高度なインプラント治療を基盤に
包括的診断・治療をチームで実践
まつのき歯科クリニック
(古河市/古河駅)
最終更新日:2025/02/14


- 自由診療
住んでいる地域で受けられる医療に格差があってはならない。大学病院やさまざまな医療機関がある都会に行かずとも、同レベルの歯科医療が地元で受けられたらどんなに良いか。各世代の人が通いやすく、どんな口内の悩みにも応えられるようなオンリーワンのクリニックをつくりたい。そんな思いを胸に「まつのき歯科クリニック」をはじめとするまつのき歯科グループを立ち上げた小松貴紀理事長。専門分野はインプラント治療で、長年臨床の現場で磨いてきた技術を一人ひとりの歯科医師が受け継ぎ、他院で断られるような難症例であっても積極的に対応している。インプラント治療は選択肢の一つであり、一番大事なのは包括的な視点がベースとなった診断力と語る小松理事長。インプラント治療における考え、同院の取り組みについて話を聞いた。
(取材日2025年1月15日)
目次
大学病院レベルのインプラント治療を提供するため、スタッフの高い志と技術力を生かしたチーム医療を展開
- Q先生はインプラント治療に対しどのようなお考えをお持ちですか?
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A
▲適切な診察・診断をもとに、患者一人ひとりに合った治療を提案
失った歯を再建するための治療法、選択肢の一つといった認識です。それは歯科医師であれば皆さん同様に感じているでしょう。一般的に、ブリッジか入れ歯かインプラントの3つを提示されると思います。例えば、がん治療の場合でも、手術か抗がん剤か放射線治療か主にその中で治療方針を立てますね。医師は、患者さんによってどの治療を勧めるのか、推奨したほうが良いのかを考え、提案しますが、それとまったく同じです。私はインプラント治療を得意とし、技術を磨いてきましたが、インプラントが一番良い、悪いではなく、歯科医師としてフラットな目で診察・診断を行い、その方に合った再建法で治療を進めていくことが何よりだと思っています。
- Q診察・診断がきちんとできることが重要なのですね。
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A
▲デジタル機器と歯科医師の技術をかけ合わせた診断を行う
治療における技術も必要ですが、その前段階、患者さんの口内を診察して「きちんとした診断を下していける力」のほうが重要なのです。当院ではまずはそこに重点を置き、きちんとした診断が行える歯科医師の養成をめざしています。正しい診断ができてこそ、適正な治療方針が立てられ、治療を進めていけるのです。また私は、長くインプラント治療に携わってきましたが、インプラントだけでなく、一般歯科や歯周病などの疾患も常に診ています。患者さんによっては入れ歯やブリッジしかできないケースもありますし、逆にインプラントでなければ難しい症例もあります。総合的に考え、その都度ベストな診断をしていくのが大事だと常々感じています。
- Q難しい症例や他院で断られた患者さんも治療されているとか。
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A
▲どのような相談にも誠心誠意向き合うまつのき歯科クリニック
他院で相談したけれど、骨が少ないために難しいと断られてしまったり、見積もりを取ったが経済的な不安があったりして、紹介やクチコミで来院される方が非常に多いです。当院では大学病院レベルの高性能機器をそろえ、複数のインプラントメーカーの製品を取り扱っているほか、積極的に新しい術式を取り入れているため、提供できる治療方法に幅があり、それを価格にも反映させています。症例数も多いので、私を含め、クリニックの歯科医師は皆、インプラントの治療経験が豊富ですので、ご安心ください。
- Qスタッフさんのモチベーションは、医療の質にどう影響しますか?
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A
▲クリニックの歯周病治療や予防歯科を中心となって担う歯科衛生士
医療サービスの質は、一緒に働いているスタッフの思いに左右されるところが大きいと感じます。一人だと狭い世界の中で甘えが出てきますが、モチベーションの高いスタッフといると、周りも刺激を受けて全体的に相乗効果をもたらすのです。そのため、スタッフを信用してどんどん仕事を任せるようにしています。任されたほうは責任を持ち、それ以上の力を発揮しようと努力し、仕事の質が変わっていきます。当院の歯科医師は全員が勉強熱心で現状に決して満足していません。「もっと、もっと」の思いがほかのスタッフに伝染し、質の高い医療へとつながっています。スタッフも患者さんも笑顔になる、働きやすい職場を提供するのが、私の役目ですね。
- Qインプラント治療はどのような方に適していますか?
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A
▲長いビジョンで将来の自分の健康を想像してほしいと語る理事長
「自分の歯で生涯食事を楽しみたい」と思っている人はインプラント治療を選択されるときっと満足いただけるでしょう。「食の楽しみ」は年齢に関係なく、毎日の食事が何よりの生きがいだからと、仕事をリタイア後に手術を希望される方も珍しくはありません。食べることは生きることにつながり、口を動かすことは、全身の健康にも関わります。あとは、将来を見据えた早めの治療をぜひご検討ください。「今は子どもが優先」と、自身の治療を躊躇される親御さんがいらっしゃいます。優先順位が低いのはわかりますが、先延ばしの結果症状が進み、何倍もの治療費が必要になることも。早い医療介入はその後の人生の質を変える、自己投資でもあるのです。
自由診療費用の目安
自由診療とはインプラント治療/1歯33万円~
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マウスピース型装置を用いた矯正については、効果・効能に関して個人差があるため、必ず歯科医師の十分な説明を受け同意のもと行うようにお願いいたします。