全国のドクター8,888人の想いを取材
クリニック・病院 160,973件の情報を掲載(2021年12月08日現在)

  1. TOP
  2. 兵庫県
  3. 神戸市東灘区
  4. 住吉駅
  5. とよた内科クリニック
  6. 豊田 成徳 院長

豊田 成徳 院長の独自取材記事

とよた内科クリニック

(神戸市東灘区/住吉駅)

最終更新日:2021/10/15

196598 top

JR神戸線の住吉駅から徒歩5分ほどの好立地に、2020年10月1日に開業したばかりの「とよた内科クリニック」はある。院長の豊田成徳先生は、提供できる医療のレパートリーが広いジェネラリストをめざし、西宮市立中央病院の呼吸器内科で研鑽を重ねた努力家だ。勤務医時代は救急当直を積極的に務めるなど、開業後に地域のかかりつけ医としてさまざまな症状に対応できるよう、経験を積んできた。爽やかな笑顔と、気さくな人柄は、初対面の患者の緊張をほぐすのに一役買っている。「この地域で1日でも長く診療を続けていきたい」と語る豊田院長に、開業を決意したきっかけから、診療への思いなど、さまざまな話を聞いた。

(取材日2020年10月9日)

患者の近くにいられる医師をめざして開業を決意

開業を決意したきっかけについて教えていただけますか?

1

私は、医師の人生というのは、いろいろなルートがあると思うんです。例えば、ある分野の専門性を高めていくというルートと、広く全体を診ることができるジェネラリストというルートがあったとすると、私は断然ジェネラリストのほうになりたいと昔から思っていました。勤務医としてスタートした医師生活も、毎日やりがいを感じていたのですが、働いている中で「もっと患者さんに近い存在をめざしたい」と思うように。そうなると、やはり開業することは大前提でした。もちろん、ある程度年齢を重ねてからでも開業することは可能ですが、それでは短い期間しかできません。地域でできるだけ長くやっていきたいという思いがあったので、今のタイミングで開業を決意しました。

クリニックを開業する際、どのような点にこだわりましたか?

それは断然、感染対策ですね。この場所を契約したのが今年の1月だったのですが、その後すぐに新型コロナウイルスの感染が拡大してしまったので、感染対策には力を入れました。開業直前まで勤めていた西宮市立中央病院では、コロナ対策の取り組みを評価していただいたという経験がありました。本来は4月頃からクリニックの設計に取りかかる予定だったのですが、コロナ対策室のほうが忙しすぎて開業準備が遅れてしまった部分もあります。その後、実際に設計をお願いする段階になった時には、その経験を生かして設計に反映することができたと思います。特徴としては、一般の患者さんと熱のある患者さんとは、動線を完全に分けているということ。それから、呼吸器疾患のある患者さんの中には酸素吸入のための機材を転がしてくる方も多いので、バリアフリーであることも前提に設計しました。

患者層についても教えていただけますか?

2

まだ開業したばかりなのでなんとも言えませんが、駅前の人通りが多い立地でもあるので、これから幅広い世代の患者さんが来てくださればいいなと思っています。今は私の父母くらいの年齢の方が多く通ってくださっていて、まるで息子のようにかわいがってくださっています(笑)。ちょうどここは通学路にもなっていて、毎日夕方になると近所の中学生が仲良く帰っているのを、ほほ笑ましく見させてもらっています。お子さんから高齢の方まで、幅広い年齢の方に気軽に通っていただけたらうれしいですね。

丁寧な説明と対話で、患者のニーズに合った医療を提供

先生が得意とする分野は何ですか?

3

当院は呼吸器内科も標榜していますので、肺気腫のような慢性閉塞性肺疾患(COPD)や気管支喘息の患者さんも来院されます。その治療に使用する吸入薬については、かなり詳しいという自負があります。吸入器に違いがあるのかと思われる方もいるかもしれませんが、私は吸入器の操作性や機能性、使用する薬剤の種類、薬がきちんと吸えているかを確認できるかどうかなどを考慮しながら、患者さん一人ひとりに合わせた適切な吸入器を選ぶということに力を入れています。患者さんによっては、日常生活で苦しい思いをされている方もいますから、そういう方々が適切な吸入器を使用することによって少しでも楽になれたらと願っています。実際に、吸入器の使い方や使い分けによって、患者さんの生活の質が変わるというケースをたくさん経験してきましたから、特に肺気腫などは進行性の病気なので、できるだけ早く治療を始めていただきたいと思います。

診療の際に、どのようなことを大切にしていますか?

とにかく患者さんの話をしっかりと聞くことです。時間をかけて細かく病状を説明し、丁寧に患者さんの話を聞くということを心がけています。患者さんが理解しやすいように、専門用語は使わずにわかりやすい言葉で話すということもポイントです。これは、学生時代に長く家庭教師をしていた経験が生かされているなと感じています。

スタッフは全部で何名いらっしゃいますか?

4

現在は看護師2名と医療事務4名で対応しています。皆さん「スーパー看護師、スーパー医療事務」と呼ぶのにふさわしいベテランぞろいで、私にとって自慢のスタッフです。9月中旬に採用が決まり、そこから2週間の準備期間を経て開業を迎えたのですが、まだ出会って1ヵ月たっていないというのに、皆さんとても仲が良いんですよ。そういうスタッフ同士の関係の良さというのは患者さんにも伝わりますから、素晴らしいスタッフの方々とのご縁に恵まれて良かったと思います。

誰でも気軽に相談に立ち寄れるクリニックでありたい

お忙しい毎日だと思いますが、どのようにリフレッシュされていますか?

5

4歳の息子と2歳の娘がいるのですが、一緒に過ごす時間がリフレッシュになっていますね。勤務医時代は忙しかったのですが、休みの日には家族と一緒に出かけたり、忙しい中でもできるだけ子どもとの時間を持つようにしています。あとは、子どもの頃から将棋が大好きで、今はオンラインの将棋で強い人を探して対戦するのを楽しんでいます(笑)。

今後の展望について、お聞かせください。

この地域の方々が、どんな医療を求めているのかを常に考えて、そのニーズに合った医療を展開していきたいと思っています。どれだけ医療が進歩して良い治療ができるようになっても、それをしっかり患者さんに届けられなければ意味がありません。患者さんにとって医療機関に通うということはハードルの高いことだと思いますが、そのハードルをできるだけ下げて、誰でも気軽にふらりと相談に立ち寄れるようなクリニックになれたらうれしいですね。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

6

私はこれまで、「人と人とのつながり」や、「礼を尽くす」というようなことをとても大切にしてきました。今回ご縁があってこの地に開業することができたことに感謝し、地域のかかりつけ医として、1日でも長く患者さんに寄り添い続けられる医師でありたいと願っています。今は新型コロナウイルスの影響で、通院することに不安を感じている方も多いと思いますが、当院では勤務医時代のコロナ対策室での経験を生かし、できる限りの対策をしていますので、安心して通っていただければと思います。

Access