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大藤 竜樹 院長の独自取材記事

横浜日吉おおとう歯科

(横浜市港北区/日吉駅)

最終更新日:2022/05/24

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科 main

日吉駅より徒歩約6分。「横浜日吉おおとう歯科」は、子どもから高齢者まで、家族ぐるみで気軽に通える歯科医院をめざし、2020年10月に開院したクリニック。「開業するなら、親元を離れて最初に暮らした思い出深いこの町で」と、日吉への想いを語る院長の大藤竜樹先生。優しい笑顔が印象的な大藤先生は、技術を駆使しながら難症例にも対応してきたインプラント治療のエキスパート。患者一人ひとりとのコミュニケーションを大切に考え、患者の思いに寄り添うことに努めたいという。治療後もずっと患者の笑顔と健康を守りたいとほほ笑む大藤先生に、患者や歯科診療への熱い思いを聞いた。

(取材日2020年9月21日/更新日2021年12月3日)

なんでも気軽に相談できる歯科医院をめざして

まずはこちらでの開院を決めた経緯をお聞かせください。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科1

実は日吉は結婚して初めて住んだ町。実際に住んでみてとても良いところで、初めて親元を離れて新しい人生のスタートを切った町ということもあり、とても思い入れのある町でした。昔ながらの人情味あふれる雰囲気を残しつつも、駅前の開発とともに新しく越してくるファミリー層の活気が加わり、一層魅力的な町です。開院するなら日吉がいいなとずっと思っていたので、縁あってこの場所に開院が決まったことをとてもうれしく思っています。小さなお子さんから高齢の患者さんまで、お口のことで困った時になんでも相談できる「町の歯医者さん」として、むし歯や歯周病の治療からかぶせ物、インプラント治療、根管治療、予防歯科まで幅広い診療でお役に立ちたいと思っています。

院内設備についても、患者への心配りを意識されたそうですね。

当院は、患者さんに「安心して通い続けていただくこと」をコンセプトに、自分や自分の家族が治療を受けたいと思う歯科医院をめざしています。バリアフリーの院内はベビーカーや車いすのまま診察室まで移動でき、保護者が治療を受けている間もお子さんの様子がわかる位置にキッズスペースを用意しました。クリニック内は専用の空気清浄機で常にクリーンな空気を保ち、プライバシーに配慮した完全個室型のユニットには口腔外バキュームを導入。治療に使用した器具は、ヨーロッパ基準の「クラスB」をクリアした高圧蒸気滅菌器を使用し、患者さんごとに滅菌処理を行うなど院内感染対策を徹底します。また、肉眼では見えないミクロレベルの患部を拡大して詳細に確認できるマイクロスコープや歯科用CT、患部へ唾液が入るのを防ぐラバーダムを使用し、安全と精度を重視しながら、「丁寧でわかりやすい説明」と「痛みに配慮した診療」を心がけていきます。

診療方針について教えてください。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科2

当院は先進の技術や機材を駆使して、できるだけ再発の少ない治療を心がけていくつもりです。そのためには、まず患者さんのお話をできるだけお聞きし、生活習慣なども踏まえて歯が悪くなった原因を明確にすることが大切です。むし歯を詰めて終わり、痛い歯の神経を取ってかぶせて終わりではなく患者さんとのコミュニケーションを通じて原因を解決した上で治療し、その後の状態を長く維持するためにメンテナンスをしていく、というのが理想的です。そのために、幅広い技術や知識の研鑽を積みベストな治療を提案できるよう心がけていきます。将来的なリスクまで含めてメリットデメリットなど事前に丁寧に説明し、患者さんのライフスタイルに沿った無理のない治療計画を提案したいと考えています。

インプラント治療においては、難症例にも対応

子どものむし歯予防にも力を入れていきたいとか。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科3

多くの保護者は、わが子をむし歯にしないよう一生懸命仕上げ磨きを頑張っています。ただ、むし歯予防のためには歯磨きだけでは不十分なんです。むし歯予防で最も大切なことは、糖類コントロール。砂糖の摂取をできる限り減らすことが重要です。この点は結構厳しく指導させていただきます(笑)。これは成人の方にも言えることで、自分はむし歯ができやすいと感じる方は食生活を見直してみましょう。私からは、まずは日中口にする飲み物は水かお茶にしていただくようにお話ししています。ジュースやお菓子を口にするのは時間を決めて、「1時間に一口チョコレート」のようなダラダラ食べをやめていただく。少しずつできることから生活を変えていくことが、口腔内の環境の改善につながります。ぜひ、当院の予防処置を受けていただきたいと思います。

「痛みに配慮した治療」を大事にされるそうですね。

歯の治療は痛いもの、と思っている方も多いと思いますが、しっかりと麻酔をすれば多くの処置はほとんど痛みなく行うことができます。しかし、麻酔が痛い、怖いというイメージもあるかもしれません。その麻酔自体も痛みに配慮して行います。麻酔の痛みを和らげるために表面麻酔や細い注射針などはよく言われますが、私が重視しているのは麻酔時のスキルです。針を刺すというより、針の上に頬や口唇を引っ張りながらそーっとかぶせるようにします。麻酔したことに気づかれない方も多いです。「最近の麻酔は注射じゃないんですね」とよく言われます(笑)。また、心理面にも配慮し患者さんの前では「針」や「メス」など痛そうな単語は使いません。歯科治療に対して強い恐怖心のある方や痛みに弱い方も、お気軽にご相談ください。

インプラント治療では難症例にも対応可能なのですね。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科4

自分の歯を残すことができず残念ながら抜歯となった場合、噛み心地や審美性、耐久性においてインプラントは非常に優れた治療だと考えます。私は今まで、他院で「インプラントはできない」と言われた方からのご相談を多く聞いてきました。その経験から言うと、ほとんどの方にインプラント治療は可能です。インプラントを断られる理由は、インプラントを入れるだけの十分な骨がないことが多いです。当院では、GBR(骨造成)やサイナスリフト(上顎洞底挙上術)といった治療にも対応しますので、他院で断られた方やセカンドオピニオンが必要な方も、お気軽にご相談ください。とはいえ、どうしても外科処置が怖いという方には歯の移植、ブリッジ、入れ歯などインプラント以外の選択肢もしっかり説明させていただきます。最終的に患者さん自身が一番納得できると思った治療法で最善を尽くすことをお約束します。

患者の健康と笑顔を守るコミュニケーション重視の診療

これまで印象に残っている患者とのエピソードはありますか。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科5

ブリッジにしていた上の前歯が折れてしまい、インプラント含めた全顎的な治療を行った患者さんに、「食事することの喜びを与えてくれてありがとう」とお言葉を頂いたときは感動しました。長期にわたる通院や大がかりな手術で患者さんは大変だったはずなのにそう言っていただけて、「こちらこそ最後まで頑張って治療を受けていただきありがとうございました」とお伝えしました。治療終了後もメンテナンスを継続していただきました。治療自体を患者さんに喜んでいただくのはもちろんうれしいですが、メンテナンスで長くお付き合いいただけることも歯科医師としての大きな喜びです。

今後の展望をお聞かせください。

患者さんに、歯の治療をきっかけに「歯周病に悪いと聞いたからタバコやめたよ」とか、「毎日デンタルフロスをしているけど気持ちいいね」と言っていただけると、歯科医師冥利に尽きます。治療が必要になったということは、何かしらの原因があったということ。そもそもお口の中の病気は慢性疾患といっても過言ではありません。トラブルの原因を取り除き、再発を防ぐためには、生活習慣を変えてお口の中の環境を改善していかなくてはなりません。患者さんとのコミュニケーションを重ねながら、地域の皆さんの口腔衛生に対する関心を高め、患者さんの健康に対する考え方を変えていけるような診療を心がけていきたいと思っています。

最後に読者へのメッセージをお願いします。

大藤竜樹院長 横浜日吉おおとう歯科6

当院では患者さんとのコミュニケーションを大切にし、一人ひとりの患者さんと時間をかけて会話を重ねながら、納得していただける治療に結びつけることに努めます。治療に関する費用はもちろん、メリットデメリットも余すことなくきちんとお伝えし、今だけでなく、5年後、10年後も患者さんに笑顔でいていただけるよう、一人ひとりに寄り添った治療を提案させていただきます。お口は命の入り口です。治療しておしまいではなく、そこからの予防やメンテナンスまで責任を持ち、患者さんの人生に寄り添ってお口の健康を守るために最善を尽くしますので、どなたでもまずはお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

インプラント治療/約35万円~、GBR/約5万円~、セラミックインレー/約5万円~、サイナスリフト/約10万円~

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