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松山 加耶子 院長の独自取材記事

松山眼科クリニック

(四條畷市/四条畷駅)

最終更新日:2020/10/12

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四条畷駅から歩いて約5分。2020年8月に新規開院したばかりの「松山眼科クリニック」は、外来診療と日帰り手術を実施する眼科専門のクリニック。「近視やドライアイ、めばちこ(ものもらい)といった一般的な眼科診療のほか、私が得意とする日帰り手術にも対応できるクリニックをつくりました」と笑顔で話すのは、院長を務める松山加耶子先生だ。白内障や緑内障、網膜硝子体疾患、眼瞼下垂といった手術を受けても、その日のうちに自宅に帰ることができる。また空気清浄装置を設置し、定期的な換気を行うなど、院内の感染症対策も徹底。医療機関特有の緊張感をなくすために、温かい雰囲気をつくることにもこだわったという松山院長に、同院の強みやこれまでの経歴、今後の展望などについて話を聞いた。
(取材日2020年9月11日)

手術も含め「目の悩みは何でも相談できる場所」に

はじめに、開業にあたりこだわったポイントをお聞かせください

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自分のクリニックを持つのであれば、温かみを感じられるような、明るい色合いにしたいとずっと考えていました。患者さん目線に立ったときに、いかにもクリニックという雰囲気だと、居心地が悪く緊張してしまうと感じたからです。それで院内は木目を基調に、オレンジや黄緑といった暖色で統一しました。また院内はバリアフリーであることに加え、待合スペースや診察室など、一つ一つの部屋の広さにゆとりを持ち、車いすやベビーカーでも移動しやすい設計に。リラックスしていただき、ゆったりとした気持ちで診療を受けていただければと思います。あとは日帰り手術に対応できるように、病院と同等レベルの設備と機器をそろえました。手術を受けられても、その日のうちに自宅に帰ることができます。

クリニックの強みはありますか?

当院は白内障や緑内障、網膜硝子体疾患、眼瞼下垂といった眼科疾患に対して、日帰り手術を実施しています。大学病院に勤務している頃から、国内外で数多くの手術を手がけてきたため、手術には自信を持っています。診察を受けて手術が必要だと診断された場合、当院での手術を希望される方は安心して受けていただければと思います。あとは、女性視点で診療できることも強みの一つではないでしょうか。私が育児をしていることもあり、母親目線も生かしながらお話ができると思います。

診療内容について教えてください

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目に関わる悩みすべてに対応しています。例えば、近視や老眼、ドライアイなど、日常生活に支障を来してしまうようなものから、白内障や緑内障、網膜硝子体疾患といった手術やレーザー治療が必要になるものまで、幅広い診療を行っています。患者さんから「逆さまつげを抜くだけでも受診していいですか」とお電話をいただく場合もありますが、まつげやまぶたに関する相談にも対応しているため、気軽に来院していただきたいですね。視力検査をはじめ、眼圧検査、角膜の細胞や形状を調べるための検査、網膜などの断層を見るためのOCT検査など、各種検査も実施しています。最近はお子さんの近視も増えているため、気になることがあれば相談にお越しください。

先生の診療スタンスをお伺いしたいです

いろいろな主訴がある中で、何に一番苦しんでいるかを探すこと。そして処方した薬の効果を聞くこと。この2つが私の診療スタンスです。病院に勤務していた頃は、病名の診断が下りていて、紹介状を持って来院される患者さんがほとんどでした。しかしクリニックで診療していると、診断をつけるところから始まります。適切な診断と治療につなげるためにも、一番苦しんでいる症状の見極めは重視しています。また、診療後に目薬や塗り薬を処方したとしても、それらが患者さんに合っているかどうかは、ご本人に聞かなければわかりません。同じような作用を持つ薬でも種類はたくさんあり、患者さんによって合う・合わないは必ず出てきます。必要に応じて薬の種類を変えたり、治療方法を変えたりして、その人に合った治療を進めるためにも、効果は必ず知りたいと思っています。

内科と外科、両方の知識を生かした眼科診療を実現

医師を志すようになったきっかけは何ですか?

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きっかけは眼科の医師をしている母の存在が大きいです。母は住道で開業していて、私もクリニックの簡単な仕事を手伝っていた時期がありました。その頃はちょうど進路に悩んでいたのですが、患者さんが母に話しかけている様子と、優しく応える母の姿を見て、「医師ってすてきな職業だな」と思うように。その日を境に猛勉強して、医学部に進学することができました。眼科を専門に選んだのもまた、母の影響ですね。子どもが好きなので、小児科と悩んだ時もあったのですが、幼い頃から母が診療している姿を見て育ったこともあり、私も同じように眼科を診ていきたいと思いました。

どんなところに眼科医師の面白さを感じますか?

「眼科は内科でもあり外科でもある」ということが、一番面白さを感じるところです。というのは、内科のように薬を使って治療するケースがあれば、外科のように手術をして回復を図る場合もあるからです。手術時は顕微鏡を使うため、精密さが欠かせません。例えば1回の白内障手術を執刀するには、数えきれないほどの訓練を重ねます。顕微鏡下での手術は視野が拡大されている一方で、普段よりも手先の可動範囲が狭くなりますし、丸い眼球に対して立体的な動きが求められます。ミクロの世界で行う外科処置は難易度が高いからこそ、できるようになったときの喜びはひとしおです。内科・外科両方のやりがいを感じられるのは、眼科の医師だからこそではないでしょうか。

勤務医時代の経験についてお聞かせください

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病院での診療や手術に加え、ネパールでの国際医療にも携わっていました。もともと子どもが好きで、無医村で医療貢献したい気持ちが強かったこともあり、教授から声をかけていただいたのがきっかけで毎年行くようになったのです。年に2回ほど現地へ行き、数日の滞在のうちに多くの患者さんの手術に携わっていました。手術を終えると、言語は違えど手を握って喜んでくれたので、私にとってかけがえのない経験でしたね。開業前の4年間は、研修医時代から興味を持っていたまぶたに特化した診療・手術を手がけました。医師が成長するには、チャンス・症例数・指導医の存在、この3つが不可欠です。関西医科大学の眼科学教室では、ありがたいことにすべての条件がそろっていたため、それらが糧となって今の診療に生きていると感じています。

地域のかかりつけ医として健康サポートをしていきたい

スタッフさんは何人いらっしゃるのでしょうか?

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非常勤を含め、総勢15人のスタッフが当院の診療を支えてくれています。中でも日帰り手術をサポートしてくれている看護師たちは、私が関西医科大学附属病院に勤務している頃からの長い付き合いなんです。昔から同じ現場で苦難を乗り越えてきたメンバーなので、当院でも一緒に手術できることに心強さを感じています。今までもこれからも、絶対的な信頼関係のもと、クリニックづくりを進めていきたいと考えています。

今後はどのようなクリニックにしていきたいですか?

この地域に住む方はどなたでも気軽に利用できて、「あそこに行けば目の問題は解決できる」と思ってもらえるような場所にしたいですね。親しみやすい性格を生かして、診察中は世間話に花を咲かせるなど、患者さんといろいろなお話をしたいと思っています。また院内の働く環境もさらに改善していきたいと考えています。スタッフの中には子育てをしながら勤務してくれているメンバーも多いため、今以上に負担なく働ける環境を築いていきたいと思っています。来院してくださる患者さん、働いてくれているスタッフ、当院に関わるすべての人の幸せにつながるような環境づくりを実現していきたいです。

最後に読者へのメッセージをお願いします

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目やまぶた、まつげに関して気になることがあれば、まずは相談にお越しください。当院で対応できることは精一杯力を尽くし、できないと判断した場合はきちんとその旨をお伝えした上で、信頼できる医療機関を紹介させていただきます。また近年はスマートフォンの普及により、子どもの近視化が進んでいます。お子さんが遠くを見るときに目を細めるなど、これまでと違うなと思ったら、早い段階で眼科を受診していただくことをお勧めします。ほかにも、乳幼児を連れての受診が大変だということは私自身も経験しているため、順番を考慮させていただきます。大変な気持ちを一人で抱え込まず、気軽にお声がけくださいね。

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