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森 英陽 院長の独自取材記事

エムズデンタルクリニック

(東海市/南加木屋駅)

最終更新日:2022/06/09

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中学校や高校、運動公園などがあり、田畑も点在する住宅街の小高い場所に、「エムズデンタルクリニック」がある。のんびりとした景色の中で、れんが造りのかわいらしい建物が特徴的なクリニックだ。森英陽(もり・ひであき)院長は、保険診療はもちろん、マウスピース型装置を使った矯正などの自費診療をリーズナブルに提供したいと考えており、「クリニックの利幅を削っても、より良い治療をお勧めしたいんです。せっかく治療するなら、良い状態を長く保ってほしいと思っています」と話す。今後はセラミック技工物の内製化を進め、体や財布に負担のかからない歯列矯正や、ジルコニア・セラミックを使った虫歯治療にさらに力を入れたいという森院長に、同院の診療の特徴について話を聞いた。

(取材日2022年3月2日)

地域に根差したクリニックを引き継ぎ開業

歯科医師をめざしたきっかけを教えてください。

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父が歯科医師で、子どもの頃から歯科医師は身近な存在でした。家では優しい父が、クリニックでは厳しくもかっこいい顔を見せていたのも忘れられません。そんな環境の中、いつの間にか自然に歯科医師をめざすようになりました。大学に入り歯科医師としての勉強を始めてみると、手先が比較的器用な自分にはぴったりの仕事だと感じました。歯の形を見ながらさまざまな処置や技工を行うのは楽しかったですね。愛知学院大学を卒業して朝日大学に勤務した後、いくつかの開業クリニックで経験を積み、現在に至ります。

勤務医時代はどんな診療に取り組んできましたか?

虫歯や歯周病治療、根管治療といった保険診療が中心でしたが、インプラント治療や矯正といった自費の診療も経験しました。特に歯列矯正は患者数も多く、これからますます必要とされる分野になると感じましたね。歯列を整えるのは見た目はもちろん、予防の観点からも意義があると思ったんです。そんな中、マウスピース型装置を用いた矯正に出会い、この矯正法は本当に画期的だと感動して本格的に勉強を始めました。従来のワイヤー矯正は、矯正特有の痛みがつきものですが、この装置は痛みが比較的少なく、「痛いからやらない」と考えていた人たちに機会を広める素晴らしい方式だと感じ、ここを主にしてやっていきたいと考えるようになりました。

この場所で開業したのはどうしてですか?

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ここで以前開業していらっしゃった院長がお亡くなりになってクリニックが閉院となり、患者さんが困っていると紹介を受けたんです。折しも自分のクリニックで自分の考える診療方針を貫いてみたいと考えていたところだったので、後を引き継ぐかたちで新規開業しました。窓が大きく明るい院内は、改装することはせず、機材も使えるものはそのまま使っています。一方でマウスピース型装置による矯正などで使用する口腔内スキャナーを導入しました。開業にあたっては初期投資を抑え、その分安価で質の高い治療を提供したいと考えていたため、本当に理想的な場所を引き継ぐことができたと感謝しています。開業を目前に控えた2020年の春、新型コロナウイルス感染症が広がったのは想定外でしたが、以前の患者さんが待っていらっしゃると思い、オープンのスケジュールは延期しませんでした。

矯正など、より高レベルの歯科医療を安価に提供したい

矯正に力を入れていらっしゃるんですね。

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マウスピース型装置を使った矯正の良さを広めたいというのが開業の一つのきっかけでしたからね。矯正というと見た目を良くするために行うと思われがちですが、それだけでなく虫歯や歯周病の予防、顎関節や噛み合わせ全体の改善を図るという目的もあります。矯正を受ければすべてが改善するわけではありませんし、歯周病のリスクがゼロになるわけではありませんが、さまざまな口腔疾患リスクを低減するのに一役買ってくれます。歯並びが悪くても、見た目を気にしないから必要ないという考えではなく、歯並びを良くすることで、生涯のリスクや歯科治療コストを下げていこうという考えです。

どんな患者さんが矯正を希望されていますか?

老若男女、年齢性別を問わず受けられていますよ。子どもはもちろん大人になってから矯正する患者さんも多くて、60代の方もいらっしゃいます。また、子どもの頃などに歯列矯正をしたものの、月日がたって歯並びが少し戻ってしまったというような方もいらっしゃいます。このケースでは大がかりなワイヤー矯正よりもマウスピース型装置による矯正のほうが適していて、負担も少なく矯正を進められます。

矯正のほかに、自費診療で注力されているのはどんなことですか?

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セラミックやジルコニアのかぶせ物を、費用を抑えて提供したいと思っています。保険診療で使える樹脂のかぶせ物は、長く使うことで劣化しがちですし、銀歯はさびた場合に体に悪い影響を与える可能性があります。せっかく治療をするなら、長く安心して使えるものを選びたいですよね。より良い素材、より良い治療法をお勧めしたいので、費用はできる限り抑えています。利益の幅を削っても、ベストだと思える治療をお勧めしたい気持ちが強いんです。ですから、ほかのクリニックで治療を断られた方や、費用面で難しいと治療を諦めていた方も、まずはご相談いただければと思います。

困った時に駆け込める、頼れるクリニックに

開業から2年、地域になじんできたと感じますか?

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スタッフの一部は前のクリニックの時から働き続けているので、私よりも患者さんについて詳しいんです。カルテだけではうかがい知れない患者さんのバックグラウンドをよく知っていて、患者さんに寄り添った心配りができていると感じます。患者さんの人柄や家族、職業など、スタッフから教えてもらうことも多く、本当に助かります。産休・育休から復帰予定のスタッフもいるので、みんなで力を合わせて、さらにチームワークを高めていきたいですね。そうやって一歩一歩ですが、地域の患者さんとも近づけている気がします。当院では自費診療にも力を入れていますが、基本的には保険診療が多いので、虫歯から入れ歯の調整までなんでも全力でこなしていますよ。地域の方が困った時に駆け込めるクリニックでありたいです。

お忙しい毎日ですが、気分転換にされていることはありますか?

実は自分のクリニック以外に、今でも父のクリニックや、開業前に勤務していたクリニックでも診療しています。掛け持ちをしていると隔週でしか休みがとれないので、なかなか趣味の時間は取れませんね。それでも毎日5歳の子どもの寝かしつけをしたり、遊んだりしていると、疲れも取れる気がします。私は小さい頃に甘いお菓子を禁じられていましたが、それが嫌だったので、自分の子どもには食べさせています。無理をして食べさせないのではなく、食べたらきちんと歯を磨くことが大切です。仕事と子どもに追われる毎日ですが、たまに時間ができたら、ゴルフの打ちっぱなしに行きます。まさに気分転換になっていますよ。

今後のクリニックについて展望を教えてください。

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口腔内スキャナーを活用して、歯科技工を内製化したいと考えています。歯並びなどのデータを利用して、院内で入れ歯などを作れるようにしていく予定です。デジタルデータを使うことで、技工物の精度も上がりますし、作製期間もグッと短くなるので、仮歯を入れたまま長い期間を過ごさなくてもよくなるんです。あとは、まだまだ新型コロナウイルスの行く末がわからないので、感染症対策にも変わらず力を入れていきます。検温、消毒、換気は徹底していますし、患者さんは電子マネーでの支払いも可能です。これからも患者さんの利益になることを惜しまず追求し、より良いクリニックにしていきたいです。

自由診療費用の目安

自由診療とは

マウスピース型装置を用いた矯正/成人66万円~、小児38万5000円~、セラミック/詰め物3万3000円~、かぶせ物5万5000円~、ジルコニア/詰め物3万3000円~、かぶせ物5万5000円~

※歯科分野の記事に関しては、歯科技工士法に基づき記事の作成・情報提供を行っております。
カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)については、効果・効能に関して個人差があるため、 カスタムメイド矯正装置(マウスピース矯正)を用いた治療を行う場合は、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。

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