。放射線科に所属していた経験もあり、読影は数多く行ってきました。画像により心不全や肺炎、結核、がんといった病気の有無を確認し、「なぜ咳が続くのか?」を探ることができます。咳や痰では安易に風邪と診断されるケースも多いようですが、本来「風邪」という診断名は存在しません。すべて「風邪」と片づけるのではなく、似た症状を持つ疾患の可能性を丁寧に排除するように心がけています。

地域のかかりつけ医として体質や生活の改善も支援

地域密着の「かかりつけ医」をめざしていらっしゃるとか。

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病気の際の診断や治療はもちろん、病気の予防から日常管理、生活上のアドバイスまで、健康を維持するためのサポートを広く提供していきたいと考えています。特にご高齢の患者さんになると、表面に出ている症状以外にも基礎的な疾患をお持ちの方もいらっしゃって、季節性の咳で受診された方が高血圧や糖尿病で別の病院にかかっているということもよくあります。咳の発作で血圧が上がるケースや、定期受診時の息遣いで呼吸器疾患が見つかることも。複数の医院を受診することは大変ですし、薬の重複なども気になります。私は一般病院での外来および病棟管理も経験しており、生活習慣病や高血圧、糖尿病、高脂血症などの患者さんを積極的に診療してきました。呼吸器疾患に関わらず、生活習慣病や更年期障害といった長期管理が必要な病気についても、お気軽にご相談いただければと思っています。

漢方薬も処方していると伺いました。

一般的な薬で改善が見られない方などに、漢方薬をご提案することもよくあります。医療用漢方製剤なので健康保険が適用できます。西洋医学とは異なるアプローチで病に迫る東洋医学では、体質改善を通して症状の緩和をめざします。シンプルな処方で複数の症状に対応できる上、「病気になってから薬を飲む」だけではなく予防的な服薬も可能です。患者さんのほうから漢方薬を求められることも多く、治療の選択肢の一つとしてご用意しています。

ほかにも幅広い医療を提供されていますね。

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花粉、ダニなどのアレルギーに対する舌下免疫療法は保険診療で対応しており、内服薬に加えて軟こうなどもお出ししていますので、一つのクリニックで必要な対応がかないます。更年期症状に対しては、45歳~59歳の女性であれば保険適用となるプラセンタ注射もご提供していますし、患者さんがお求めになる治療については基本的にできる限り対応していきたいというスタンスで、AGA治療、ビタミン点滴、ニンニク注射などは自由診療で対応しています。今後もニーズに合わせて導入を検討していきたいですね。

互いが信頼し合う関係性を重視し、ともに歩む医療を

診療の際に心がけていらっしゃることは?

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病院勤務を経て、医師と患者の間に信頼関係、いわゆるラポールを形成することの重要性を実感しました。治療において、互いが信頼し合っているからこそかなう交流や、それに基づく提案や選択がご本人やご家族にとっての幸せや満足につながるというケースも多くあるのです。例えば、積極的な治療を求めず、現状を静かに受け入れて家族との時間を過ごしたいと願う方も多くいらっしゃいますが、「治療をしない」という選択肢のご提案には、信頼関係が不可欠になります。患者さんの生き方や人生といった背景にも向き合い、最初から最期までともに歩むことができればと考えています。病気ではなくその方の人生を見るのが医療です。それぞれの方にとっての適切な医療をご提供することと同時に、私自身、患者さんやご家族とのふれあいの中で癒やされ、与えられたと感じることも多くあるのです。

医師を志し、呼吸器内科を専門に選んだきっかけは?

父が医師で、その姿を見てきたことが大きかったと思います。田舎の外科医でしたが、とにかくよく話を聞く医師で、話を聞くことの大切さは当時から実感していました。そんな父の影響と、「人を助ける仕事をしたい」という思いもあって医師を志すようになりました。当初は放射線科に所属していましたが、患者さんに向き合う機会があまり多くないということから他科を見てみたいと思うように。呼吸器内科で、困難な治療に向き合いながらも前向きな姿勢を忘れない患者さんたちの姿に魅せられ、大きなやりがいを感じたことをきっかけに、この分野を専門に選びました。

休日はどのように過ごしていますか?

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小学生の息子と娘がおり、まだまだ自分の時間は限定的です。これまでの育児を通して、さまざまな気づきや学びを得ることができました。子どもたちはそれぞれ自分とは別の人格を持った存在。持っている芽が花開くよう距離を置いて見守り、いざとなったら支えられるような母親でありたいと思っています。実際はうまくいかないことのほうが多いですが(笑)、失敗やいら立ちの連続の中でも、悪い点ばかり指摘するのではなく、良い点に目を向けるという姿勢が身につきました。もちろん、育児中のお母さん方の気持ちにも共感できます。実は、当院のロゴに採用したウマとうさぎのキャラクターは、息子と娘の干支なんですよ。

読者にメッセージをお願いします。

患者さんによって、ベストな治療は異なります。当院では患者さんとご家族の人生に向き合い、それぞれの幸せにつながる治療を一緒に見つけていきたいと考えています。特にご高齢の方では、症状が多岐にわたり、倦怠感や食欲不振から体力不足に陥り、筋力低下してさらに行動が難しくなるという悪循環に入ってしまうこともありますし、更年期障害や自律神経の不調などでは薬に抵抗感を感じる方もいらっしゃいますので、症状に応じて生活習慣を指導しながらフォローアップを行います。病院に通えなくなるほどになる前に、より良い状態をキープするためにも、小さな気がかりでも気兼ねなくご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

AGA治療/7000円~、ビタミン点滴/2500円、ニンニク注射/1500円~

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