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秦 由起 院長の独自取材記事

ぱらん歯科クリニック

(江戸川区/西葛西駅)

最終更新日:2020/08/25

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東京メトロ西葛西駅から徒歩5分の「ぱらん歯科クリニック」。秦由起院長は、自分がされたくない治療を決して患者に行わないことを大切にしながら診療を行う親しみやすい歯科医師。専門家が考える最善策よりも、患者がこうしたいと思う気持ちを尊重し、その上で安全性にも配慮しながら診療を行っていくのだそう。それを可能にしているのは、日々、歯科医療の勉強や経験を積み重ねてきていることと、秦院長自身が患者として観察してきた歯科医療のあり方、それへの反省なのだとか。そんな秦院長に、これまでの歩みと治療のスタンス、患者との向き合い方について、じっくりと語ってもらった。
(取材日2020年7月28日)

オールマイティーに診療する地域密着型クリニックに

ご開業おめでとうございます。クリニックとご自身について教えてください。

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ここはもともと私の兄が歯科医院を開業していた場所で、その兄が同じ西葛西の8丁目に移ることになったことをきっかけに、妹の私が初めて自分のクリニックを開くことになりました。オールマイティーに診療する地域密着型の歯科医院として、患者さん一人ひとりのお役に立てるよう、誠心誠意努めていこうと思っています。特に、できるだけ歯を抜かない治療をめざすこと、自分が患者だったらされたくない治療は行わないことなどを毎日の指針としてやっていくつもりです。

院内の環境づくりをする上で、強く意識されたことはありますか?

落ち着いた雰囲気と、プライバシーへの配慮は頭の中にありました。基本のレイアウトは以前のままですが、壁紙やタイルなどをすべて張り替え、全体の色遣いも一新させました。もし兄が診ていた患者さんがいらしたら、まったく違った印象を持つだろうと思います(笑)。待合室は濃い茶色をところどころにあしらって、少しカフェ風の空間にしています。対照的に、診療室は明るい感じにして、患者さんが落ち着いて治療に向かえるよう、診療台などには鎮静作用のあるグリーン系とブルー系の色が入っています。設備の面では、衛生管理への関心が一層高まっていることも念頭に、たとえ費用が多くかかったとしても、歯科が本来やらなくちゃいけない滅菌対策やウイルス対策を徹底的に行う決意で取り組みました。

クリニックを訪れる方に目立った傾向はありますか?

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今のところ、性別や年代別の人数に大きな差はなく、幅広い年齢層の患者さんが受診されている印象です。お勤めの方は仕事の帰りだけでなく、出勤前の時間を利用されている場合もあります。私は歳の離れた親戚が多く子どもと関わる機会が多かったこともあり、小さなお子さんへの対応は私も得意なんです。初めは治療を急がず、診療台で口を開くところまでの練習だけにして、上手にできた時には「すごいね!」「お兄さんだね!」「こんな5歳見たことない!」と盛大に褒めます(笑)。そうすることで歯科医院への恐怖心が少しでも和らいで、徐々に怖がらずに来てくれています。

自分がされたくないことを相手にはしたくない

治療を説明するとき、より伝わりやすくするために工夫していることはありますか?

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当院では、審美歯科の治療や親知らずの抜歯を希望される場合など、レントゲン写真を長い時間じっくりお見せする必要がある患者さんのために、診療台とは別にカウンセリングのスペースを用意しています。一方、虫歯やクリーニングなど一般的な治療で来られた患者さんへの説明は、診療台にお座りいただいた状態で行いますが、このとき、いつも使っているツールがタブレット端末と電子ペーパーです。タブレットは、主にレントゲン写真を患者さんの手元で確認していただくためのもの。そして電子ペーパーは、これから行おうとしている治療を正しくイメージしてもらうのにとても役立っています。文字や絵を手書きしてワンタッチで消せるので、どの部分が虫歯になっているか、どうして虫歯治療のためにこの範囲を削る必要があるのかなどを、歯のイラストを何度も描きながらお伝えすることができるんです。

治療計画を立てるにあたっては、患者さんの都合や要望に合わせたアレンジもできますか?

はい、もちろんです。大抵の場合、治療の方法や手順は一つではなく、いくつかの選択肢が考えられます。今の状態と可能な治療については私からゆっくりご説明しますが、どの方法を選ぶかは、基本的に患者さんご本人です。例えば、受診時の検査で初期の虫歯が見つかったとしましょう。すぐに削って治してしまうこともできるし、今は削らなくても、普段の歯磨きとクリニックでのメンテナンスさえ続ければおそらく悪くならず、再石灰化も期待できるようなら、どちらを選択しても良いと思います。ちょっと黒ずんでいて見た目がどうしても気になるということなら治療しますし、なるべく削りたくないのであればいったん保留にして、もしも定期検診の時に虫歯の進行が見つかったら言いますね、などとお話しします。どちらにしても、治療計画は患者さんの意向をメインに考えていく、ということです。

先生が治療中いつも心がけていることがあれば教えてください。

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初めにも言いましたとおり、自分が嫌だと思うことは、患者さんに決してしないということです。例えば、歯科を受診したことがある方なら必ず目にしているはずの、歯科用ミラーの使い方。奥歯を見たい時などに用いる器具ですが、歯を映すついでに、柄の部分を使ってほっぺたを引っ張ることはしません。これ、かつて私が患者として治療を受けた時に経験して、すごく痛かったんです。だから、自分が治療にあたる際は、ミラーで引っ張ってしまうことは極力避け、右手のミラーで奥歯を見て、左手の指で優しく引っ張るようにしています。また、虫歯治療についても再発しないようにしっかり削り、治療しています。虫歯が少しでも残ってしまうと、2次虫歯を引き起こし、再び虫歯になってしまいます。いくら補綴が得意であっても、虫歯が残っている上に詰め物やかぶせ物をしても意味がありませんから。

手先の器用さを生かして行う精密な治療が得意

先生が歯科医師として得意にしていることは?

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さっきの話とも通じますけれど、患者さんが治療中に感じるであろうことをくみ取って、自分の治療に生かせること。それと、仮歯を作ったり、虫歯を削って成形する作業も、得意だと思います。もともと手先が器用なほうなんです。成形については歯科技工士さんからよく褒めていただきました(笑)。患者さんは目にする機会がないことですけれど、充填物を入れる前の成形は、歯科の先生によって仕上がりが異なります。この精度によって患者さんが2次虫歯になってしまう可能性が大きく変わるので、引き続き丁寧に行っていきたいと思います。

先生が歯科医師をめざしたきっかけや、影響を与えた人物について教えてください。

早くから人の助けになる仕事がしたいと思っていて、ある時期まで、言語聴覚士や理学療法士などを目標にしていました。しかし、医師をしている一番上の兄から、もしめざす気があるなら、何でも吸収できる若い時期に医師や歯科医師にチャレンジをしてみたらどうかとアドバイスされ、なるほど、そうかと考え直したんです。そして医師と歯科医師の2つの選択肢から、細かい作業が好きな私に向いていると思った歯科医師の道を選び、そのまま今日まで歩んできたというわけです。今では天職だと思います。

最後に、読者へのメッセージをお願いします。

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患者さんがどうしたいのかをしっかりと聞き、治療計画に反映させると言いましたが、患者さんの中には自分で決められるかなとか、専門家である歯科医師から方針を示してほしいとか、そんなご要望もあるかと思います。当院では、判断に必要な情報はきちんとお伝えしますし、一見遠回りでも、ほかの選択をしたほうが痛みが早くなくなるような場合には、そうした提案もさせていただきます。患者さんが無理に治療を勧められたと感じたり、こんなはずじゃなかったと後悔したりすることがないよう、インフォームドコンセントや治療全体の説明の徹底に努めてまいります。

自由診療費用の目安

自由診療とは

セラミック治療/2万5000円、ホワイトニング(ホーム)/2万円、ホワイトニング(オフィス)/4万円、歯列矯正(セラミック矯正)/2万5000円~
※自由診療につきましては、クレジットカードでのお支払いが可能です。

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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