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森戸 亮行 院長の独自取材記事

昭島デンタルクリニック

(昭島市/昭島駅)

最終更新日:2020/10/05

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JR昭島駅近くにある「昭島デンタルクリニック」は、大学歯学部で研究と教育に取り組み、大学病院では歯周治療や根管治療を行ってきた森戸亮行院長が、その専門性を地域医療に生かすため2020年5月に開院。フレンドリーな対応と、わかりやすく真摯な説明で近隣住民に親しまれている。「なるべく患者さんの歯を残し噛めるようにする治療が当院の目標。高齢だから歯周病があっても仕方ない、歯が傷んだら抜かないと仕方ないと諦めず、まずご相談ください」と笑顔で話す森戸院長に、同院の治療方針や特色などを聞いた。
(取材日2020年7月9日)

歯を残し噛めるようにするための治療が目標

開業の経緯をお聞かせください。

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歯学部を卒業して大学院に入り、修了後は大学教員として歯周治療や歯内療法の研究、学生教育に従事し、大学病院では専門分野の診療を続けてきました。ただ、自分の専門性を地域医療に生かしたいとの思いがあり、数年前から大学を退職して開業する計画を考えていたのです。昭島市は兄が整形外科医院の院長として診療する縁がある場所。歯科医師で、入れ歯治療の専門家である私の父に手伝ってもらうこともあり、2020年5月に昭島駅近くのビルに開院しました。予防も含め歯科全般を診ますが、特に歯周治療、歯内療法による根管治療など「歯をできる限り残す」保存治療を専門としています。

診療方針を教えてください。

患者さんの気持ちに寄り添い、口の中をより良い状態にしておいしく食べられるようにすることです。患者さんの困り事はさまざまで、一様にまとめることは不可能です。だからこそ、患者さんの要望に寄り添うためには偏った思考ではなく高度な専門知識が必要です。私の専門は歯周治療や根管治療といった「歯を保存する上で必要な処置」である保存治療です。「良い噛み合わせをつくり、噛めるようにする処置」である補綴や矯正などは、他の専門の歯科医師をそろえ対応できるようにしています。また、保存治療の診療は地域医療として多くの方に利用いただけるよう、可能な限り保険内での診療を心がけています。私は大学で、再生療法を含む外科処置の技術も学びましたが、非外科処置で歯周病と根っこの病気である歯内病変を治すことを一番に心がけていますね。患者さんに必要な技術を提供し、希望にできるだけ寄り添うようお手伝いしています。

院内設備のこだわりを教えてください。

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待合室は落ち着いた雰囲気、診療室は明るい感じ、というように印象を大きく変えたいと考えました。待合室は少しの待ち時間でもリラックスしていただけるよう、床や壁は木目を生かしたダークブラウンの色調で統一し、照明も温かみのある光を使っています。治療の前後に歯磨きやメイクなどをしたい方には、洗口コーナーやパウダールームを設け、居心地の良い空間をめざしました。一方、診療室はダークブラウンの壁に白が基調の床、大きな窓と白いブラインドなどで清潔感も意識しています。診療用ブースは半個室型の造りですが、「閉そく感が苦手」という方から「通路から見えないようにしたい」といった方まで、それぞれのご希望に添えるよう入り口側のカーテンで調節できるようにしました。

丁寧な説明と技術で安心してもらえる治療を志す

貴院での歯周治療の特色を教えてください。

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歯周病や虫歯の予防・治療は非常にシンプルで、「いかに病気を起こす細菌を減少させ、付着しないようにするか」に尽きます。歯磨きが届いていないところは、細菌の塊であるプラークが付着してしまいます。歯周病は、この細菌によって引き起こされる歯肉の炎症である歯肉炎、その炎症に歯の周囲組織の破壊を伴った歯周炎の総称で、年齢が原因というより、プラークが原因で発症する病気なのです。歯肉の炎症を放置すればお子さんでも将来的に歯周炎になるリスクが高くなり、病気の予防と治療、つまり細菌の除去と付着防止には、適切な歯磨きの習慣が欠かせません。当院では病気になる前の状態、病気になった理由と口の中の現状、病気が進むとどうなって、治療はどうすればいいかを順を追ってご説明し、ご本人のご希望も伺いながら歯磨きのアドバイスを行っています。

根管治療の特徴を教えてください。

根管治療が治療の選択肢になるのは、虫歯が進行して歯髄と呼ばれる歯の神経まで細菌が感染し、組織が壊れたときで、細菌と感染した部位の徹底した除去、再感染を防ぐ処置が重要になります。当院の根管治療ではほとんどの症例で歯科用マイクロスコープを使い、肉眼では見えない場所にある患部を拡大して見るなどしながら治療を進めています。また、根の部分に違和感があるといった症状で来院されても、噛み合わせや歯周炎などが原因の場合もあるため、十分な問診と検査をもとに診断し、患者さんと確認しながら治療方針を決めることを重視しています。なお以前他院で根管治療を受けた部位が再発し、再治療が必要になるケースも診ていますが、どのような状況になると再発するかは一定ではなく、歯の根元に痛みや違和感があるならまずご相談いただければと思います。

インプラント治療には注意点があると聞きました。

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私はインプラント治療には厳しい条件をクリアする必要があると考え、当院では行っていません。例えば最初に歯周治療を済ませ、その後もきちんとメンテナンスを続けないとインプラント周囲炎のリスクが高まります。また、高齢の方がインプラント治療を受けると将来の口腔ケアが難しくなるケースもあるなど、治療前に考えるポイントがいくつもあるのです。それよりも適切な診断、入れ歯の設計・型採り、歯科技工士との密接な連携などの基本に忠実に作り込めば、痛みや違和感がほとんどないような入れ歯も作っていけますし、当院でも患者さんに満足いただいています。大学病院で長く入れ歯治療に携わり、現在も歯学部の名誉教授を務める私の父が入れ歯治療を担当するのも、当院の強みといえるでしょう。

楽しく食事をし幸せに暮らすためのサポート役

大学教員をめざされたきっかけは?

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研究することも、人に教えることも、医療現場で治療することにも興味があり、これらをすべて満たすのは大学教員しかなかったのです。歯は一度抜いたら取り返しがつきません。そこでなるべく残せるように治療したいと考えて歯科保存学分野に進み、その中でも手術への興味から歯周治療を専門に選びました。当時は歯周病でダメージを受けた歯周組織の再生療法が話題で、私の研究も再生療法が中心となりました。実は歯周病で再生療法が必要なケースは5%程度しかなく、残りの95%は歯ブラシとわれわれが行う処置のみで治癒が見込めます。外科的な治療も必要ですが、患者さんの負担という観点からもなるべく行わずに治すことを現在は心がけています。私の研究は歯髄という歯の中の神経が専門だったことから、歯科保存学分野のもう一つの領域である歯内療法の教授から声がかかり、現在はそちらに移っています。

スポーツと音楽がご趣味と伺いました。

中学校でバスケットボール部に入部し、大学6年生まで続けました。私の中学時代は人気のバスケ漫画の連載があって、その影響は大きかったですね(笑)。音楽との出会いは幼稚園の頃にピアノとバイオリンを習ったこと。バイオリンは中断してしまいましたが、ピアノはずっと続けていて、高校時代には友人とバンドを組んでロックやポップス系のオリジナル曲を演奏し、今は仕事の後に時間があればピアノの前に座っています。単に楽譜を見るだけでなく、「この曲は音楽家がどのような状況でつくったのか」などバックグラウンドまで調べて、その時の思いまで演奏に込めるのが楽しいんです。

最後にメッセージをお願いします。

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「歯周病ではないかと気になっている」「念入りに歯磨きをしているのに、時々歯肉から血が出る」「歯を抜かずに治療したい」「入れ歯が合わなくて痛い、食べづらい」などなど、当院のホームページには、患者さんごとに異なるお悩みやご不安の点を例示し、こうした問題の解決を一緒に考えていくのが当院のコンセプトだとお伝えしています。一人ひとりの症状と気持ちにフィットした治療を、なるべく保険内の診療でご提供する。それが当院の方針ですから、どうぞご安心ください。高齢になれば仕方ない、入れ歯だから無理、と最初から諦める必要はありません。大学病院で実践してきた基本に忠実な診療、精度を高める工夫により、かなえられる希望はたくさんあります。「楽しく食事をし、幸せに暮らすためのお手伝い」が当院の目標です。ぜひお気軽にご相談ください。

自由診療費用の目安

自由診療とは

矯正治療:検査診断料/5万円~、成人矯正/ワイヤー75万円~、部分矯正/1歯 10万円、ブロック20万円~(金額はあくまで目安です。詳しくは医院までお問い合わせください。)

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