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生活の質が大きく向上する可能性も
頻尿の検査と治療

神楽坂泌尿器科クリニック

(新宿区/神楽坂駅)

最終更新日:2021/01/15

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  • 保険診療

年齢を重ねるごとに発症リスクが高まるといわれている「頻尿」。日常生活に大きな支障がなければ、やり過ごしてしまう人も少なくないだろう。しかし適切な治療や生活指導によって症状が緩和に向かい、QOL(生活の質)が大きく向上する可能性もある。頻尿には複数の原因があるため、原因を明確にして適切な治療を行うためにも、経験豊富な専門の医師に相談できれば安心だ。泌尿器科疾患全般に幅広く対応する「神楽坂泌尿器科クリニック」の室宮泰人院長は、「前立腺がんや膀胱炎などの病気が潜むケースもあるため、一度検査を受けてみてはいかがでしょう」と話す。頻尿の定義や症状、具体的な診療の流れについて室宮院長に聞いた。(取材日2020年12月22日)

検診・治療前の素朴な疑問を聞きました!

Qどのくらいの頻度でトイレに行ったら頻尿なのでしょうか?
A

基本的には日中8回以上、もしくは就寝中2回以上トイレに行くことが頻尿の定義となります。1回あたりの排尿量は関係なく、あくまでも回数が基準になります。もし排尿回数が日中8回以下でも、ご自身が「以前より排尿回数が多いな」と感じたら、頻尿を疑ってもよいかもしれません。1日の排尿回数には、個人差があるからです。頻尿の原因はさまざまですが、前立腺肥大症、過活動膀胱、神経因性膀胱、心因性の4つに大きく分けることができます。それ以外にも、尿路感染、膀胱炎、悪性腫瘍などがきっかけで頻尿になることもあります。まずは検査で頻尿の原因をしっかり調べてから、適切な治療計画を立てることが大切です。

Q排尿の回数以外に、頻尿のサインはありますか?
A

排尿に時間がかかる、おしっこに勢いがない、おしっこが我慢できないという切迫感、トイレに間に合わない、尿漏れや血尿がある、排尿の際に痛みを感じるなどの症状があれば受診を検討してください。膀胱がんや前立腺がんなどの悪性腫瘍が潜んでいる可能性もあるので、たかが頻尿と侮らず早めの受診をお勧めします。頻尿に限らず、尿失禁に悩んでいる方も受診をしていただきたいです。尿失禁には、尿を出したくても出せないのに尿が少しずつ漏れてしまう「溢流性(いつりゅうせい)尿失禁」や、重い物を持ち上げたり咳をしたりしたはずみで尿が漏れてしまう「腹圧性尿失禁」などがあります。心あたりがある方は、一度医師に相談してみてください。

Q年齢が上がるにつれて、頻尿になるリスクは高まるのですか?
A

高まります。男性は前立腺肥大症、女性は過活動膀胱が原因で頻尿になることが多いのですが、どちらも加齢に伴い発症リスクが高まるからです。前立腺肥大症になると肥大した前立腺が尿道を圧迫し、1回の排尿量が少なくなるため頻繁にトイレに行くようになります。過活動膀胱は膀胱が収縮することで尿が我慢しにくくなり、排尿回数が増えます。それ以外にも、慢性前立腺炎、急性前立腺炎などが頻尿の原因になることもあります。尿路結石、膀胱結石、膀胱がん、前立腺がんなどが潜んでいる可能性もあるので注意しましょう。頻尿予防として骨盤底筋を鍛える体操がありますが、この体操は溢流性尿失禁や腹圧性尿失禁にお悩みの方にもお勧めです。

検診・治療START!ステップで紹介します

1問診ではできるだけ詳しく情報を共有

頻尿にはさまざまな原因があるため、原因を明確にして的確な治療を行うことが大切だ。そのためにも、最初の問診は重要。同院ではアンケートを交えながら、現在の症状や普段の生活習慣などを丁寧にヒアリング。どんなところに原因が潜んでいるかわからないので、できるだけ詳しく医師に話をしよう。

2複数の検査で原因を探る

尿流量検査や残尿測定に加えて、エコー検査も行う。エコー検査では膀胱炎、尿路結石、膀胱がん、膀胱結石、前立腺がんなどの病気が潜んでいないかをチェックするため、臓器の状態を細かく診ていく。尿道に石がないか、膀胱にどれくらい尿がたまっているか、前立腺の大きさなども確認できる。

3排尿日誌に関する説明を聞く

次回の来院は約2週間後。それまでに普段の排尿状態を記録する「排尿日誌」をつけるため、その説明を受ける。日誌には飲んだ水の量、排尿した時間、1回あたりの尿量などを記録。これは治療を行う時にとても重要な情報となるため、しっかり記録しよう。「毎日つけるわけではなく、きちんと記録できそうな日を3日ほど選んでいただければ大丈夫です」と室宮院長。

4一人ひとりに適した治療計画を立てる

排尿日誌を持参して再来院。日誌の情報も組み込んで治療計画を立てていく。メインは「就寝前の水分摂取を控える」「カフェインを控える」といった行動療法になるが、薬物療法を行うことも。前立腺肥大症の場合は前立腺を削る手術を検討したり、過活動膀胱にはボツリヌストキシン製剤の注射を打ったりと、治療法はさまざま。通院ペースは1ヵ月に1回程度。

5医師のアドバイスを参考に生活習慣も見直す

ほかの病気と同様、頻尿も進行するほど治療が難渋しがちだが、早めに治療を始めれば、生活習慣を見直すだけで症状が改善に向かうこともあるという。「辛いものをたくさん食べている」「トイレに行くのを我慢しすぎてしまう」などの生活習慣が頻尿を悪化させている可能性もあるため、医師のアドバイスに従って生活習慣の見直しも行う。

ドクターからのメッセージ

室宮 泰人院長

頻尿は適切な治療を行えば症状が緩和に向かい、生活の質が大きく向上する可能性があるので、悩んでいる方はぜひ受診していただきたいと思います。頻尿が改善されると旅行が楽しめるようにもなりますし、お仕事で長距離ドライバーをされている方などは、運転中に頻繁にトイレに行かなくても済むようになれば仕事がスムーズになると思います。加齢変化だから、と諦めることはありません。私たちは患者さんが以前のように生き生きとした生活に戻るお手伝いがしたいと思っています。気軽に来院できるクリニックをめざして患者さんのプライバシーにも配慮していますので、安心して来院してくださいね。

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