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川崎 悠介 院長、川崎 あかり 先生の独自取材記事

歯科かわさき瀬谷クリニック

(横浜市瀬谷区/瀬谷駅)

最終更新日:2020/09/17

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相鉄線瀬谷駅を最寄りに、40年近く診療を続けてきた歯科医院を受け継ぎ、2019年8月にオープンした「歯科かわさき瀬谷クリニック」。川崎悠介院長、川崎あかり先生の夫婦が中心となって診療する同院には、子どもから高齢の患者まで幅広い患者が訪れ、虫歯や歯周病の治療とその後のケアをはじめ、さまざまな症例に対応する。特に川崎院長の歯科口腔外科、あかり先生の義歯(入れ歯)と、各自の専門性を生かした分野は他院からの紹介患者も多く、地域で頼られる存在となっている。患者からのニーズに応え、これからはインプラント治療やホワイトニングなども始めたいと話す2人に、診療の特色や歯科医療への思いを聞いた。
(取材日2020年7月29日)

基本に忠実な大学病院での医療を地域でも実践

こちらで開院された経緯をお聞かせください。

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【川崎院長】私は大学卒業時から地域で診療することを念頭に、自分の専門である歯科口腔外科の研鑽を深めながら、歯科全般の診療経験を積んできました。病院やクリニックなどを一通り経験し、そろそろ妻と一緒に診療する歯科医院を持ちたいと考えていた時、縁があってこの歯科医院を引き継ぎました。今も大学に籍は残し、通常は当院で患者さんを診て、休診日の金曜日は大学病院で診療しています。
【あかり先生】私は義歯が専門で、大学病院での診療と並行して、地域や規模の異なるクリニックで患者さんを診てきました。当院では義歯のほかさまざまな症例を診ていますが、週のうち数日は大学病院の補綴科で義歯を専門に診療を続けています。

診療の特色を教えてください。

【川崎院長】大学病院で行っている歯科医療の基本を忠実に守り、どのステップも省略せず丁寧に診療することは当院の診療方針の一つです。治療を終えるまで時間がかかる場合もありますが、安全で精度の高い治療が何より重要と考えています。また、急な痛みなどでお困りの患者さんも断らず、お持ちいただけるなら当日中に診療できるよう対応しています。
【あかり先生】初診のとき、「ここだけ治してもらえば」と希望される方もおられますが、当院では口腔内を一つの部位と考え、治療を希望される部分だけでなく口腔内全体を診て、状態をチェックしていきます。患者さんに口腔内の写真をご覧いただき、現在の状態を詳しく説明した後で、どこまで治療を希望されるかを改めて相談し、もちろんそれで当初のご希望どおりであれば、それをもとに治療計画を立てていきます。

予防にはどう取り組まれていますか?

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【あかり先生】歯科医療の基本はプラークコントロールとそのための歯ブラシの扱い方、歯周病の治療です。当院では私たちと歯科衛生士が協力して、すべての患者さんにその方に合った磨き方をマスターしていただき、口腔内の環境を整えていただくことが前提になっています。特別に予防を強調してはいませんが、こうした取り組みは患者さんの歯周病の改善や予防、虫歯の予防に役立っていると思います。
【川崎院長】それに義歯のために歯型を採るときなども、患者さんが歯周病だと出血しやすいため、作業を中断せざるを得ません。まず歯磨きで歯周病を改善することが必要なのです。歯科衛生士とも相談しながら、患者さんの口腔内環境は常にチェックしています。

患者に適した治療を提案し、本人が納得した上で行う

どのような方が受診されているのでしょうか?

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【川崎院長】当院は義歯が得意なこともあり、患者さんの半数近くが60歳以上の方です。お子さんは1割くらい、残りは成人の患者さんで、40代以上が中心です。もちろん高齢の方でも義歯以外にブリッジの治療、一般的な診療で来られる方もおられます。高齢の方は病気をお持ちのことも多く、病状やお薬のことなど、その方の主治医と相談して治療するよう留意しています。お子さんは主に予防がご希望で、成人の患者さんは定期検診、虫歯治療のほか、女性を中心に顎関節症のお悩みもよく聞きます。親知らずの抜歯は歯科用CTで確認後、当院で行うことがほとんどですが、非常に状態がよくない場合はより専門の医療機関にご紹介しています。私も妻も鶴見大学歯学部出身で、大学病院も同じ横浜市内にあるため、必要ならそちらにご紹介することもできます。

入れ歯の治療についてアドバイスをお願いします。

【あかり先生】合わなかったり、噛むと痛みを感じたりしても、そんなものだと考え我慢して使い続けている方もおられるでしょう。しかし専門の歯科医師が基本に忠実に作った義歯で、そのようなトラブルはあまり聞きません。当院は保険診療で多少時間はかかっても、その方に合った義歯をお作りすることを大切にしていますから、一度ご相談いただければと思います。歯を支える顎の骨に大きな起伏がある場合なども、歯科口腔外科出身の院長がその起伏を処置することで、よりフィットした義歯が作れるようになります。フィットしていない義歯は噛むたびに揺れ、その揺れは正常な歯も動かして傷めてしまうので、長期間使っていると正常な歯も悪くなりがちです。適切に作られた義歯は口の中の状態を維持しやすいので、楽しく食事ができ、噛む回数も増えることで体の健康が保ちやすく、認知症の予防などにもつながるとされています。

自分に合った入れ歯を使うことは大事なのですね。

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【あかり先生】ええ、最初にご自分に合った義歯をしっかりと作り、必要なときに調整や修理を加えて長く使っていただくほうが、何度も作り替えるより時間もお金もかからないと思います。
【川崎院長】ただ、当院では何が何でも義歯をお勧めするのではありません。ブリッジが適した方もいますし、義歯とインプラント治療の人工歯が共存しても問題なく、ご本人が使いやすい状態を保つことが歯科医師の仕事です。治療法の決定も、お話ししたその日に決断していただく必要はなく、持ち帰ってインターネットで調べ、ご家族と相談して、じっくり考えて決めていただくようお伝えしています。納得した上で治療に入っていただくことが大切ですから。

今後は新しい診療も提供していきたい

改めてお二人のご経歴をご紹介ください。

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【川崎院長】大学卒業後は歯科口腔外科と一般的な診療の両方ができるところを探し、沖縄県の歯科医院で2年間診療しました。手術室や入院用病室もあり、専門性の高い歯科医療を経験しましたが、患者さんが病気をお持ちのことも多く、内科と連携した診療の必要性を実感。そうした診療を求めて千葉県の歯科医院に1年間勤め、その後は母校の大学病院と地域に根差した歯科医院での診療を兼務し、2019年に当院を開院しました。
【あかり先生】私は学生時代から義歯の専門家をめざし、卒業後は大学病院で診療しました。同時に経験を広げるためニュータウンや昔からの住宅街など、さまざまな地域の歯科医院でも経験を積みました。大学病院に開設されたスポーツ歯科でも学んでいたため、当院でも対応しています。

開院されて約1年が過ぎましたが、感想をお聞かせください。

【あかり先生】患者さんは皆さんとても人柄が温かく、お子さんから高齢の方まで家族ぐるみで通院される方、隣の区や少し交通が不便なところから通われる方もいらっしゃいます。そういった地域密着の感じは、繁華街の駅前にあるようなクリニックとは違いますね。基本に忠実な診療をすると、どうしても時間がかかることが多く、そういう患者さん一人ひとりをじっくり診ていく私たちの診療スタイルともマッチしていたと改めて思います。
【川崎院長】当院のある瀬谷区の高齢化率は横浜市の平均より高く、義歯などのご希望が多いことも当院に合っていましたね。

最後に地域の方にメッセージをお願いします。

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【川崎院長】私は訪問歯科診療の経験もあり、高齢の患者さんは残っている歯でも噛みやすいような食べ物を無意識のうちに選んでしまいがちです。そうした食事内容や噛む回数の違いが健康状態の差につながることを実感しました。予防は大切ですが、悪くなった場合も基本にのっとった適切な治療により、口腔内環境を改善・維持していくことは可能です。大学病院などで研鑽を積んだ私たちに早めにご相談ください。
【あかり先生】外観は昔から続くクリニックのままですが、「歯科かわさき瀬谷クリニック」となって診療内容を一新し、精度の高さを追求した技能と新しい医療情報をもとに治療をご提供しています。患者さんからのご要望が多いインプラント治療、ホワイトニングなども早めに導入したいと考えているので、気軽に受診していただければと思います。

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