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大久保 博世 院長の独自取材記事

相模原町田血管外科クリニック

(相模原市南区/相模大野駅)

最終更新日:2020/09/09

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小田急線のターミナル駅である相模大野駅より徒歩2分という便利な場所にある、モダンなビルの2階に位置する「相模原町田血管外科クリニック」。相模原市出身の大久保博世院長が、自身の専門である血管外科のクリニックとして2020年8月に開業した。大学病院の心臓血管外科で長く診療に携わってきた大久保院長が、今、街中のクリニックという場で提供していきたい医療や、地域の患者への思いについて、語ってもらった。
(取材日2020年8月29日)

地域で医療を完結させたいと開業を決意

血管外科ということですが、どのような病気を診るクリニックなのでしょうか?

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血管外科は私の専門分野なのですが、当院では中でも、足の血管の病気である下肢静脈瘤の検査・治療と、血液透析治療に必要なバスキュラーアクセスの代表的なものである透析シャントの造設手術や、狭窄・閉塞などのシャントトラブル時の対応などを、いずれも日帰り手術で対応することを特徴としています。下肢静脈瘤については、日本人の10人に1人がかかる病気ともいわれており、あまり自覚症状がないのですが、進行すると静脈炎や色素沈着、潰瘍を引き起こすため、早めの受診をお勧めしたい病気です。また、シャントトラブルについても、スムーズに対応させていただかないと透析のスケジュールにも影響を及ぼします。これらの対応を、遠方の基幹病院まで足を運ばずとも地域のクリニックで完結して行えることが、特に新型コロナウイルス感染症の流行する中で移動や外出をできれば避けたい現代においては、たいへん重要だと考えております。

それで、「コロナ禍」ともいえる今、2020年8月に開院されたわけですね。

そうですね。ですから、患者さんが来院されやすいよう、アクセスの良さを重視して場所を選びました。相模大野駅から徒歩2分ですので、小田急線や相鉄線沿線からも便利ですし、車であれば国道16号が使えるので、横浜線沿線の方にも便利かと思われます。足の症状を持つ患者さんが多いということで、当院はビル2階になるのですが、エレベーターも使っていただけます。また、階段のほうも、当院への専用階段となり、広さも十分あるので、付き添いの方がおられる場合にも比較的使いやすいのではと思っております。

院内もバリアフリーで、かつ、広々としています。

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十分なスペースがあるので、待合室も座席数を多くとっておりますし、車いすでも楽に院内を動いていただけます。また、下肢静脈超音波検査は、診察室内で行えますので、特に移動いただく必要はありません。下肢静脈瘤の手術後は15~20分程度休んでいただくのですが、それもリカバリー用のチェアを用意してありますので、他の患者さんを気にすることなく、ゆったりと過ごしていただけます。院内の内装は、白と深いブラウンを基調として、落ち着きを持たせました。診察室の床は、患者さんに親しみやすく感じていただけるよう、ブラウンのフローリングにしています。

経験を生かした下肢静脈瘤とシャント対応の日帰り手術

改めて、特徴である診療についてお聞かせください。まず、下肢静脈瘤では、どのような対応が可能ですか?

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下肢静脈瘤は、軽症の場合には自覚症状があまりない病気なのですが、重症化すると色素沈着や潰瘍という傷ができてしまい、そこから治療を始めると時間がかかってしまいます。ですから、むくみや皮膚表面に近い足の静脈がぼこぼこしているように感じることがあれば、ぜひ一度、診させてもらえればと思います。超音波検査で血管の弁の状態を確認し、むくみの原因となるような弁不全があれば、まず、脚を圧迫する医療用の弾性ストッキングを着用してもらうなどして、その症状が下肢静脈瘤に由来するものか否かを判断します。そこで、下肢静脈瘤であることが判明すれば、手術を検討することとなります。手術方法はいくつか選択肢がありますが、当院では患者さんの負担も少ないレーザーによる血管内焼灼術を主に行っています。

そのレーザー治療が、日帰り手術で受けられるのですね。

そのとおりです。この下肢静脈瘤の血管内焼灼術は、静脈に極細の光ファイバーを入れて血管内でレーザーを照射し、静脈を塞ぐ治療法になります。私自身、大学病院等で、命に関わる難易度の高い腹部大動脈や胸部大動脈、下肢動脈の血管内治療を長年、専門的に行ってきましたが、下肢静脈瘤の血管内焼灼術も同じ血管内治療であり、患者さん一人ひとり同じ思いを持って、治療にあたりたいと思っております。

透析シャントの造設手術やトラブル対応については、いかがでしょうか。

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こちらも基本的には、日帰り手術で対応いたします。透析シャントとは、血液透析を行う際に、十分な血液量を確保するために、動脈と静脈を体内でつなぎ合わせた血管のことを言います。自家静脈や人工血管で作成しますが、繰り返し使用するうちに再手術や血管拡張といったメンテナンスが必要になることがあります。当院で造設されたシャントに限らず、他院で造設されたシャントでもメンテナンスはお引き受けをさせていただきます。これも、今の時代においては、なるべく地域の医療機関で対応させていただくのが良いという考えによるものです。当院のある相模原・町田エリアの透析患者さんの助けになればと思っております。また、これら以外の血管外科の病気や、一般外科・内科の診療も行っておりますので、地域のかかりつけ医として頼っていただければと思います。

地元である相模原で、すぐ名前の上がるクリニックに

院長先生が医師を志された、思いをお聞かせください。

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もともとは進路を考える際に、弁護士である父が、私には医師が向いているだろうと勧めてくれたことがきっかけでした。また、私自身も人のお役に立てる仕事に就きたいと思っていたこともあります。血管外科に進んだのは、祖父が腹部大動脈瘤を破裂させて亡くなったことが頭にあったからですね。同じような病気の方を治したい、何とかお役に立ちたいと思ったのです。実際に、大学病院では直近の5年間ほど、そのような患者さんの手術を来る日も来る日も行ってきましたので、祖父も天国から喜んでくれていたかと思います。

そこから開業をされて、今度は地域医療に貢献されていくわけですね。

血管外科というのは狭い世界で、医師同士もよく知り合っているものなのですが、かつて私を指導くださった先輩お二人がやはり、血管外科で開業をされているんです。地域は異なりますが、それぞれのご活躍ややりがいなども伺っていて、私自身もいつかは地域医療に転身したいと、7年ほど前から思うようになっていました。そこで、小学生くらいからなじみのある相模大野で開業をすることにしたのです。また、北里大学病院のほうも、これまで手術をさせていただいた患者さんのフォローがありますので、引き続き非常勤で勤務はしております。ですから、当院の患者さんでも、特別な手術や加療の必要な場合にはそちらを紹介させていただくことも可能です。

この地域で、どのような存在のクリニックになっていきたいとお考えですか?

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下肢静脈瘤の治療であれば相模原では当院と思っていただけるくらい、頼りにしてもらえればありがたいです。また、シャントについては、この地域にはなかなか対応できるクリニックがありません。透析の患者さんには、足元のよろしくない方も少なくありませんので、いざという時にはなるべく近隣で対応できると安心だと思います。まずは、多くの方に当院のことを知っていただければと思います。幸い、スタッフは看護師、受付事務とも、5年から10年など、長年一緒に仕事をしてきた信頼のおけるメンバーに集まってもらうことができましたので、患者さんに対しても、皆で気持ちを一つにして対応させていただけると思います。何より私自身、患者さんにわかりやすくお話をし、親しみやすい医師でありたいと思っておりますので、安心して頼りにしていただきたいですね。

自由診療費用の目安

自由診療とは

弾性ストッキング/3200円(メーカーによって費用は異なります。あくまで目安ですので詳しくは医院までお問い合わせください。)

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